表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
兄ちゃん+女の子  作者: ぼた餅
1/1

プロローグ

ほのぼのとほっこりとしてくれたらと願います

その日はまだ5月だと言うのに暑い日で、今日は中部地方での取材だった。

手応えは上々、3時半には本社に戻るつもりだったが昼を取っていなかったのでコンビニでコーヒー牛乳と菓子パンを買い、公園のベンチに座った。

公園には学校帰りなのだろう、ランドセルをほっぽって小学生5人がペコペコなサッカーボールを蹴っては走り回っている。

柳原 隆は遅い昼飯を済まし、予定より30分遅れた時計を見ながら公園を出た。

「あっちぃ」

隆はぼやきながらも足を速めた。

今年で22になる彼は人生に達観していた。高校を卒業後、絵を描きたいと大学に行かずバイトをしながらの絵描きをしていたが、2年、3年と日は流れ、彼はイラストレーターとして会社に入社。


望んだ職につけなかったが、彼は妥協し、まぁこんなもんなのかと諦めに似た感情を持った。

そんな彼には、目の前の横断歩道で男の子と女の子が話に夢中なことはわからかった。

大型トラックが猛スピードをだしてることも。

歩道脇の店のおばちゃんが悲鳴をあげようとするところも。


自分が2人の子供を抱えて横断歩道から逃げようとしたことも。







書くのはほぼ初めてなので甘い目で見てください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ