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97話 一目惚れ??


 ようやく店舗の中に入った僕達は最初に目にした物で驚いた。


「わぁ~凄い、色んな道具が沢山ある!」


(ここの店舗の商会はマルキシオス領では1番大きいって言ってたから、てっきり百貨店みたいに食材とか洋服関係がメインかと思ったけど、この感じだと百貨店よりホームセンターって感じだね、生活雑貨や家具、それに農耕器具や調理器具、漁業関係の道具なんて専門的なものまである、ここはいわゆる“道具屋さん“なのかな?どおりで店舗の真ん前に市場があっても人が沢山入って行ってた訳だね、一般的な生活に必要な物から様々な職業に必要な専門的な物まであるから、お客さんが途絶えないんだね、市場に来る人達でお買い物のついでに必要なものを買って行ってる人も多そう・・・)


 色々な道具が揃っている店内を見渡し、興味深く眺めていると。


?「いらっしゃいませ、当店のご来店は初めてでございますか?宜しければ私が店内のご案内を致します」


 と、丁寧な口調で話し掛けてきたのはこのお店の従業員を数人連れた男性だ。


(この人もここの従業員かな?それにしては、質の良い服を着ているし、言葉遣いもそこそこ丁寧だな・・・)


オーリー「お気遣い、有り難う御座います、貴方はこちらの従業員の方ですか?」


?「あ、申し遅れました、私はこの店舗を任されています、“ポール・コメルス“と申します、高貴な方々の接客を担当しております、ご要望やご不明多点がございましたら、遠慮なくお申し付けください」


 深くお辞儀をしながら、丁寧な自己紹介をした。


(ふーん、“コメルス“ねぇー、この商会の身内かな?それにしても、何で店舗を任されている人が直々に出てきたのかな?僕、今日ここに来るの初めてだし、来るって決めたのもついさっきだったのに、出てくるの早すぎじゃない?)


 この店舗を経営している商会の名前が“コメルス商会“と言うので、商会の名前と同じ家名を持つこの人は、少なくとも商会の商会主の血縁関係にあるはずだ、そんな重要な人物が店の入り口にいるのは正直、変だ、事前に僕が来るのを知っていたか、彼が仕事熱心の現場主義なのか、もしくは他にも貴族の客が来る予定だったか、そんな考察をしているうちに、オーリーもそう考えたのだろうチラッとコチラを見てきたので、軽く頷いておいた。


(店内の案内はあった方が無駄にうろちょろしないで済むしね・・・)


オーリー「“ポール・コメルス“さんですか…、ご丁寧なご紹介感謝します、こちらはデューキス公爵家ご当主のご子息のアメトリン・ノブル・デューキス様です、本日はこちらの商会にご興味がお有りで参られました、宜しければ店内の商品などのご説明をお願いできますか?」


コメルス氏「!、デ、デューキス公爵家の⁉︎こ、これは、公爵家の公子様とは知らず、気軽にお声がけしまして申し訳ありません…、この度は当店にお越しいただき有り難う御座います、今からご説明と共に店内をご案内してもよろしいでしょうか?」


 今までオーリーに対応を任せていたが、再び丁寧に店舗の案内を提案してきたコメルス氏に、ちゃんと向き合い軽く頷いて返事を返した。


「宜しく頼みますね」


(うーん、僕が誰か知らずに声をかけたのか・・・なら、ここで彼に会ったのは偶然か…、それか別の貴族のお出迎えか…、まぁ、それでも僕を無視することはできなかったんだろうね、勘の良い人だ)


コメルス氏「っ!…は、はい、ではこちらの方から店内を回りながらご説明いたします」


天華『アトリー、入り口から大人数が来てますので気をつけてください』


 小さい姿で僕の肩に乗っている天華が、入り口の扉向こうに人の気配を感知して忠告してくれた、それを聞いた僕も扉向こうに意識を向け、気配感知の範囲を拡大させた。


(ん、本当だ、ここにいると邪魔になりそうだから、早く移動するか・・・)


「じゃあ皆んな、行こうか」


 僕が歩き始めると皆んなもついて来た、その斜め前にコメルス氏が歩き案内を始めようとした、そのタイミングで・・・


 バタンッ ドカドカドカッ!


?「・・・・ふんっ、ここがこの街1番の商会?建物はいいが中は下々の者達が大半ではないか!それに、案内の者は何処だ⁉︎今日私が来ると言っておいたはずだ!」


(あぁ、あの人の出迎えだったのかな、お仕事の邪魔しちゃったかな?)


 1人に対して多すぎる護衛や従者を連れて入ってきて、周りを見渡して早々に店内にいた客を貶し、店の従業員が出迎えていない事に腹を立てている、それを見たコメルス氏は視線で他の従業員に合図を出し、その合図を受け取った従業員が急いで今入ってきた偉そうな客に対応し始めた、コメルス氏は焦らず僕達を優先し案内を始めた。


従業員「お待たせしまして申し訳ありません、お客様、お客様は今日お越しとご連絡頂いた“グアイピ“様で宜しかったでしょうか?」


?「遅い!私を誰だと思っている!ドンチョク朝廷国の“第五品のグアイピ・シバイ・ゼオ“だぞ!そこら辺の商人ごときが待たせるな!それにお前はただの従業員ではないか!店主はどうした!」


(そんなに遅くなかったでしょうがっ、全く、声も態度も大きくて うるさい人だなぁ)


従業員「も、申し訳ありません、只今、店舗長は手が離せない状況でして、失礼ながら私がご案内を務めさせて頂きます」


 “第五品のグアイピ・シバイ・ゼオ“と名乗った男、見た目は10代半ば、高校生なりたてぐらいに見える、思春期真っ只中って感じの容姿をした態度のでかい男は、濃い橙色した髪に赤茶色の瞳をして、ほっそりして背はそこそこ高い東洋人風の顔だ、容姿はそこそこ良いのにその傲慢な態度が印象を悪くしていた。

 服装も前世で言う東洋風で日本の着物ではなく、中国や韓国の伝統衣装の漢服やパジチョゴリと言うのに似ている。


(ドンチョク朝廷国ねぇ、日本と一緒で家名が先で名前が後だからグアイピ家のシバイ君?かな、最後のは“ゼオ“は後継者の順位を表してんだっけ?何番目か知らないけど・・・あ、でも確か家格も爵位制度ではなくて数で家格の高さが決まるんだっけ?少ない方が偉いんだったよね?確か・・・)


天華『そうですね、“第五品“でしたら爵位で言う“伯爵家“ぐらいでしょうか』


(へぇー、数は20までだったはず、第五品だったらかなり地位が高そうなのに、意外と権力的には伯爵家ぐらいなんだ)


夜月『下の方でどんぐりの背比べしているだろう、実質は10から下なんて爵位の騎士爵と変わらん、品の数が少ないか多いかで、給料が変わるぐらいさ』


(あーねー、軍部で言うとこの平兵士や兵長とかそんな感じの差かな?)


夜月『まぁ、そんな物だろう』


 騒いでる来客を視界の端で捉えながらコメルス氏の案内を聞き、考え事をしていて次に進もうとした所で。


うるさい男「女のお前はいらん!店主を今すぐ連れて来い!!」


従業員「ですから、店舗長は急なお仕事で手が離せませんのでお呼びできないんです」


うるさい男「もういい!お前では話にならん!どけ!」


 ドンッ「きゃっ」


 対応していた女性従業員を押し除けこちらにドスドスッと歩いてくる男。


うるさい男「むっ!」


 見るからに貴族の一行に見える僕達の横で、案内をしているコメルス氏を見つけたあと、こちらに視線を戻し明らかに僕達を睨みつけた、その態度に反応し僕達の警護をしている護衛騎士達が、男の前に出て行くてを遮り止めた、向こうも護衛達が前に出て睨み合う形になり、店内に一発触発の緊迫した空気が流れた。


護衛騎士1「そこで止まってください、これ以上はお進みにならないでください」


護衛騎士2「そちらのお付きの方々もここで騒ぎは起こしたくないでしょう?」


 と、相手が他国の貴族だと言うことを考慮して、丁寧な口調で警告を言うと。


従者&護衛達「「「「「!」」」」」


 流石の護衛や従者達も、他国のこんな大勢の人の前で事を荒立てるのはまずいと気づいたらしい。(そらそうだね)


護衛騎士3「それに、こちらは・「どけっ!私の行く手を阻むとは無礼な!」⁉︎」


 うちの護衛騎士が多分、僕の身分を明かそうとしたのだろうが、うるさい男がそこを遮り怒鳴り出した。


従者1「シバイ様!お待ちください!」


うるさい男「それに、私を案内するはずだった者が、何故お前達のような子供の案内しているのだ!」


 相手は自分の年齢を棚にあげ、明らかに自分より年齢が低そうな貴族の子供が2人に、ラフな格好をした仁達3人を平民の従者か使用人と勘違いしているようだ、それに小さな姿で付いて来ていたジュール達3匹が見えていないようで、護衛がこの3人だけなのを見て、使用人ばかり連れた、たいした事のない貴族の子供と判断したようで、やたら強気に出ている。


従者1「シバイ様!まず、話を聞いてみませんと!」


うるさい男「うるさい黙れ!私はわざわざ先に連絡まで入れて来たのだぞ!それなのに、後から来た子供を優先するとは!私を侮っているではないか!」


従者1「ですがっ!」


うるさい男「黙れと言っている!」


(わぁ~、人の話を全然聞かないねぇー( ・∇・))


 駄々をこねる男、それを必死に止める1人の従者、同じように止めようか迷ってる使用人?従者?2人、どうして良いか分かってない護衛達5人、うん、カオスだ。


(うーん、ここは僕が引いてあげた方がいいのか?先に連絡入れてたのはあちらだし・・・)


 これ以上の揉め事はゴメンこうむりたい僕は大人の対応で、コメルス氏の案内をあちらのうるさい男に譲ることに決めた。


「店舗長さん、僕は気にしないので、あちらの方のお相手を優先させてあげてください、僕が連絡も入れずに急に尋ねたのも事実ですし、案内の方はあそこの女性従業員さんを付けてください」


コメルス氏「よ、宜しいのですか?」


「えぇ、構いません」


ソル「アトリー様・・・」


「良いんだよ、これと言って目的があった訳ではないからね…、お約束の方がいるとは知らなかったとは言え、急に来てしまった僕達が悪いですし、店舗長はその対応をしてくれただけなので、そう興奮なさらないでくださいね?」コテンッ


相手方全員「「「「「⁉︎っ!」」」」」「ぽっ」


 僕達を庇うように立っていたオーリーやカイン、護衛騎士達に少し退いてもらい、相手方の視界にちゃんと入るように話しかけた。


うるさい男「う、え、あ、あぁ、それなら、い、いいぞ?な、何なら私と・・・」


「良かった!じゃあそちらの従業員さん案内お願いします♪」ニッコリッ


女性従業員「ほぅ…、え、あ!はい!かしこまりました!」


(これで、良いだろう、面倒なのはゴメンだ)


「あっ、お姉さんあっちにあるのは何ですか?」


 数秒フリーズしたが急いで来てくれた女性従業員さんの手を取り、引っ張ってその場を離れた。


うるさい男「あ、おい!待て!其方、名前は⁉︎」


 後ろで何か言っているが聞いてないふりをして先を急いだ。


彩ちゃん「罪作りだね、アメトリン君・・・」


夢ちゃん「本当にねぇ、アレ絶対惚れたでしょう・・・」


(イヤイヤ、何のことさ、僕は男だぞ!ちゃんと男物の服来てるんだから、惚れたりしないだろうよ!)


仁「アメトリン君…、最後のアレってわざと?」


「?、最後の?」(はて、何の事かな?)


ソル「首を傾げたのですよ」


「あぁ、アレね、アレはー、わざと?かな?」コテンッ


 ソルに言われて思い出したが・・・(うん、確かに首は傾げたが、ちょっと媚びた感じがすぎたか?(・・?))


ソル「分かりました、今のも含め、ほぼ、無意識ですね?「「「「「あ〜ぁ」」」」」アトリー様、それより、その方の手を離して差し上げてください、その内気絶しそうです」


(何だ、その同意の“あ〜ぁ“は何に納得したんだ?あ、そうだ、従業員さんの手を持ったままだった∑(゜Д゜))


「うん?・・・あぁ、「パッ」ごめんなさい従業員さん、引っ張ってしまいましたね、痛くないですか?」


 それなりに身長が高い女性従業員さんの見上げて、無理に引っ張ったことを詫びた。


女性従業員「~~~っ、(上目遣い可愛い!!)う、あ、はい!大丈夫です!(鼻血でそう!!)ありがとうございます!!」


「どういたしまして?」クイッ?(“ありがとうございます“とは?なんぞ?)「ぶふっ!」


カイン「どんどん、被害者が出てますね・・・」ボソッ


『『『(((((本当にね・・・・)))))』』』


 カインが何か言った気がしたが気にせず、鼻と口を押さえた女性従業員さんを気にかけながら、店内の商品を見て周り、気になった事はその都度女性従業員さんに聞く、それを繰り返しながらも、先程のうるさい男とは接触しないように移動し、ある程度、商品の見学が終わって良い時間になったのでそろそろ冒険者ギルドに向かうため、店舗を出ようとしたら・・・


 ドタドタドタッ!


うるさい男「ちょっ、待ってくれ!其方に!お礼を!」


 上の階から急いで降りて来ているさっきのうるさい男。


(うへぇ、また来た、これは逃げるが勝ちだね!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘)


「お礼なんて、良いですよ!先を急ぎますので、失礼しますね!では!」


 それを早口で言い、急いで外に停めてある馬車に乗り込んだ、他の皆んなも同じように急いで乗り込んだのを確認して、馬車を走らせた。


「ふぃー、あの人しつこいね、店内回ってる時もこっちに来そうになってたし、おかげで商品に集中できなかったよ、でもまぁ、予定より早かったけど出て正解だったね、これで逃げ切れたかな?」


ソル「そうですね、でも、もっと早めに出ても良かったかもしれません」


「そうだけど、あそこまで来て、さっさと帰っちゃったら、あの店の評判が悪くなっちゃうでしょ?そんな事になったら申し訳ないじゃないか」


ソル「…確かにそうですが・・・」


(僕があそこでお店を出ちゃったら、あのお店は公爵家に不快な思いをさせて、追い返したなんて噂が広まったら、信用を失っちゃたり、客足が遠のいたりするかもだし…、それより酷い風評被害にでもなったら凄く困るだろうし・・・)


ジュール『そんなに困るの?』


(そうだよ、前世でのニュースとかで結構デマに踊らされて、話題になったりしてたもん、・・・・そう言えば、前世で小学校の時だったかな?まだ、一緒に暮らしてた祖父母が生きてた時に、祖父母が経営してた駄菓子屋さんで、同級生の男子がうちの店の商品に虫が入ってたとか嘘言って、周りの人達に言いふらしてたことがあったな、その噂が広まってからすぐに店の売り上げがガクッと落ちて、しばらくお婆ちゃんからお小遣い貰えなかったなぁー)


ジュール『それ酷いね!その子、嘘つきだったのに!皆んな信じちゃったの⁉︎』


(そうだね、最初はその嘘を信じてた、その時のクラスメイトとかからも色々言われたりもしちゃったけど、最終的に色々言ってくるお友達に、“その虫が入ってたのはお店側のせいじゃなくて、お菓子を作った工場のせいでしょっ!“て、言ってみなさいって、うちのお婆ちゃんが僕達兄弟に言ってね、それ言ったら、“そんなの本当か分からないじゃんっ!お店についてから入ったかも知れないだろっ“て、最初に虫が入ってたって言い出した子が反論して来てね、それ聴いて僕もね言い返したんだ、“ならその虫が入ったお菓子持って来てっ!それをお菓子作った工場に持って行って、工場に弁償させてあげるからっ“て、言ったんだ)


ジュール『それで?どうなったの?』


(そしたら、その子焦った様子で“そんな物捨てたっ!“て、言ったから、“じゃあ、本当かどうか分からないのはそっちもじゃん!“って、言ったらその日から皆んなその噂をしなくなったし、僕に色々言って来なくなったよ)


ジュール『わぁ、良かったね!風評被害、止めれたんだ♪』


(まぁ、僕は言った言葉は全部お婆ちゃんの指示で作戦だったんだけどね、その後からゆっくりとだけど売り上げは元に戻ったし、お小遣いも貰えるようになったから良かったけど、一歩間違うと、ほんの悪戯気分でついた嘘で、お店が閉店に追い込まれてしまう事だってあるってことさ)


ジュール『うーん、それは酷いよね、不確かな噂でその人やお店の運命が決まっちゃうんだ、うん!私も不確かな噂には気をつける!』


(そうだね、僕も気をつけるよ!ジュールは本当に良い子だねぇ)


 膝の上に小さい姿でこちらを見て、尻尾を振っているジュールをこれでもかっ!て、ぐらいに撫で回した。


天華『風評被害の恐ろしさを知るのは大切なんですが、それより、アトリーの前世でのお祖母様の指示がやたら手が混んでて、子供に教えるような内容じゃないと思うですけど・・・』


夜月『それに、アトリーが気にしてたのがお小遣いの事だけなのも気になるんだが・・・』


 素直な反応をするジュールと違い、別のことが気になって仕方ない天華と夜月。


(うん?あぁ、お小遣いの件はあの頃の僕には死活問題だったし、風評被害の件にしても、うちの祖父母はそんな事で凹んだりしないって、変な信頼があったからね、事実、風評被害の件はお婆ちゃんがなんとかしたしねぇ、嘘ついてた子の親にも“キッチリお話し“もしたって言ってたよ)


天華『“キッチリお話し“って・・・アトリーの前世でのお祖母様って、何者ですか・・・』


(何者、って言うか、お婆ちゃんは住んでた地域の学力差別撤廃を掲げて、地域の人達に貢献した人だからね、これくらいの風評被害うまく処理できないわけないと思うよ、それと、親御さんは嘘ついた子の躾についてお説教されたと思うな、お婆ちゃんはお嬢様育ちで常識やマナーにうるさかったから・・・)


 今、思い出しても、お婆ちゃんの食事でのマナーや道徳的な常識の躾は、同世代のご家庭に比べて凄く厳しかったと思う、でもそれが後々自分のためになる教えだったことも、事実であり感謝すべき事だ。(あの世界の社会で重要な教えだったのは間違いないし、今でも役にたつ教えで、日々感謝している、僕はお婆ちゃん大好きで、凄いお婆ちゃん子だったからそんなに嫌ではなかったし♪)


天華『そ、それは、た、確かに安心していられますね・・・』


ジュール『お婆ちゃん凄いね!』


夜月『良いお祖母様だったんだな』


(そうでしょ?ふふっ(^ω^))


『『『だね!・ですね!・だな!』』』


 自慢げに言った僕の顔をジュール達はじっと見つめて同意してくれた。












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