表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
血縁者  作者: ai
1/1

他人こそ神様

4歳、父は水道管工事員

ふたり暮らし。

毎日毎日一番乗りで保育園前で先生を待ってる

真っ暗になって一番最後に迎えに来る父。

夜ご飯は毎日同じ出前の親子丼ときつねうどんを

分けて食べるだけただただそれだけの毎日だった。


母に会えるのは数ヶ月に一度

大好きな母だったし、確か兄もいたな

でも、突然父のもとに帰ったら

知ってるオバサンがいた。


ふたりで住んでた団地じゃなくて

マンションに帰った。

知らない家に一人で寝て

隣の部屋で父と女

なんか、悟った瞬間だったな


その、女は誰か

いつも体調が悪いときに預けられる父の友達

確か旦那さんもいたよな、

あーそうか、そうゆう事か

父の嘘は知ってた

私を置いて夜中出ていって

「団地の違う棟の弟の家に行くから寝とけ」

寂しくて夜中24時真っ暗な道を歩いて

見に行ったら父の車が無かった。


そのまま引き返して帰ってひたすら帰りを待った

朝の6時帰ってきた父は

「なんや、起きてたんか」

私は問いつめなかった。

「うん」それだけ


あのときもきっとこの人といたんや!

ほんとは嫌だったけど言えなかった。

しばらくして団地に戻った。

父と二人に戻った

本当に少しだけ


夜あの人から父に電話

「すぐ行く」と私を連れて

女のもとに

女は泣いてた

女の旦那は父に殴りかかってきた。

女と父は逃げた

私は泣きながら後を追いかけて


その後の記憶は無い。

その後父は私に

「家族になるためにお母さんには会うな」と言った

「うん」

それから2年、地獄。

父とふたりが良かったのに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ