表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

プロローグ

6月9日月曜日午後8時28分


「おい!あっちにいたぞ!!」

「絶対に逃がすな!」

「追え!!」


夜の街に男たちの換えが響く。そこにいるのは数十人の男たちだった。男達は手に銃や剣などの武器を所持している。そして彼らは一人の男を追っていた。


「もう逃げ場所はないぞ。疾風の雷撃。ハヤテ。」


ハヤテと呼ばれた少年は数十人の男に囲まれていた。男達は少年に各々武器を構える。


「最後に警告する。本当に戻る気はないんだな?降参するなら今のうちだぞ!」


「お前たちは間違っている。俺はただ、普通の生活がしたいだけなんだ。もう人を殺したくはないんだ。」


「わかった。お前ら。殺れ。」


男の合図で銃を構えていた男たちが一斉に少年目掛けて銃弾を放った。乾いた銃声と共にそこにはありえない現象が起きた。わずか10mも離れていない距離から放たれた数々の銃弾は少年に当たることがなかったのだ。少年は銃弾のすべてを近距離でかわしてみせたのだ。


「なにをしてる!?さっさっと仕留めろ!!」


男がいうと剣を構えていた男が少年に斬りかかった。しかし、少年は難なくそれをかわし逆にその男の首の後ろに手刀を決め男の気を失わせた。それからも次々に少年に襲い掛かるもののことごとくかわされ、ものの数分でその場にたっているのは少年だけになった。


「逃げきれると思うなよ。」


少年は全ての敵を戦闘不能にしたことを確かめるとフラフラとどこかへ消えていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ