ここ、どこ?
初めましてやややです。言いにくくてすいません他に思いつきませんでした。今回初めて小説を書いたので至らない部分が多々あると思います。すいません。まぁ、高校生の気分転換で書いてるので気軽に読んでくれると嬉しいです。楽しんで貰えたらいいなぁ〜って思ってます。
俺は異世界に憧れている。
俺は藍田 透38歳、独身。年齢=彼女無しのしがないサラリーマン。趣味はマンガと人間観察。と言っても人間に興味があるわけじゃない。ただ単に人の視線が気になるだけでそれをいい感じに言ってるだけだ。人にキモイと言われると普通に傷つく。
そんな俺の唯一の息抜きは妄想することだ。別にエロい妄想をするわけじゃない。異世界に転生した時の妄想だ。例えば、突然異世界に飛ばされた場合最初にすることは、場所の確認と食料調達、情報収集が大事だなぁとか、死んで転生する時に神からどんな能力を貰おうかなぁとかの妄想だ。そんなつまらん毎日を送っていた。
鈴虫の鳴く穏やかな夏の夜のはずだったが俺は今異世界にいる。
「えっ…俺ベットの上にいたはずだよな」
思わず声が出た。この時俺はパニクってて思考を放棄している状態だった。その後しばらく経って考えることを始めた。ここはほんとうに異世界なのか、異世界ならばどうして異世界に来れたのか、そもそも俺の姿形は変わっていない。ということは転生ではないと言う事か?分からないことばかりでめんどくさくなったからとりあえずポジティブに捉えた。とりあえず叫ぼう…
「ウォォォー!!やったぁーー異世界だァーー」
なぜ異世界とわかったかと言うと、まず目の前にスライムがいる。しかもこのスライムとても俺に懐いてる気がする。なぜって?そりゃなんか撫でさせてくれる。
「猫かっ」
そんなことはどうでもいい
感触がある――それはVRではありえない感覚だ。それに加え空の色は淡い紫色で片手には剣を持っていた。そして視界の端にはステータスっぽいものが書かれたものが視える。
ステータスにはパワー、スピード、防御とかの基本ステータスと下の方にスキルって書いてある欄がある。でもなんのスキルがあるのかが分からない。なぜ分からないかって?スキルって文字の横に矢印があるんだが開けないんだよ。って、その前に
「お前、名前なんて言うんだ?」
って、喋るはずないよな。
名前なんてないよっ
えっ、頭の中に――誰の声だ?
僕だよ、目の前にいるでしょ?
まっまさかこのスライムが頭の中に直接話しかけているのか?まじかよ異世界やべーー超興奮する!
「まぁいいや、俺が名前付けてもいいか?てか、そもそもなん で俺に懐いてるんだ?俺、なんかした?」
名前付けてくれるのやったー!
それに君は別に何にもしてないよ、ただ何となく着いていく だけー
「おっおう。じゃあ名前つけるなーお前の名前はー」
スライムかーじゃあライムとか?いやいや安直かぁうーんどうしようか、あっそうだ
「俺の世界ではスライムは最弱だった。だからお前には強く あって欲しい。だからお前の名前は、【フォルテ】だ!!―― ん?なんか光った?」まぁ細かいことは気にしないでいいか
フォルテ?
「あぁ、俺の世界で【強い】とかいう意味だ。多分」
強い?
「あぁ」
ありがとう!!気に入ったよ
じゃあ僕も君に名前をつけてあげるよ
「えっ、いや俺には」
まぁまぁ細かいことは気にしないでいいじゃない
じぁあ君の名前はー【アル】かなぁ
おぉーなんか体が光った。なんでだ?ステータスが変わってるのか?見た感じ基本ステータスは変わっていないけど…まぁいいやそれよりも
「アル?って、どういう意味だ?」
意味?そんなのないよ、何となくそんな感じがしただけだから
「まじかよ ハハッ」
それからこの世界についてを教えてもらった。フォルテもこの世界についてはあまり知らないようだったけど、とりあえず勇者や魔王とかはいるらしい。そして俺はこいつらには関わらないように決心をした。なぜなら、死にたくないからだっ!!俺はのんびり楽しく生きる。
てかっここって本当に異世界だよな。いや、これを異世界と言わずなんという。てかっ異世界であってくれ。その思いも虚しく空が明るくなったと思ったらいつものベッドの上にいた。
「なんだ……夢か」
天井を眺めながらそう呟いた。あと、軽く泣いた
その日はいつもより憂鬱な気持ちで仕事をして眠りについた。
「ガチかよ」
俺の目にはフォルテが映っていた。しかも、なんかあくびしてるし……
「痛い」
ほっぺをつまんだ。痛いということは夢でないことは確かだろう
「どうしてお前がここにいるんだ?」
どうしてもなにも、アルについて行くって決めたからだよ。
「それはそうかもしれないが……お前一日中ここに居たのか?」
はははっ 何言ってんの、アルは面白いね!一日ってさっきまで話してたじゃん
「なっえっちょ 本当か?」
本当だよ!
ガチかよ俺が仕事をしていた間この世界の時間は進んでないのか?そんなのますます夢みたいじゃないか……
「なんだよそれ……期待させんなよ」 ボソッ
なんて?
「いやっなんでもない」
「兎にも角にもこれからどうするかなぁ……別にすることもない し、何したらいいかもわからんしなぁ」
「いや、待てよ。そうだよそうじゃないか。こんな時のために 俺は考えてきたじゃないか!!」
「なぁフォルテ、ここはどこなんだ?」
えっ?ここはどこかって?うぅーん、そうだなぁどこかって言われたら難しいけど、強いて言うなら国の中にある城から最も離れた人がいない場所かな?
まっほぼ国の外だけどね
「なるほど、ありがとう」
「いやっ待て待て待て、今なんて言った?」
えっほぼ国の外って
「そこじゃなくて、もっと前」
えーーと、国の中にある城から最も離れた人がいない場所?
「そうっ!!それ、人がいないってどういう事だ」
そのまんまだよここからじゃ城も見えないし、城の人間が来ることもない。いわいる無法都市って感じかな
「へぇーーーー 無法都市ねぇ〜」
おいおいマジかよ人間から話聞けんのか?宿とかないんじゃないか、食料どうしようか、やることが多いな。俺やっていけるかな
不安しかないなこれは、
まぁとりあえず
「なぁフォルテ、お前ご飯何食ってる?」
うーん?僕は基本食べないけど、暇な時はそこら辺の草食べてるよー
「そうか……分かった……ありがとう」
うん!!
元気のいい返事しやがって、可愛いやつ……
そんなことより俺の食糧問題だこのままだとマジなんも出来ずに死んぬじゃないか?俺のせっかくの異世界ライフ?が台無しになっちまう。それだけは避けねば
っと思っていたら、また目が覚めた。
「おーーーーーー、まじかよーーーいやっ良かったのか?」
「やっべ、寝坊したとりあえず帰って考えよう」
そして俺は急いで仕事に向かった……
前書き以来ですねやややです。どうでしたか?面白かったですか?夜中に書いたので文がぐちゃぐちゃかもしれません。すいません。前書きと後書きはこんな感じで大丈夫なんでしょうか?この小説はゆっくり書いていこうと思うのであまり期待しないでください。見つけたらラッキーぐらいがちょうどいいと思います。これくらいで大丈夫ですかね。それでは不束者ですが今後ともよろしくお願いします。