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1話 りんね?

ピーーーーーーーーーーーーーーッ!


病室に響き渡る電子音

たった今、一人の少女が眠りに就いた。





埴山(はにやま)くくり

病気がちだった彼女は、未熟児で生まれ

小学校時代は、入退院を繰り返していた。


原因不明の病‥

徐々に身体機能が低下していき中学校にあがる頃には、

ついに動けなくなり寝たきりを余儀なくされる。


それでも彼女は、腐る事なく本やSNS等で何とか繋がりや希望を得て居たが、

孤独や不安に苛まれついに生を手放してしまった‥‥


その半生は、大半を睡眠に取られていた。

昏睡状態に陥り今なお眠っていると錯覚してしまう程に…





目が覚めると、白い空間に佇んで居た。


「気がつきましたか?」


声に反応すると、こちらに微笑みかける女性が居た。


「あの…此処は?私はたしか‥あのまま‥」


『此処は、輪廻の間

本来なら、魂の選別を行い次なる生に転生させるのですが…

貴女の生前を慮って今の記憶を保ち別世界に移住させたいと考えてます』


「別世界?移住?

何故、私にそこまでして頂けるのでしょうか?」


『話して問題は無いのでお話しますが、地球と呼ぶ世界は転生させるには、飽和状態なのです…地球は魂の牢獄になり、汚れない魂の選別がされ別世界に送る事に相成った訳です。

貴方は、人生の楽しみや女性としての喜びを知らず…ですから私の独断で転生させます!』


この人?は、何を言っているのだろう?

独断って…後でバレて平気なのか……

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