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時空の剣

6月14日土曜日 午前8時03分 アンダー


ハヤテは左腕の痛みで目を覚ました。ハヤテはそこで椅子にしばりつけられ座らされていた。目を開けるとそこは、灰色のコンクリートで囲まれたいかにも不気味な雰囲気を醸し出した、そんな場所だった。

そして、その雰囲気をそのまま表したようなような男がハヤテの目の前に立っていた。ハヤテはその男に見覚えがあった。

「お前は…」

「ひゃっひゃっひゃっ、やっと目が覚めたか。疾風の雷撃。」

男はいかにも嫌味そうな笑い方、そしてばかにしたような言い方で言った。

「凍結の水面…。ミゾレ。」

ハヤテは左腕が痛むのか、もしくは目覚めたばかりだからか苦しそうな声でささやいた。ミゾレは右手にハンドガンを構え、白をベースにした服を身にまとっていた。そして、黒縁の眼鏡を左手の人差指でくいっと持ち上げながら答えた。

「覚えててくれて光栄だよ。疾風の雷撃。」

「ここは、アンダーか?」

ハヤテはミゾレを見上げて訊ねる。

「ああ。そうだ。」

ミゾレは言うとハヤテにハンドガンを向けた。そしてその銃口を左肩の傷口に押し付けた。

「うあぁぁ!!」

ハヤテは悲鳴を上げた。今起きている状況が理解できないまま、ただ痛みだけがハヤテを支配した。

「さあ。楽しい時間の始まりだ。ひゃっひゃっひゃっ。」

ミゾレは不気味な笑い声を響かせた。今、二人がいる部屋は四方がコンクリートの壁のためその声は良く響いた。この部屋の扉は鉄製で今は頑丈に締められている。ミゾレは数秒でその手の力を緩めた。放したハンドガンの銃口はハヤテの血で、赤く染まっていた。

「おい。疾風の雷撃。どうしてお前があれを持っていた?」

ミゾレは左手で眼鏡を押し上げながら言う。

「あれ?」

ハヤテは痛みで意識が飛びそうなのを我慢しながら思考を働かせる。しかしハヤテにはミゾレが言っているあれが何を意味するか見当もつかなかった。

「あれをお前が持っていたから、お前は殺されずに済んだんだ。どこで手に入れたんだ?答えろ。疾風の雷撃。」

ミゾレはもう一度強くハヤテの左腕の傷を銃口で押した。それと同時にハヤテの体は痛みが支配し、悲鳴を上げる。またも数秒でその行為をやめたミゾレは楽しそうな表情を浮かべる。

「お前の言っている、あれに俺は見当がつかない。あれとは何なんだ?」

ハヤテは痛みをこらえて訊ねた。

「ひゃっひゃっひゃっ。見当がつかない?笑わせるなよ。」

ミゾレは体全体を大きく動かし笑って見せた。

「時空のツルギだよ。」

ミゾレはハヤテの目を覗き込んで答えた。

しかし、それでもハヤテはミゾレが何を言っているのか理解できなかった。

「そんなもの、俺は知らない。」

ハヤテはミゾレの目を見て答えた。ミゾレはゆっくりハヤテから離れた。そして助走をつけ、思いっきり右手でハヤテの顔面を殴りつけた。椅子に縛りつけられているハヤテはもちろん避けることなどできずにまともにそれを食らった。ハヤテの口の中は切れ、口から血が流れ出た。

「知らないわけないだろ。お前はそれでヒカルと戦い、ヒカルを殺したんだろ?」

ミゾレはハヤテの胸倉をつかんで言った。ミゾレの言葉を聞いてようやくハヤテはミゾレの言っているあれが何を意味するか理解した。

ハヤテが辰郎から受け取ったあの剣のことだ。

「思い出したようだな。どこで手にいれた?答えろ。疾風の雷撃!」

言いながらミゾレはもう一度右手でハヤテの顔面を殴りつけた。ハヤテの口からは流れるように血が出た。

「あの剣が一体何だって言うんだ?」

ハヤテは下からにらみつけるような形でミゾレを見上げた。

「なんだその眼は?」

ミゾレはハヤテのみぞおちに思いっきり蹴りを入れた。ハヤテは一瞬呼吸ができなくなった。それでも何とかせき込み呼吸を回復させた。

「時空の剣。お前も聞いたことあるだろ?」

「時空の…つる…ぎ?」

ハヤテは消えそうな意識の中で頭をフル回転させた。そして、遠い記憶の中でその単語と一致するものを見つけた。一度、耶麻からその話を聞いたことがあった。

それは、ハヤテが四天王になる時のことだ。

耶麻の部屋で、ハヤテに疾風の雷撃という名前と、四天王という位を与えた後部屋を出ようとしたハヤテを耶麻が呼び止めたのだ。耶麻は時空の剣というものを聞いたことがあるか訊ね、ないと答えたハヤテに見つけたら持ってくるように言ったのだ。

ハヤテはそれだけのことだったので今の今までその単語をすっかり忘れていたのだ。まさか辰郎から受け取った剣がそれだとは夢にも思っていなかった。


「知っているみたいだな。どこで手に入れた?疾風の雷撃。」

ミゾレはハヤテの表情からハヤテが時空の剣を知っていると悟った様だ。そして、言いながらミゾレは銃口でハヤテの左肩の傷を強く押した。ハヤテは苦痛の悲鳴をあげる。ハヤテの周りには口から出た血や左肩の傷からの血などが零れ落ち、コンクリートの地面に赤い模様をつけていた。

「何かの間違いじゃないのか。俺は何も知らない。」

「嘘ついてんじゃねぇーよ。」

ミゾレは二度三度ハヤテの顔を殴りつけた。ハヤテはそのたび体を大きく動かされしまいに意識が飛んでしまった。

「起きろよ。疾風の雷撃。」

ミゾレはハヤテの胸倉をつかみ正面から声をかける。

ハヤテは数秒で意識を取り戻した。そうは言っても視点も定まっておらずフラフラだ。

「どこで手に入れた?答えろ。疾風の雷撃。」

ミゾレは訊ねるがハヤテは答えない。ハヤテが辰郎をかばっているのか、はたまた意識がもうろうとしていて答えられないのか定かではないが、どちらにせよハヤテは口を閉ざしたままだった。その態度に腹を立てたミゾレは舌打ちを一つして、ハヤテの顔にハイキックをした。

その衝撃でハヤテの座っていた椅子は倒れてしまった。ハヤテは椅子にしばりつけられたまま、コンクリートの地面にたたきつけられた。

「またあとで来るよ。楽しみにしてな。ひゃっひゃっひゃっ。」

ミゾレは不気味な高笑いを浮かべ部屋から出ていった。



6月14日土曜日 午後8時04分 アンダー


ハヤテは一日中拷問を受けていた。朝に始まったそれは、ミゾレを中心にアンダーの様々な人により行われた。朝のような物理的攻撃に始まり、電気ショック、自白剤など様々な方法でハヤテから時空の剣についての情報を得ようとしていたのだ。しかしハヤテは一切の質問にも答えなかった。

そもそも時空の剣がどういうものなのかを理解していないハヤテは答えたくても答えられないような質問もたくさんあった。その中でも確実にわかっている「どこでてにいれたか?」という質問もハヤテは答えることはなかった。ハヤテは辰郎たちに危害を加えまいとそのことについて絶対に口を割らないという覚悟があった。

そのおかげで夜の8時になるまでみっちり肉体的にも精神的にもかなり追いつめられていた。

やっとのことで今日の拷問を耐え抜いたハヤテは誰もいなくなったコンクリートの部屋で椅子に括り付けられたまま目を閉じ疲れをいやしていた。

『カチャ』

扉の鍵が外れる音でハヤテは目を覚ました。扉が開くにつれてハヤテはうんざりした気持ちになった。また、拷問が始まると思ったからだ。

そして、そこに現れた人を見てハヤテは息をのんだ。

「カ、カレン。」

カレンとは殺し屋四天王のひとり、業火の鉄拳の異名をもつ、アンダー最強の殺し屋にして最悪の暴君だ。20年以上も四天王の座に居座り続け、一人でいくつものテロリストなどの戦闘グループを壊滅してきた。

カレンの通った後には草も生えないとうわさされており、アンダーにもほとんど顔を出さない。それでも世界各国で業火の鉄拳のうわさは絶えずそれこそ誰にも顔を見たことがないとされている。アンダーでも限られた人間しかカレンの素顔を知らない。

ハヤテは過去に一度だけアンダーに帰ってきたカレンの素顔を見ていたのだ。そしてそれを見たときそこにいた誰もがその目を疑った。アンダー史上最強最悪と謳われた殺し屋は、女だったからだ。ショートカットですらっとした体型からは彼女が殺し屋だなて誰も想像できなかった。当時のハヤテも衝撃を受けていた。そして、その記憶は今でも鮮明に脳に刻まれていたのだ。

「こんにちは。あっ。こんな時間だからこんばんは。かな?」

カレンは部屋に入ってくると冷たい声でそういった。ハヤテは拷問のせいで腫れ上がった顔でカレンを見上げた。カレンからはたとえようのない殺気というかオーラのようなものが感じられた。ハヤテはその瞬間唐突に死を連想した。

「こんなひどい顔して。大変だったね。」

カレンはハヤテの顔に手を当て、腫れたところをゆっくり撫でた。その手はひんやりとしておりハヤテはさらに恐怖を増した。

「そんなに怯えないで。あたしはあなたを助けに来たの。」

ハヤテは耳を疑った。それもそうだ。さっきまでカレンに殺されるような連想をしてきていきなり助けに来たと言われてもピンと来るはずがない。

ハヤテはカレンの言葉を全く信用していなかった。カレンはゆっくりハヤテの背後に回り込んだ。

「あたし、今日でアンダーにいる理由がなくなったの。だから一緒にここを逃げ出そう。」

カレンはゆっくりと、しかしはっきりとそういう。ハヤテはひどく混乱した。

「アンダーにいる理由?」

ハヤテは自分の背後に意識を集中させ訊ねる。カレンは壁にもたれかかり、ポケットから煙草を取出し火をつけていた。

「ある探し物をしていてね。それのためにずっと業火の鉄拳としてここでやってきたの。」

「探し物?それって!」

ハヤテはそれが何を意味するか瞬時に理解した。それについて散々聞かれてきたから当然といえば当然だが。

「そう。時空の剣よ。」

カレンは煙草をふかしながら答えた。ハヤテは首を左に向け後ろを振り返る。

「どうして、そんなに欲しがるんだ?あの剣はただの剣じゃないのか?」

カレンはハヤテの表情に少し驚きの表情を見せる。

「あなた。本当に何も知らないのね。あれでヒカルを殺したって聞いたから期待してたのに。」

カレンはもう一度煙草をふかす。

「違う。」

「なにが?」

ハヤテのつぶやきにカレンは疑問をぶつける。

「俺はヒカルを殺していない。」

カレンはハヤテの言っていることに耳を傾けた。

「俺じゃない。ヒカルは自分で自分を殺したんだ。」

カレンはハヤテも言葉に少し吹き出す。

「何がおかしい。」

カレンは煙草の火を窓際で消しゆっくりとハヤテの正面に回る。


「あなたは、適合者ではないの?」

カレンはハヤテの目を見て訊ねた。

「何の話だ?」

ハヤテの反応にカレンは深くため息をついた。

「まあいいわ。もしかしたらってこともあるからね。」

カレンは自分に言い聞かせるようにして言った。ハヤテには全く理解できなかった。

「とりあえずここを出るわよ。」

カレンは言うとハヤテの動きを制しているものをすべて切った。ハヤテはやっと自由になった。

「歩ける?」

ハヤテはそこからゆっくり立ち上がった。立ち上がるだけで体中が悲鳴をあげた。それでも何とか痛みを耐え、一歩歩いてみる。ハヤテは何とか倒れずに踏みとどまった。

「言っておくけど、あなたをかばっている余裕はないわよ。」

そういうとすたすたと歩きだし部屋を出ていった。ハヤテは全身の痛みに顔をゆがませながらカレンに続いた。部屋を出るとそこには見張りだったであろう男たちの死体があった。その顔は跡形もないくらいつぶれており、もはや誰だったか見当もつかない。

カレンはそんなことには気にも留めずすたすたと歩いていく。そしてハヤテもそのあとを追った。

「ちょっとここで待ってて。」

カレンは立ち止まりハヤテにそう告げた。ハヤテは言われた通りそこで立ち止まった。カレンはその先をすたすたと歩いて行った。ハヤテはカレンの後姿を眺めていた。

その後姿からは殺し屋の風格は一切なかった。ハヤテは自分の置かれている立場について整理した。昨日の夜にヒカルと戦いそしてヒカルは自ら命を絶った。その後、意識を失ったハヤテはアンダーに連れてこられた。そして、ハヤテの持っていた時空の剣をアンダーのトップである耶麻が求めていた。

だが、その物だけではただの剣としてしか使えないのだろう。ただの剣としても優秀なものだが、それ以外にも使い道があるということだろうか。時空の剣というだけあって時間や空間に関係あるのだろうか?ミゾレたちはこの剣をどこで誰に渡されたかを訊ねた。

カレンは適合者かどうかを訊ねた。一体この剣に隠されている秘密は何なのだろう。

そんなことを考えていると、遠くの方でサイレンが鳴った。カレンが向かった方向だ。その方向には、研究施設がある方向だ。

アンダーの研究施設では新型の殺傷能力の高い武器や防具の開発などを行っている。細かい研究内容はアンダーの殺し屋の中でも知らないものがほとんどで、その指揮はワタルを通して耶麻がとっているという。

サイレンが鳴って30秒もするとカレンが飛んで帰ってきた。その手には時空の剣が握り締められていた。カレンはハヤテの手前で止まるとハヤテに時空の剣を渡した。

「いいのか?」

「あたしが持ってても邪魔なだけだから。」

ハヤテは受け取るとそれを腰につけた。

「逃げるわよ。」

そういうとカレンは歩き出した。

「そっちに出口はないよ。」

ハヤテは歩き出したカレンに後ろから声をかけた。

アンダーの中は複雑に入り組んでおり長年アンダーにいるハヤテでさえすべての道を知っているわけではない。そのうえ地上に出る出口も数か所あり最初は皆、アンダーで迷子になるのだ。

ハヤテはカレンはアンダーに長くはいないので道を知らないと思ったのだ。

「それがあるんだよね。」

カレンは首だけで振り返り、微笑みそしてまた歩き出した。ハヤテは戸惑いながらも自信満々なカレンについていくことにした。

少し歩くとカレンは立ち止まった。

「ここよ。」

カレンの目線の先には廊下の照明となっているランプがあった。

ハヤテはカレンが何をしたいのかわからずに戸惑った。そんなハヤテの様子を楽しそうに眺め、微笑を浮かべカレンはそのランプを下から右手で支えた。そして左手を上にもっていき上下さかさまにした。

『カチッ』

鍵が外れるような音とともにその壁の一部が手前に飛び出て来た。カレンは慣れた手つきでそれを開けて見せた。

「隠し扉。」

ハヤテはその光景にあっけにとられていた。

「さあ。早く入って。」

カレンは優しい口調でその中へ誘い込む。ハヤテは少々の不安を抱えつつも中へ入っていった。ハヤテが入るとカレンも入り扉を閉めた。

そして、また「カチッ」という音が鳴りロックされた。

「こっちに行ったはずだ。探せ!」

閉じられた扉の向こうからカレンらを探す者の声が聞こえたが、彼らが隠し扉に気付くはずもなかった。ハヤテは、人一人がやっと通れるような細い通路を歩いていた。

その通路は10mほど続き、そこから階段や梯子、また通路と入り組んだ道なき道を進み10分ほどかけてハヤテらは地上に出た。

そこはどこかの廃屋の中らしくコンクリートの中から鉄骨がむき出しになっていた。その外では雨が降っているのが確認できた。すでにハヤテの体力はそこをついていた。

ハヤテは広いスペースに出るとそこに大の字に寝転がった。

「仲間を呼んでおいたから少しここで待ちましょう。」

カレンはそういうと窓際に向かい煙草の火をつけた。

「仲間?」

ハヤテは寝転がったまま窓際のカレンに訊ねた。

「そうよ。あたしの本当の仲間。」

カレンは煙を吐きながら微笑む。

「本当にアンダーを裏切ったんだな。」

「あなたとおんなじよ。」

カレンは笑って見せる。ハヤテはそれに対し特に反応を示さなかった。

「なあ。気になったんだけどカレンの仲間って?」

「行けばわかるわ。そうこうしているうちに来たみたい。」

カレンは煙草の火を消し扉から外へ出た。外には白の普通乗用車があった。その運転席から傘を持って黒人男性が下りてきた。

「カレンサン。オツカレサマデス。レイノアレハ、ゲットシマシタカ?」

黒人男性はカレンのそばまで行くと片言で訊ねた。カレンはハヤテの方を向き目で返事をする。

「ワオ。ヤリマシタネ。カレハ、テキゴウシャデスカ?」

黒人男性は続ける。

「いや。まだわからない。」

黒人男性は少し残念そうな表情を浮かべるもすぐに笑顔になりハヤテの正面に立った。

「ワタシハ、ジェームズトイイマス。ヨロシクオネガイシマス。」

ジェームズと名乗った黒人男性は深々と頭を下げた。

「よ、よろしく。」

ハヤテは戸惑いながらも返事を返した。

「サア。ワタシタチノホームへカエリマショウ。」

ジェームズは傘をカレンに渡しカレンにハヤテと使うよう指示し自分は走って運転席まで向かった。カレンとハヤテは傘を使い車まで向かい後ろの席に乗り込んだ。

そして車は走り始めた。

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