59話 “勇者候補“と学ぼう!
はい!どうも!僕です!現在“勇者候補“の仁達と珍しく魔法基礎の授業を午前中に受けている最中の僕です!
(何でこんな事になったんだろう?)
昨日の騒動の後、王城から公爵家に手紙が届き“勇者候補“の仁達は当初の予定を少し変えて留学予定の同年代の学年ではなく、僕達1年生のクラスに通う事となったと知らせが来ました、それと翌日からは予定通り公爵家に身柄を預ける事になるとも書いてあったようです。
でも何故に1年生?と思った僕達に父様が「彼らの基礎常識が全然違うようだ」との事(あぁ~、確か向こうでこの世界のまともな常識を習っていたとは思えないからなぁ~)と納得したが、何故かその“勇者候補達“が僕のクラス、それも僕の席の目の前の席にいるんだろうか?と、頭を捻ってしまった。
仁達の基礎常識の修正のために社会学に魔法学の基礎も交えての特別授業が行われている最中なのだ、“洗礼と祝福の儀“に関しての事なのでこの世界では常識でも向こうには無い習慣なので、その事も含めた解説が主の授業内容です。はい・・・
(同じクラスになったのは都合がいいけど普通、最前列とかで授業受けた方が先生に質問しやすいだろうに、何故わざわざ1番後ろにいる僕の前の席に座っているんだろう?)
そう思っている間に魔法基礎の話になり前にいる仁達を見ると仁達3人は真剣な眼差しで一生懸命授業を聞いていた、でも魔法の基礎に関する授業は僕達貴族達は家庭教師などから教えてもらっているのであまり関係は無いが、一般市民として入学して来た生徒達には大事な授業となる、仁達と同じ列の席でロシュ君も本当は2回目であろう授業内容でも真剣に授業を聞いている。
(暇だよ~)
天華『アトリー、授業はちゃんと聞かないとダメでしょう?』
(でも~、この部分もう本を読んで知ってるしー大体、本の内容は事実とは違うところがあるから聞いててもあんまり意味ないってゆうかー、しかも2回目だしー)
僕は天華達、聖獣に魔法の原理を教えてもらっていた、人間が予想、研究、定義付けてきた魔法理論とやらは全く当てにはならないものだと言うのがわかっているので、ぶっちゃけ僕とソルは魔法の何たるかを学ぶ必要は無い。
(それにー、1度見聞きした事は忘れないから教科書全部読んじゃった僕には授業って聞く必要ないんだよねー)
天華『そうですが、一応聞くふりぐらいはした方が揉め事は起こらないでしょう?』
(うーん、そうだけど~暇だと眠くなるじゃん?だからお話し相手になってよー』)
天華『ふぅ、しょうがないですね・・・じゃあ何の話が聞きたいんですか?』
(そうだねぇ・・・、そうだ!あの薬“イーヴィル・ドラッグ“ってどんな作用があるの?昨日のお姫様見てて思ったんだけど人格変わりすぎじゃない?)
天華『あぁ、そうですね、あれはアトリーの知っている麻薬や覚醒剤といった代物に似て非なるものなのです、依存性は同じようなものなのですが、あの薬の厄介な所は自分の中にある黒い欲望に忠実になるので、そこを他人から刺激されると誘導されやすくなるんですよ、人間の中には自分で気づいてないだけで、大なり小なり何かを破壊したいと言う衝動があるのですが、そこを特に刺激されて日頃大人しい人が薬の影響で凄く暴力的になったりするんです、だからあの薬を服用する人達の暴力沙汰の事件が増えているそうです』
(あぁ~、だから性格が激変したように見えるんだね?)
天華『そう言う事です、薬の服用が少ないとあまり変わったように見えませんが、ある一定の量を超えると人格が激変するみたいですね』
(うわぁ~、そうなるとあの薬を常用していても少しの差で常習者かそうで無いかがわからなくなるんだね、“鑑定“のスキル持ちの人以外に見分けがつけれないってのは厄介だね、よほど鼻が良い獣人さんとかは分かり易いかもだけど)
天華『そうですね、でも私達、神の系譜に連なる者のように薬や香水などの中にある悪意が感知できなければ、ただの甘い香りの香水をつけているように感じるかもしれませんね』
(そうか~、それは難しいね、でもあの薬にそんな方向性?みたいな作用をつける事ができるもんなんだね?)
天華『まぁ、ここは異世界、様々な効能や特性を持った不思議な植物や魔物が大量にいますからね、色んな事が出来るんですよ、魔法もありますしね』
(そうだね、異世界って不思議~( ・∇・))
天華『不思議ですね~』
(あ、そう言えばあのお姫様、今後どうなるんだろう?)
天華『うーん、どうなんでしょうね?お父君の話では彼女は無理やり“勇者候補達“について来たような感じの様ですし、暫くは王城預かりになって事情聴取の後、強制送還になりそうではありますね』
(あーね、まあ仕方ないか、家の国に持ち込み禁止の薬を無断で持ち込んじゃったんだもんね)
上手く荷物の中に紛れこましていたようで、自分の服用分にしては量があまりにも多かったとの事、聞けば“ある人“への手土産にと国王の側妃から渡されたそうだ、(お姫様の母親で無い、ついでに言うとお姫様の母親は第2側妃らしい)自分の服用分として隠し持っていた薬も回収され、最近できた専門機関の研究室に引き渡されて成分調査などが行われ治療薬などの開発に役立てるそうです。
そして、その“ある人“とやらが僕達がよく知るクラスメイトの“アーミラ・コーニング・ヴェステ第1王女殿下“、僕達をいつも睨みつけて来ている“アーミラさん“だったのだ、彼女は王城からの使者にどう言う事かと事情を聞かれたが知らないの一点ばり、だが前々から彼女からあの薬の香りがしていたので以前から関わりがあったのは明白、でも彼女がヴェステ王国の第1王女であり国を受け継ぐ継承権第1位なので、取り調べようとしても国際問題になりかねないと言う事から国の立場的に厳しい取り調べができていないのが現状だ、今サフィアス叔父様がヴェステ王国の国王に今回の件を知らせて、どこまで対処して良いかを聞いている所らしい。
(それにしても、アーミラさんはどうなりたいのかねぇ、麻薬の使用の疑いが掛けられている状態でも登校してきて、わざわざ僕を睨みつけてくるのって異常だと思うだけど・・・)
今、現在進行形で睨まれてます。
(なんか、殺気がこもって来たんだけど~、あのお姫様が捕まったのは自業自得なのに~、僕のせいにされても困るんですけど~!)
天華『いっそ、国に帰ればよろしいのに、何故あそこまで睨んできて、わざわざここに留まるんでしょうね?』
(ね~、そこは僕も理解不能だよー、あ、あれかな?国王、彼女のお父さんから卒業まで帰って来ちゃダメって言われてたり?)
天華『・・・そんなこともありますかねぇ?まぁ、次期女王になるためには見識を広めて来なさいとか、言われたんじゃ無いですか?』
(あー、ありえそう・・・、てか彼女あんな調子で次期女王とかやって行けるんだろうか?まぁ、僕が心配する意味はないか・・・)
天華『あぁでも、アトリーの心を射止めて来いとか言われていたり?』
(いやー、それは無いでしょう、あんだけ睨んで来てるんだから、僕の事絶対嫌いだよ彼女、そもそも僕が今の所、結婚する気も婚約する気も無いんだから意味ないでしょ)
天華『まあ、そうですね、アトリーには無理強いは出来ないですから、仲良くなって来いぐらいは言われているはず、なのにあの状態は本当に意味が分かりませんね?』
(本当にね~)
と、呑気に念話していると・・・
レーラー先生「デューキス君、属性魔法の種類を全てとその特性を述べなさい」
レーラー先生から解答の指名された。
「はい、まず属性魔法の種類は・・・・・・・・」
すぐに立ち教科書に載っていた内容をスラスラ答えて、さっきまで全然 授業を聞いてなかったのが嘘のような模範解答をした。
「・・・・・以上が属性魔法の種類と特性になります」
レーラー先生「正解です、着席しなさい」
「はい」
こうやって度々レーラー先生から抜き打ちで解答の指名がされるが、そつなくこなすので文句は言われたことはない。
(ハァ~、今回もかなり唐突だったな、いつも思うけど僕レーラー先生に嫌われてない?むしろ敵視されてないか?)
夜月『どうだろうな、そんな感じは少しするがアトリーがいつも授業を聞いてないのがわかっていて、腹を立てているのかもしれないぞ?』
(えー、バレてるか?それならそう言えば良いのにね?)
夜月『そうだな、だが神罰を恐れているのかもしれんぞ?』
(んーん?それはおかしい、敵視されてても一定以上の悪意がないと神罰は起きないはず、教師としての教育的指導ぐらいでティーナちゃんは神罰下さないでしょう?学園側にもちゃんと説明はしてあるはずだし?)
天華『それでも、神罰が怖い人は怖いんですよ』
夜月『そう言うことだ、あの教師はアトリーに必要以上に近づかないしな』
(確かに?レーラー先生と間近で話した事ないな・・・、うむ、少し真面目に授業を受けてみるか・・・)
と反省して、その後の授業を真面目に受けた僕だった、午前の授業が終わって、いつも通りイネオス達と合流し、いつもの作業小屋がある場所に移動しようとすると・・・
仁「あの、アメトリン君、一緒にお昼食べていいかな?」
仁が遠慮がちに言ってきた。
「ん?良いですけど、僕達はいつも食べ物を持参して昨日と同じ所で昼食を食べていますが、それでも良いのでしたら」
(んん?僕はてっきり仁達は学園の食堂でご飯食べると思っていたよ・・・、ふむ、知り合いが僕達ぐらいしかいないから仕方ないのか?)
仁「あ、有り難う、ご飯は王城の料理長さんが用意してくれたのがあるから大丈夫だよ」
「そうですか、では行きますか?」
そう返すと周りで聞いていた生徒達が不満そうな表情をしてこちらを見た。
(あぁ~、彼らに纏わり付かれるのが嫌なんだね、授業の合間の休憩時間中に色々聞かれて大変そうだったし仕方ないか)
夢ちゃん「いやー、助かったよ、私達に色々質問してくるんだけど、街にも出た事ないから洋服の趣味とか聞かれてもねぇ~」
ヘティ「まぁそうなんですね、それは困りますね、私で良ければ今度 王都を案内いたしましょうか?」
夢ちゃん「え!良いの⁉︎ヘティちゃん!」
ヘティ「ええ、許可が降りれば案内いたしますわ」
夢ちゃん「やった♪じゃあ、今日公爵様に聞いてみるね!」
彩ちゃん「ユメカ、まだ決まってないんだからはしゃが無い」
イネオス「“勇者候補様“方は今日から公爵家に滞在されるとか、ご帰宅の際はアトリー様達とご一緒なのですか?」
仁「うん、そう言われたね、あ、後、僕達のことは名前で呼んでよ、“勇者候補様“なんて呼ばれるのは少し恥ずかしいからね」
イネオス「え、宜しいのでしょうか?」
イネオスは僕をチラッと見て意見を求めて来た。
「良いと思うよお兄さん達自身がそう頼んでいるんだから、ね?」
仁「うん、僕達はそう大した存在では無いからね、向こうの世界では普通のどこにでもいる一般学生だったから」
イネオス「分かりました、ジン“様“」
仁「いや、“様“もいらないよ」
と、訂正するが受け入れて貰えず結局“様“付けされる事に、その間にベイサンは別事が気になったようだ。
ベイサン「一般学生?」
彩ちゃん「そう、ここの言葉に変えると“平民“かな?私達の世界、と言うより国では王族みたいな方々はいるけど、その方々が国を運営しているわけではないし“貴族“も存在していないわ、だから周りは全て皆んな同じ“平民“、“一般市民“って言う括りの人達なのよ、まぁ、政治を行う人とかは“貴族“ではない“権力者“って言う括りもあるよな感じはするけどね、それに他所の国には貴族階級がある国も残ってはいるけどね」
(あぁ~、確かに場所にもよるねぇ~、僕的にはある意味もう貴族と平民の考えが染まっているからなぁ、日本から来た仁達にはこの世界の貴族制度は馴れないだろうね、でもここの世界の平民と比べると仁達はかなり高度な教育を受けてはいると思うよ?)
天華『まぁそうでしょうね、この世界はまだまだ発展の道半ばですから』
ベイサン「えぇ!そうなんですね、周りが全て平民の方なんですか?でも皆様は学生って事はお家が大きな商家とかなのですか?」
彩ちゃん「うーん、私達の家は少し裕福な部類に入るかもしれないけど、私達の住んでる国では中学校と言って、ここの学園で言う所の5年生ぐらいの年までは義務教育って言う制度があって、貧しい人でも教育が受けれるのよ、識字率もほぼ100%、全ての人が最低限の読み書きができて、向こうの世界の中では上の方だったしね」
ヘティ「まぁ!凄いですね!全ての国民が読み書きができるように教育が受けれるなんて素敵です!」
(そうだよね~、革新的な政策をしているこの国でも識字率はよくて70%から80%だからね、まぁ前世の世界でも100%なんてほとんどないんだけど、あれ?僕のいた時はまだ100%なんて聞いた事ないな99%って聞いていたけど・・・・?・・・あ、そう言えば世代が変わったからか⁉︎僕のいた時代は80代前後の人達が戦争の影響で教育を受けれなかった事もあるってテレビで見たな、確か・・・で、その世代がもう亡くなった人がいて識字率の増加になったのかな?)
などと考えながら歩き、いつもの場所に着いた、するとソルとヘティとロシュ君が素早い手際でテーブルにクロスを掛け、昼食のご飯を並べていった。
(あぁ、またお手伝いさせてくれなかった・・・)
天華『仕方ないでしょう、この中で1番身分が高いんですから』
(むー、今回は“勇者候補“の仁達もいるから僕が1番じゃないよ!)
夜月『いや、1番だと思うぞ、なんせ加護の種類的にはアトリーの加護が最上級だからな』
(へ?マジか?同じ加護じゃなかったの?)
夜月『ああ、“勇者候補達“は“主神リトスティーナの加護“でアトリーのは“主神リトスティーナの愛し子“だろう?それに称号も“神々の友人“が着いている時点で本当ならアトリーはこの世界で最上級の身分になるはずだ』
(おっふっ!そうだった!いつも隠蔽が掛かっているから忘れてた!あぁぁ、で、でも、隠蔽されているから仁達と同じくらいの身分だよね?だよね⁉︎)
夜月『落ち着け、アトリー、複数の神々から加護を貰っている時点で既に最上級の身分だから安心しろ』
(・・・・何っ∑(゜Д゜)・・・・、そ、そんな、マジか_| ̄|○・・・、父様達は何も言ってなかったよ?)
夜月『まぁ、言わないだろうな、アトリーに普通の子供として過ごして欲しかったんだろう』
(そっか~、うーん、いや、薄々は気づいていた、待遇が破格だものね・・・気づかない方がバカちんだったのさ~・・・)
と、3年越しの事実を遠い目で受け止めた、夜月的には元々僕の周りは僕に甘々な人間が多いから気づかなかっただけじゃないかって、まぁ、それもあるだろう、僕は末っ子で兄弟の中でも珍しく母親似だから家族全員からネコっ可愛がりされていた自覚はある、それに加えて加護の件でより一層過保護になったと思われる、その空気が周りにも伝播して王族からも気に掛けられている、少し考えればすぐわかる事ではあったが自分自身がそんなに身分にこだわりたくなかったのが原因だと思う。
(はぁ~、ティーナちゃん達からの加護はとても頼もしくて嬉しいんだけど、あちらこちらで敬われたり恐れられたりするのは苦手なんだよね~、元々しがない小売業のおばちゃん店主だからね、気が引けちゃうよ・・・)
夜月『気にするな、アトリーはいつも通り自分のやりたい事をすれば良い、子供らしく我儘の一つでも言ったら、アトリーの両親は喜んで叶えてくれるさ』
(いや、それはどうだろう?我儘って意外と難しいよ?欲しい物は既に持っているし、やりたい事はちゃんとやってるもん)
天華『ふふっ夜月、まだまだ先は長そうですね』
夜月『はぁ~、まだまだ自覚は無いか・・・』
(む~なんなのさ~)
天華達は僕に何を自覚させたかったのか、今だに謎な僕であった・・・この時ジュールは並べられるご飯に夢中で話には加わって来なかった、そんな所が可愛いジュールに癒され念話を終了。
天華達と念話をしている間に昼食の用意は出来上がり、後は食べるだけとなった、皆んなの視線を受けて食べ始めの合図をする。
「では、温かい内に頂こうか、いただきます」
「「「「「「「いただきます」」」」」」」
手を組み僕達の食材となってくれた全ての命に感謝してお昼ご飯を食べ始め、僕はいつも通りにソルが取り分けてくれたご飯を美味しく頂いた。(そうそう、この国では“いただきます“と“ごちそうさま“の挨拶は、建国以来ずっと行われているマナーの1つだ、それは建国に貢献いたと言われる勇者の影響の名残らしい、なので僕も違和感無く普通に“いただきます“と言っている)
その後ティータイムまで楽しく会話をして楽しく過ごし終わると、それぞれの選択授業を受けるために解散。
仁達はまだ選択授業を選んでいないとの事で僕達の選択授業に着いてきた、そして本日の選択授業は武術と魔法学だ、仁達3人は運動着やローブがまだできてないのでほぼ見学状態なのだ、見ているだけではつまらないだろうと思ったが、3人はやたら楽しそうに目をキラキラさせて見学していたのが印象的だった。
(むむぅ?向こうでは魔法とかまだ習わなかったのかな?うん、でも楽しそうだし良いか♪)
楽しそうに見ているのなら良いかと納得し授業に集中した、全ての授業が終わりいつも通りイネオス達と合流(ロシェ君は既に帰宅)、その日はそのまま帰宅することになり馬車乗り場に向かうと既に公爵家の馬車が2台停まっており、その場でイネオス達と挨拶を交わし別れた、迎えに来ていたオーリーと言葉を交わし3人には1つの馬車に一緒に乗って貰い、僕はいつも通りソルやジュール達と馬車に乗り込み帰宅のとに着いたのだった。
(うん、今日も色々学んだ1日だったね!)
夜月『うーん、どうだろうか?色々自覚が足りてない』
(うっ!)
天華『そうですね、あと一歩ってところでしょうか?』
(ぐっ!)
ジュール『アトリー偉いね~』
(ジュール!)ガバッ!
夜月と天華にこき下ろされてダメージを負った僕は癒しを求めてジュールに抱きついたのだった。
(ジュール~、夜月達が厳しいよ~)
ジュール『あははははっ~がんばれ?~』
(うぅ~、頑張るぅ?)
突然ジュールに抱きついた僕にソル達は驚いたがすぐにいつもの事だと思い直し、そのまま静かに見守られる僕だった・・・・チャンチャンッ!




