第11話 国民皆中流と金剛型戦艦
改定前の第9話と第10話を合わせました
法人税の控除条件を少し追加しました
1909年
朝鮮半島に直接介入しておらず、伊藤博文も暗殺されることなく日本の改革に従事
「戦に勝つより、制度を整うる国が強し。我が国は、法に信を置き、民に道を授け、富を回す。これを以て、真の独立国と申す。」
1910年
「中流の創出なくして、国力の安定なし」
安定した中流階級を育てる為、
・法人税の累進化
ただし
人件費(賃金・賞与・福利厚生)
設備投資(即時償却)
研究開発費
教育・訓練費
地方拠点設置費
は控除
・所得税の累進化(統合社会保障基金への拠出は控除)
・統合社会保障基金を除く金融所得課税の累進化
・土地、不動産保有税
を導入
「上は徳を積み、下は勤を惜しまず。その間を潤す税と制度こそ、文明国家の柱である。」
《渋沢栄一》
「論語には『不患寡而患不均(少なきを憂えずして、等しからざるを憂う)』とある。欧米では、少数の資本家が富を独占し、労働者は絶望の淵に立ち革命に転じる。そうならぬ為、日本の資本家は、その富を『巡らせる』義務を負う。設備を整え、人を雇い、地方を潤す。その努力を惜しむ者からのみ、国は税を預かる。これは『お仕置き』ではなく、社会という大きな合本組織を健全に保つための整備なのです。」
《伊藤博文》
「西洋の街角を見よ。豪華な宮殿の影に、明日のパンにも事欠く民が溢れている。それではいずれ、国は中から崩れる。我々が今、断行した累進課税は、国民全員を『中流』へと引き上げるための梯子である。一人の大富豪を作るより、百万人の『自立した平民』を作る。それこそが、我が帝国を万世に亘って揺るぎなきものとするのである。」
《幸徳秋水》
「皮肉なものだ。我々が血を流して勝ち取ろうとした『労働者の権利』や『富の平等』が、渋沢のような実業家によって、一滴の血も流さず、帳簿の上で成し遂げられようとしている。
彼は『資本家を救うために、労働者を救え』と言う。その現実の前に、理想主義の革命論は色褪せた。もしこの制度が、人間の強欲を本当に制御し続けるなら、私は筆を折り、この『平和な実験』の記録者となっても良い。」
列強に食い物にされる清国をみて、自国を守る戦力の重要性を再認識し1909年より
基準排水量34800t
220m×30m
80000馬力 最大船速26kt
45口径14インチ3連装砲4基
50口径140mm連装砲8基
50口径47mm砲16基
濃霧航法電波探信儀
水中聴音機
の金剛型戦艦を量産開始
1912年に最初の2隻の就航を皮切りに単一艦による量産効果と、運用の効率化を狙い2年に2隻ずつ最初は8隻を最終的には16隻を計画
好景気と累進課税、社会保障が予算から離れているため、無理なく実施可能
「備え無くして平和を語る勿れ」
兵器の国産化が進んでおり、シーメンス事件は起きず
1912年:金剛・比叡
1914年:榛名・霧島
1916年:扶桑・山城
1918年:伊勢・日向
1920年:長門・陸奥
1922年:加賀・土佐
1924年:天城・赤城
1926年:紀伊・尾張
「富の偏在を正し、教育を施し、なお防備を怠らぬこと。これ国家経営の三位一体なり。」
少し装甲が厚いとか少し砲が多いとか色々な戦艦よりも同一艦の方が艦隊運動もしやすいし、訓練も効率化するし、量産効果も出るし良いことが多いと思うのですがどうですかね??
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