表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

64/65

ミレニアム・ハーベスト

2040年

【ミレニアム・ハーベスト】

統合社会保障基金下の国々の税金廃止

1875年から続いた統合社会保障基金は領土拡大、人口増加、基金による経済ブーストなどにより、基金の規模は1000京円以上になり、毎年の運用利益だけで50京円以上となる(運用利率5%)

運用は光量子コンピュータのサポートもあり、無理なく達成可能


・税金廃止するが積立は継続(月々任意額)

・年金として積立に合わせた運用益バックはあるが、ベーシックインカムなし

経済的生存競争を終わるが、存在意義の競争、 自己実現の探求、 社会貢献の価値は残る

・インフラほぼ無料 - 交通・通信・教育・医療等

・加入者は40億人 年間積立4000兆円

(個人平均100万円×40億人)


運用益だけで世界中のインフラ、教育、医療、そして宇宙開拓のすべてを賄えるようになり、人類は「経済的な生存競争」から完全に卒業し「収穫のミレニアム・ハーベスト」を迎える


「徴税」ではなく「運用」によって社会を維持

これは、1875年から始まった複利の魔法により到達

しかし基金への積み立ては続き、人々は「より豊かな生活」「自己実現」「社会貢献」のために働く

累進課税がなくなる事による貧富の差が懸念されるが、そもそも富裕層は基金に大金を積み立ており、それにより基金規模の増大し、基金の投資により、社会が良くなっている事実もあり、大きな問題とならず

富は搾取の象徴ではなく、文明への参加規模

という再定義

富裕層は敵ではなく「最大出資者」として文明拡張のエンジンに


各国の政府は、統合社会保障基金からの配当によって運営される

政治家が予算を「分捕る」必要はなくなり、行政の役割は「管理」から「サービス」へと純化し、いかに効率的に「理」を社会に還元するかに専念


統合社会保障基金傘下の国々であれば、どこへ移動しても同じ水準の保障と教育

国境はリニアの駅名のような、単なる地域名へと形骸化


50京円の運用益のうちの余剰は軌道エレベーターの維持と第2、第3の軌道エレベーター建設、月面都市建設・火星のテラフォーミング、さらには恒星間探査船の建造に



《小泉進次郎(日本帝国首相)》

「1875年、先人たちが植えた一本の苗木が、今、1000京円の果実を実らせる巨木となりました。巨木はただ実を結ぶだけではない。根を深く張り、風を受け止め、種を遠くへ運ぶ。税はなくなるが、これからも皆の積立が水となり肥料となりこの巨木はさらに育っていきます。目指す宇宙はどこまでも広い。我々は重荷(税)から解放され社会保障基金というエンジンで銀河を切り拓いていくのです。」、


《ウィリアム(英国王)》

「かつて王侯貴族が富を独占した時代があり、国民が税に苦しんだ時代がありました。しかし今、統合社会保障基金という『理』の下で、すべての民が等しく豊かさを享受している。英国の誇りは、もはや軍艦の数ではなく、基金を通じてどれだけの叡智を世界に共有したかにあります。小泉首相が言うように、我々は今、人類史上最も豊かな『秋』を迎えたのです。」


《エマニュエル・マクロン(仏)》

「フランス革命は『自由・平等・博愛』を掲げたが、税という鎖から人々を解放することはできなかった。だが今日、日本帝国が成し遂げたのは、まさにその『最後の解放』だ。私はパリで育ち、税と闘争の歴史を学んだ。しかし今、私の孫はパリから東京まで1時間で通学し、税金を払うことなく最高の教育を受けている。これは革命ではない。進化だ。」


《ジャスティン・トルドー(加)》

「カナダが日本帝国の一員になった時、一部の国民は『主権を失う』と恐れた。だが今、彼らは理解している。我々が得たのは、主権の喪失ではなく『自由の拡張』だった。税金がゼロになり、医療も教育も交通も無料。これが、真の『カナダの夢』だったのだ。」


《ジャシンダ・アーダーン(新)》

「ニュージーランドは小さな島国です。でも今、統合社会保障基金により、私たちは『地球市民』どころか『宇宙市民』になりました。税金廃止により、国民は経済的恐怖から解放されました。人々は今、本当にやりたいことに時間を使っています。これが、私が夢見た『優しい社会』です。」


《トマ・ピケティ(経済学者)》

「資本収益率(r)が成長率(g)を上回るという私の理論は、かつては格差の絶望を意味した。しかし日本帝国は、その『資本(r)』を私有から『人類共有の基金(統合社会保障基金)』へと転換することで、逆説的に全人類を資本家にしたのだ。1000京円の元本。これこそが、資本主義が辿り着くべき唯一の、そして最も美しい終着駅ラスト・リゾートだ。この『理』の前に、もはやマルクスもスミスも必要ない。」


《孫正義(帝国ビジョンファンド 総裁)》

「300年先を見据えると言い続けてきましたが、統合社会保障基金はそれを160年で成し遂げてしまった。15%の教育投資が生んだ『知性』が、量子コンピュータと核融合を操り、この1000京円という数字を叩き出した。もはや投資の対象は『会社』ではなく『人類の可能性』そのもの。これほどワクワクする時代に立ち会えて、私は幸せです。」


《アマルティア・セン(経済学者・107歳)》

「信じがたい。私が生涯かけて追い求めた『潜在能力の発揮』が、ついに経済的制約から切り離された。1000京円の基金は、もはや単なる金銭ではない。それは全人類が過去から未来へと繋いだ『信頼の蓄積』だ。人類は今、ホモ・エコノミクス(経済人)であることをやめ、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人、あるいは創造する人)へと進化したのだ。この『収穫』は、未来永劫、枯れることはないだろう。」


《ジョセフ・スティグリッツ(経済学者)》

「私は『不平等の代価』で格差の危険性を訴えた。だが、統合社会保障基金は私の懸念を完全に無効化した。累進課税がなくなっても、富裕層は基金に巨額を積み立てる。なぜなら、それが彼ら自身の利益になるからだ。これは、『enlightened self-interest(啓発された利己心)』の完璧な実例だ。資本主義は死んだのではない。完成したのだ。」


《ダニエル・カーネマン(心理学者/行動経済学者)》

「人間は『損失回避バイアス』を持つ。税金を払うことは『損失』と感じられ、心理的苦痛を生む。だが、統合社会保障基金への『積み立て』は『投資』と認識される。同じ金額でも、フレーミング(枠組み)が変われば、人間の行動は劇的に変わる。日本は、人間心理を完璧に理解している。」


《ユヴァル・ノア・ハラリ(耶・歴史学者)》

「『サピエンス全史』で、私は人類が『虚構』を信じることで協力すると書いた。貨幣、国家、宗教……すべては虚構だ。だが、統合社会保障基金は『虚構を超えた虚構』だ。1000京円という数字は、もはや現実の富を超えた『信頼の結晶』だ。人類は今、史上最大の虚構を共有している。そして、その虚構が現実を変えている。」


《ナオミ・クライン(加・ジャーナリスト/活動家)》

「私は『ショック・ドクトリン』で資本主義の暴走を批判した。だが……統合社会保障基金を見て、私は言葉を失った。これは搾取ではない。これは……共有だ。富裕層が敵ではなく『最大出資者』として文明を支える。私が夢見た『もう一つの世界』が、ここにある。ただし、私が想像したのとは全く違う形で。」


《村上春樹(作家)》

「税金がなくなった社会を、私は小説で描こうとした。でも、現実が小説を追い越してしまった。人々は今、『何のために働くのか?』を真剣に問うている。金のためではない。生存のためでもない。……では何のため? それは、『意味』のためだ。存在意義を求めて、人々は働き、創造し、愛する。これは、文学が追い求めてきたテーマそのものだ。」


《益川敏英(物理学者)》

「量子コンピュータが基金運用を最適化している、と聞いた時、私は『物理学が経済学を食った』と思った。素粒子の振る舞いを計算する技術が、人類の富を管理している。……これは、科学の勝利だ。だが同時に、科学者の責任も重くなった。この技術を悪用されれば、人類は滅ぶ。」


《レイ・カーツワイル(未来学者)》

「私は『シンギュラリティ(技術的特異点)』を予言した。AIが人間を超える瞬間を。だが、日本はそれを既に超えている。光量子コンピュータと核融合により、人類は『神の領域』に到達した。……そして、その力を『全人類の幸福』のために使っている。これが、私が夢見たシンギュラリティの『善良なバージョン』だ。」


《宮崎駿(アニメ監督)》

「私は『風の谷のナウシカ』で、科学技術と自然の共生を描いた。だが、現実の日本は私の想像を超えた。砂漠が緑になり、海が浄化され、空気が清浄になる。……そして、税金がなくなった。人々は、金のためではなく、『やりたいこと』のために働いている。これが、私が描きたかった世界だったのかもしれない。」


《坂本龍一の遺志を継ぐ財団)》

「龍一さんは生前、『持続可能な社会』を訴え続けた。そして今、それが実現した。税金ゼロ、無限のエネルギー、浄化された地球。……龍一さんが見たら、何と言うだろうか? きっと、静かに微笑んで、ピアノを弾くだろう。『これで、ようやく音楽に集中できる』と。」


《草間彌生(芸術家)》

「私は一生、『無限』を追い求めてきた。水玉模様の無限、宇宙の無限。……そして今、人類は本当に『無限』を手に入れた。無限のエネルギー、無限の富、無限の可能性。税金がなくなり、人々は『無限に』創造できる。……これが、私が夢見た世界だ。」


《ダライ・ラマ15世(チベット仏教最高指導者)》

「仏教は『執着を離れよ』と説きます。税金がなくなったことで、人々は金銭への執着から解放されました。今、人々は『何のために生きるのか?』を真剣に問うています。これは、仏教が2500年間問い続けてきた問いです。……税金の廃止は、経済革命ではない。精神革命なのです。」


《フランシスコ2世(ローマ教皇)》

「『金持ちが天国に入るのは、ラクダが針の穴を通るより難しい』とイエスは言いました。だが、統合社会保障基金により、富は搾取の象徴ではなくなりました。富裕層は『最大出資者』として、文明を支えています。……もしかしたら、イエスが見たかったのは、この光景だったのかもしれません。」


《イスラム法学者》

「イスラムは『ザカート(喜捨)』を義務としています。富める者は、貧しい者に施すべきだと。だが、統合社会保障基金は、それを『システム』として実現しました。富裕層の積み立てが、自動的に社会全体を豊かにする。……これは、イスラムの理想そのものです。」


《東京のフリーランスデザイナー》

「税金がゼロになって、正直、信じられなかった。『どうやって国を運営するんだ?』って。でも、統合社会保障基金の運用益で全部賄えるって知って、『マジか!』って。今、俺は好きなデザインの仕事だけやってる。食うために嫌な仕事を受ける必要がなくなった。これ、最高。」


《パリのシングルマザー》

「子供を二人育てながら働くのは、本当に大変だった。税金も高かったし、保育費も高かった。……でも今、すべて無料。税金もゼロ。保育も教育も医療も交通も、全部無料。……信じられない。私は今、週3日だけ働いて、残りの時間は子供たちと過ごしてる。こんな幸せなことがあるなんて。」


《北海道の農家》

「税金がなくなって、農業がめちゃくちゃ楽になった。以前は、収入の半分近くが税金で消えてた。でも今は、全部自分の収入。……しかも、バイオ肥料も淡水化装置も、全部基金が提供してくれる。農業が、本当に『やりがい』だけの仕事になった。」

《マダガスカルの教師(45歳)》

「給料は変わらない。でも、税金がなくなったから、手取りが倍になった。……そして、学校のすべての設備が無料で提供される。教科書も、タブレットも、給食も。私は今、本当に『教える』ことだけに集中できる。これが、教師の理想の姿だ。」


《NASDA・火星テラフォーミング計画責任者》

「50京円の運用益の余剰で、火星を地球化する。大気を作り、水を作り、緑を育てる。……200年後、火星には1億人が住んでいるだろう。そして、彼らも統合社会保障基金に加入する。基金は、太陽系全体に広がる。」


《軌道エレベーター公社・CEO》

「第2、第3の軌道エレベーターを建設中だ。月にも、火星にも。……宇宙は、もはや『フロンティア』ではない。『隣町』だ。税金ゼロの社会で、人々は自由に宇宙に行ける。これが、新しい時代だ。」


《恒星間探査船プロジェクト・リーダー》

「アルファ・ケンタウリまで、光速の10%で航行する探査船を建造中だ。到着まで40年。……だが、それで何かが見つかれば、人類は太陽系を超える。統合社会保障基金の余剰が、それを可能にした。税金廃止は、宇宙開拓の始まりだ。」


お読み頂きありがとうございました

もし可能なら感想を頂ければと思います

よろしくお願い致します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ