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【プロットタイプ】此処を寝室とする!!

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

博物館、癒しオーラ出てるんですよ。

副交感神経を優位。

物を書くことに関係する事以外、さして興味を持たない俺と対照的に、同居人の趣味は多岐に渡る。だから気紛れに同行すると、何かしらの刺激を与えてくれる。


大都会の人混みを抜けた先、人気(ひとけ)のない奥まった一室に辿り着くと、博物館があった。場所が場所な為に、文化系の博物館である為に、GWの中日であるにも関わらず、人が少ない。所謂、穴場と呼ばれるものだった。それ故に、一つ一つの展示品との距離が非常に近い。かなりゆったりと見れる。

静謐な空気、時折流れる機械的なアナウンス、其れから古き物の匂いも相まって、何かし一筆認めたくなる。だがこんなにゆったりと展示品触れる機会はないので、黙って観察する事にした。

漆黒の石碑に目を奪われて、薄ぼんやりと観察していると、隣からこんな声が聞こえて来た。

「此処を寝室としたい……」

ちらりと横目で確認すると、良く言えば恍惚とした、悪く言えば眠そうな目をした鏡花がじっと石碑を眺めていた。

興味はあるのに起きて居られないのか。興奮を覚える対象が近くにあった方が、目が覚めると思っていたんだがな。

とりあえず、此処で倒れられたら面倒故に、近くのベンチへと避難させた。変わらず同行人は眠そうで、幸せそうだった。

「石碑を抱いて寝たい。この際、壺でも良い……。凄いよく眠れそう」

鏡花の趣味は多岐に渡る。骨董品は自分で面倒を見切れないから手を出さないだけで、様々な条件が合えば手を出しそうな空気がある。

「寝るなよ」

「そこまで常識知らずじゃないさ」

其れからその場所を離れるまで、しばらくそうしていた。変わらず同居人は謎が多い。



おまけ え、皆興味無かったでしょ? 無いよね!?


如何せん、学校時代の勉強が得意では無かった。覚えなくても良い事を覚え、いずれ忘れてしまう事に何故時間を費やすか、分からなかったから。

でも歳を重ねる毎に、博物館を訪れる事が趣味になった。あの静謐で、穏やかな時間が何よりも愛おしかった。そうして何時しかその愛は、博物館だけでなく、展示物に向かう事になった。

ある時、博物館の企画展を眺めていると、埴輪や土偶を模したぬいぐるみが販売される事に気が付いた。

「興味ないと思ってたのー!! 土偶のぬいぐるみ買うなら、くまさんぬいぐるみの方に手が伸びると思ってたのー!! 『じゃあきっと私の分はあるはず!!』って思ってたら、売り切れてんだよね……」

え、皆一度は通る道だよね? 土偶と埴輪を見せられて、『これの何が良いんだ……?』って。『いや別に欲しくはない』って。

だから多分、一般流通せず、期間限定で『求める人は少ないから、これぐらいが良い』って運営の判断だと思う。

「もう其れが悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて、瑠衣たんを銅鐸代わりに寝ます」

「俺を巻き込むな」

再販お待ちしてます。

部屋の壁を展示品で埋めるか、本で埋めるのが夢です。

すっごいよく眠れそう。

博物館特有の癒しオーラってなんであんな眠くなるんでしょう?壺抱いて寝たい。


そうして展示品眺めていたら、過去にあった後悔を思い出しました。銅鐸ぬいぐるみ。夢が現実になりました。


え、皆興味ないよね!!

歴史の教科書読んで『うんまぁ、別に』みたいな低いテンションだよね!!

※ソースは小学生の私。

誰得かぁ!? 俺得だぁ!! 最高か!!

※競合が少ないと思ってた。


が、通販を見て『SOLD OUT』。夢が夢に戻りました。

銅鐸を見て思うのは『SOLD OUT』です。

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