6話 王城パーティーでトラブル?
今日は朝早くから起こされて朝食後に一息ついた、と思ったら直ぐに、
お風呂に入れられて、
背中を洗われて、
マッサージされ、
スキンケアまでされてピカピカになったら、
次はパーティー用の服に着替えさせられて、
髪をセットし始めた、で、今ココ↓。
オーリー「はぁーどうしましょう、アトリー様の御髪が美し過ぎて どうアレンジしても 良過ぎるので逆に迷います」
カイン「こんな贅沢な 悩みが現実にあるとは初めて知りました・・・・」
アミ「どう致しましょう?両サイドを編み込んで後ろでまとめますか?それとも両サイドを残し後ろを結い上げますか?」
ダン「いや、片側から全て編み込んで一本にして反対側に流すと言うのも捨て難いです」
ソル「いいえ、全て編み込むのは勿体無いです」
オーリー「そうですね、編み込むなら御髪の3分の1を1本か2本で編み込みましょう前髪はどうします?上げます?流します?」
カイン「上げるのは今回のお召し物に合わない気がしますので横に流しましょう」
アミ「その方がいいですね、両サイドはどうします?残します?」
ダン「残した方が前髪を流しやすいと思います」
ソル「それで行きましょう、残りの御髪をどこで纏めますか?それとも降ろしたままにしますか?」
オーリー「降ろしたままも捨て難いですが 今回のお召し物には襟元に装飾がありますので 横か後ろでまとめます 後はゆいながら調整しましょう」
ソルと他3人「「「「はい!」」」」
と、大体の形が決まってセットをし始めた その間も編み込みの位置がどうとか、髪を纏める装飾はどれがいいとか色々決めながら進んでいく。
その間私はと、言うと半分寝てしまいそうになりながらソルをジト目で見てた。
(ソルさんや何故あなたもこのやり取りに参加しているのかね?今日は貴方もパーティーに出るのだから自分の事はどうしたのさ!
ずるい~自分だけ手軽に終わらせて~私も髪 短くしたかった~後 暇で眠い~)
ソルが私の視線に気づいた、目が合うとニコリといい笑顔で笑って楽しそうに髪留めを選び始めた。
(多分、“任せて!“て事なんだと思うんだけど、違うんだよー!私の言いたいことは全然違うんだよー!)
その後 少しウトウトしている間にセットが完了したようだ。
オーリー「アトリー様、大変お待たせしました 御用意が整いましたよ」
「むぅ、ふぅぁぁ、ふぁい、ありがとう、ございます、ん?」
(目の前に可愛い女の子がいるっ!・・・)と、思ったら自分でした!なぜか軽くお化粧もされてたので一瞬自分の顔と判断できなかったよ。
「わぁ、可愛く出来ちゃったね・・・」
ソルと他4人「「「「「はい、力作です!」」」」」
(そっかー力作かー、うん、これはどうしようもない、諦めよう、うん)
現実逃避をしつつじっくり見ていくと、先程 話していた通り髪型は両サイドを残して、前髪は右から左に軽く流す様にしてある、
後は右の耳の上あたりから 2本の編み込みを真ん中で混じらせながら 左下の辺りまで編み込んでコートと同じ色合いのリボンで留められていた。
編み込んである部分には所々、先端に黄色い石が一つ 付いたピンが数本飾られている。
(今回はかなり手の込んだ髪型にしたねーこのピンの先端、何の石かな?)
「よし、じゃあ そろそろ父様達に見せに行きますか」
父様達はサロンで私達の支度が整うのを待っているはずだ、今回のパーティーは子供とそのメイドや執事又は従者しか入れないから 少し心配されている。
一階のサロンに行く間に屋敷の使用人達にあって挨拶しながら、行っていると通った場所の後ろから何やら物が落ちる音が聞こえた。
バサッ ガタッン ゴンッ
「何か物が落ちた?大丈夫かな?」
(何回か同じような音が聞こえたような…?)
オーリー「大丈夫ですよアトリー様、メイドが洗濯物を少し落としただけですから それより下で旦那様方がお待ちですよ」
「あ、そうだった、早く行かなきゃね 教えてくれてありがとう オーリー」
オーリー「どう致しまして」
と、オーリーに言われて少しスピードを上げサロンに向かった、サロンの入り口まで行くとオーリーが入室許可をとってくれて扉を開いてくれる。
「お待たせして申し訳ございません、似合ってますか?」
皆んなが無言で無反応だったので似合ってないのかと思い、
「父様、母様、何処か変ですか?、やっぱり似合って無いのかな……」
と凹みそうになってると。
父様「あっ、アトリーそうじゃないよ、とても似合ってるよ、ただ皆んなビックリしただけだからね、どこも変な所はないよ!」
母様「えぇ、とても可愛くて母様もビックリしただけよ、アトリー近くに来てよく見せてちょうだい?」
「本当に?変じゃないです?」
母様の近くに行きながら服を見てみた。
お祖母様「本当に似合っているわよ アトリー、その髪型もとても今日の装いと良く合っているわ」
お祖父様「そうだな、後ろ姿もよく見せてくれないか?アトリー」
「はい、お祖父様」後ろを見せると
カミィ姉様「まぁ、その髪に付けている飾りピンは私があげたものね、そんな使い方をしたのね似合っているわ」
「これはオーリー達が考えて付けてくれたんです、ね、皆んな 似合ってるって言ってくれたよ、よかったね!」
後ろをちょうど本人達がいたので報告した。
カミィ姉様「貴方達がしてくれたのね?良い使い方をしてくれてありがとう とても素敵だわ♪」
オーリー「身にあまるお言葉、有り難う御座います」
と、他の皆んなと深くお辞儀した。
ヘリー姉様「アトリー、その服もとても似合っているわ 襟元もその装飾にしてよかったわ、貴方の顔がよく映えているわ」
「そうですか?嬉しいです!」
その後も家族に褒められて気分が上がっていた私に父様が、
父様「さぁ、そろそろ時間だね、馬車が玄関前に来るはずだから行こうか」
その言葉に母様が私の手を握り一緒に玄関に行ってくれた、ソルもセラスさんとセルドスさんに挟まれて嬉しそうについて来ていた。
玄関前には馬車が既に来ていて待機していた、今日の馭者はダンがしてくれるので馬車に乗るのは私とソル、オーリーとカインにアミだ、側には護衛に騎士が4人、馬と共に待機していた。
玄関前で行ってきますと挨拶する。
「では父様、母様、皆んな行って来ます!」
父様「行ってらっしゃい、何があっても堂々としているんだよ」
母様「楽しんでいらっしゃい」
お祖父様「他の事など気にせず楽しみなさい」
お祖母様「できれば、良いお友達になれる子がいると良いわね」
カミィ姉様「でも、変な人について行ってはダメよ?」
カイ兄様「嫌な事があったら直ぐにオルガノやカルベイン達に言うんだよ」
ライ兄様「襲われそうになったら容赦なく蹴ってやれよ、後 ソル、アトリーからなるべく目を離すなよ」
ソル「承知しております」
ヘリー姉様「何か言われたら その人の名前を聞いて覚えて帰ってくるのよ?後はこちらでどうにかしますから」
(後半がかなり物騒だったけど、心配してくれているんだよね?何の心配かは分かりたくないけど)
「え~っと、はい!、楽しんできます!」
皆んなが頷いてくれたので“よし“としよう。
ソルもセラスさん達に何か言われていたようだ。
「じゃあソル、そろそろ行こうか」
ソル「はい、アトリー様、では、皆様行って来ます」
「皆んな、行って来ます!」
皆んなに手を振って カインに手伝って貰って馬車に乗り込む、窓際に座ってソル達が乗り終わったら扉が閉まり馬車が進み出したので窓越しにまた手を振り前を向く、馬車が門を出るとスピードを上げ出したのを感じた。
「ふふっ皆んな心配性だよね、警備の厳しい王城にそんな変な人なんて いる訳ないのにね」
ソル「そう、ですね、それよりアトリー様、お城を見るんじゃなかったんですか?」
*この時、余りに無邪気なアトリーの笑顔を見て 使用人達一同はアトリーから絶対 目を離さないようにしようと決めた。
「あ、そうだった!」
窓から外を見るとちょうど角を曲がり大通りに出る所だった進行方向の突き当たりに大きく綺麗な城が見えてきた。
「わ~白くて大きいなぁそれに何だか薄い幕みたいなのがあるね?」
オーリー「それは恐らく結界ですね、王城は常に魔道具で魔法攻撃に備えて結界を発動させているのです、その結界を視認できる人は中々おりません、さすがアトリー様ですね」
と、笑顔で言われた。
「?、他の人には見えないの?」
(え、マジで、知らなかった!本にはそこまで詳しいこと載ってなかったな、あぁ、見えない人が大半だからかな?)
オーリー「そうですね、基本的には見えないでしょう、見ることができるのは魔力の量が多いか、魔力を視認するスキルを持った人が気づく程度でしょう」
(ん?、じゃあ父様達は魔力量が多いいから見えてるはず、てことはソルは・・・)
「ソルは見えるよね?」
(父様達と同じぐらい魔力量があったはずだし)
ソル「はい、見えますね、薄い水の膜みたいな物ですよね?」
「そう それ、アレさ所々厚みが違う気がするんだよね、そのままで良いのかなアレ、1番薄い所に魔法が当たったら直ぐ壊れそうだよね」
(防御力 大丈夫かな?心配になっちゃうよ)
ソル「あぁ、アレですか?そうですね 少し薄い気がしますね」
*この国の王城を守るための結界に綻びがあるかも?しれない事をサラッと言われて、オルガノ達は帰ってからの報告に頭を悩ませていた
などと会話している間に王城の門に着いた。
門番「こちらで少し お止まりください、通行証のご提示をお願いします、・・・・・!、は、はい、デューキス公爵家の馬車ですね、紋章の確認も宜しいでしょうか?・・・・・、はい、確認が取れましたのでこのまま正面入り口にお進みください!」
外から門番をしている騎士さん?の声が聞こえてきた、問題なく通る事ができたようで馬車が進み始めたので 窓から再度 城を眺める、その時何か薄い水の膜みたいなものに触れた感覚にあった。
(さっきの結界かな?まぁいいかそれよりお城♪)
「間近で見ると凄い迫力だね♪」
(やっぱりあのお城に似ているなぁ)
城を眺めていると正面入り口に着いたようだ、いつものやり取りの後 先にカインが降りオーリー達メイド組が降りた後にソル、私と降りていく、周りにはもうほとんど人はおらず、城に着いたのが私達の馬車が最後のようだった、私が降りる番になった時カインの手をとり降りていると。
??「「「「「「ザワッ」」」」」」と小さなざわめきが起きた。
「?、何かあった?」
(たしかこの間も似たような事があったよね)
カイン「いえ、何もございません アメトリン様、こちらで招待状の確認をした後 城内に入りますので しばらくお待ち下さい」
「?、うん、分かった」(気にするなってこと?)
カインが招待状を持って受付係?の所で 受付を済ましてくれている間に周りを見てみると、2人の貴族令嬢とそのお供がこちらを見ながら何かを話しているのを発見、同年代の女の子を初めて見たのでつい眺めてしまった。
(可愛いねぇ、2人ともキラキラのお姫様みたいだねぇ)と、微笑ましげに見ていたら。
2人のご令嬢は私が見ていることに気づくと顔を赤くして、足速に城内へ入って行ってしまった。
「僕、今 何か失礼なことしちゃったかな?不躾に見すぎたかな?」
オーリー「アメトリン様は何も失礼な事はなさっておりませんでしたよ」
「そう?それなら良いけど、そう言えばさっきのご令嬢達が初めて見た 同じ歳の女の子だった気がする、ねぇソル?」
ソル「そうですね、貴族の女性は初めて見ましたね」
「貴族の? 貴族以外の子は見たことあるの?」
ソル「はい、僕は一歳まではお屋敷の外で暮らしていた時期がありますので その時に何度か同年代の子供を見かけたことがありますね」
「そうなんだ、僕は同年代の子に会うのはソルが初めてだったなぁ、懐かしいねぇ」
(あの時のソルは小ちゃくて可愛かったなぁ)
ソル「アトリー様、また 小さかった僕を思い出して可愛いとか思ってるでしょう?、恥ずかしいからやめて下さい」
少し顔が赤くなってる。
「えー何で?可愛かったのは事実だから良いじゃないか、安心して、今のソルも十分可愛いからね!ふふっ」
(恥ずかしがってるソルが可愛いふふっ)
ソル「また、そんな事を・・・はぁ、もう良いです あ、受付が終わったみたいですよ、行きましょうアトリー様」
「はーい、ふふっ」(次は照れてる、可愛いふふっ)
カイン「アメトリン様 お待たせしました、あちらの方が会場に案内してくれるそうです」
「うん、分かった 手続きご苦労様カイン では行こうか、案内頼みます」
(さぁ、どんな同年代の子供達がいるのかな?楽しみだな!)
案内人の後ろをついて行き 王城内に入った。
>=====<>=====<>=====<
その後、正面入り口では・・・アトリーが王城に入った後に受付時間ギリギリの滑り込みで3台の馬車が入ってきた。
馬車からは 少々 いや、かなり派手な装いの貴族令嬢1人と令息が2人降りてきて傲慢な態度で受付をしてそれぞれの使用人と城内に入って行った。
*この時、トラブルの種がきた事を知らずにアトリーは王城を楽しそうに見学しながら、パーティー会場に向かっていた。
>=====<>=====<>=====<
外廊下を案内されて 着いた場所には白い石に細かい彫刻の入ったアーチがあった、周りは子供の身長ぐらいの生垣が会場を囲ってあるようだ。
(へー、ガーデンパーティーなんだ、このアーチの彫刻が凄いね)
案内人はアーチの隣で立ち止まった。
案内人「こちらが今回の会場入り口になっております、案内はこちらまでとさせていただきます」
「案内してくれて ありがとう 城内も楽しかったよ」
(色々質問したのに嫌な顔せずに答えてくれたからね)
案内人「い、いいえ、もったいないお言葉 有難う御座います、ではこれで失礼致します」
「はい、ご苦労様」
案内人は深くお辞儀をしてその場を離れた、
私は入り口のアーチをくぐり中に入って 周りを見た、色とりどりの花々が綺麗に咲き誇り 会場を色づけていた 。
とても華やかな会場内のパーティーテーブルにも色鮮やかな小さなフラワーアレンジメントが飾られていて見ていて飽きない。
今回のパーティーは料理やお菓子のバイキング形式で 沢山用意されているテーブルで食べるようだ、テーブルには序列はなく好きな場所に座って良いようだ。
(わぁココが今回のパーティー会場か凄い綺麗な庭園だなぁ)
「綺麗な庭園だね」
1人小さく呟くと近くのテーブルの椅子に座っていたグループの子供達に私の呟きが聞こえたのだろう子供達が私を見た、目を見開き固まった。
(え、何⁉︎、最近、固まって驚くのが流行ってるの?)
「?」首を傾げると
「「「「え!う、動いた」」」」
(そりゃ動くよ!人間だもの‼︎)
「ふふっ、動いちゃダメだったかな?」
苦笑いしながら言ってみた。
「「「「い、いいえ」」」」
「驚かせてごめんね」
驚かせたことを謝罪して何処か空いている席を探そうと歩き出した。
「何処か空いている席ないかな、なるべく人目につかない所がいいな」
ソル「そうですね、先ほどの反応が続くのは大変ですからね…」
?「君達席を探してるの?あっちに2人分空いてるけど座る?」
「え?」
後ろから話しかけられてビックリしつつ ソルと振り向いた。
?「⁉︎・・・!目が・・・」
「どうしたの?えっと いいのかな?テーブルはどこら辺かな?」
?「え、えっと、そこの木の影で日差しが強くなくて涼しいよ」
「アレかな?、本当だ涼しそうでいいね、ねぇ君 本当に行っていいの?」
?「う、うん、君達が良ければどうぞ?」
「本当?ありがとう!ソル いい所に誘って貰ったよ!」
ソル「はい、お誘い頂きありがとうございます」
?「ど、どういたしまして、じゃあ 一緒に来てる 友人を紹介するよ、行こう」
「うん、お願いします♪」
声をかけてくれた、彼の後ろをついて行き 木陰で隠れるようにある席に着いた。
?「ただいま、今 入口で会った こちらのご令息達が席をお探しだったから、誘って来たけどいいよね?」
先に席に座っている、令嬢と令息に軽い感じで声を掛けた。
??「イネオス、お手洗いから帰って来たと思ったら、急に人を連れて来るなんて 驚かせるなよ」
連れて来てくれた、彼のことを名前で呼びながら返事を返した。
(仲が良さそうだね、幼馴染かな?)
???「良いじゃない ベイサン、イネオスは困ってた方達を連れて来ただけでしょう?席は余っていたのだし、私は問題無いわよ」
(へー、女の子もいたんだ)話している子達の顔をよく見ようとソルの後ろから顔をだしてみた。
ベイサン?「へティー 別に悪いとは言ってないだろ、ただ驚いたって事を言いたいだけで・・・え!」
顔を出した私に気付いて動きが止まった。
へティー?「どうしたの、ベイサン?・・・・・えっ!」
急に動きが止まった 友人?を心配しつつも友人の目線を追った、そして同じように動きを止めた。
(あらら、また 固まっちゃった)
イネオス?「2人とも、失礼になるから戻っておいでよ」
「「は!し、失礼しました」」
「ううん、気にして無いから大丈夫だよ、初めまして僕の名前はアメトリン、こっちの彼は僕の友人のソルドア、仲良くして欲しいな♪ 後 空いてる席にお邪魔して良いかな?」
ベイサン?「へ?、えぇ、ど、どうぞお座り下さい、僕はベイサンです こちらこそ よろしくお願いします・・・」
へティー?「わぁ、凄い綺麗な方、私の名前はヘンティルと言います、ご一緒出来て嬉しいですわ♪」
イネオス?「僕の名前はイネオスと申します、アメトリン様 どうぞよろしくお願いします」
「そんなに硬くならないで一緒にパーティーを楽しもうね、ベイサン君、ヘンティル嬢、イネオス君、よろしくね♪」
ソル「僕もよろしくお願いします」
互いに自己紹介をし終わった その直後、丁度、開催の挨拶のために会場の端にある壇上に王太子殿下が姿を現した。
椅子に座っていた子供達が一斉に立ち上がり 王太子殿下の方を向き、話を聞く体勢になると王太子殿下は周りを見渡した後 話し始めた。
王太子殿下「今日は晴天に恵まれ 気持ちの良い陽の光のもと将来 国を支えるであろう 君達に、親の身分に関係無く 親睦を深めるに相応しいパーティーになればと思う、では盛大に楽しんでくれ!」
王太子殿下の挨拶の後、周りにいた演奏者達が一斉に楽器を鳴らし始めた 、王太子殿下が退場して行ったら子供達はそれぞれ好きな食べ物の所に行ったり 座ってお喋りし始めた、私達も座って話をしようとしていたら…
イネオス「あ、あの、アメトリン様の家め「そこのあなた達!その席をおどきになって!」・・・え⁉︎」
イネオス達は急な事にびっくりして 固まってしまった。
*次回に続く