表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/20

第1話 統合社会保障制度

以前に書いていた物を1879年スタート→1875年に

郵便貯金を作らず→統合社会保障基金と言う形に

創設経緯を少し詳しくしてみました

1875年5月2日

全てはこの年に始まった

「一銭を積みて万世を興す」


日本の財政は近代国家の体裁を整えつつも、持続的成長の基盤を欠いていた

殖産興業は緒についたばかりで、富国強兵の理念だけが先行し、国家財政は日々の運営に追われ疲弊していた


岩倉使節団は欧米の進んだ文化だけでなく、アヘン常用者や悲惨な貧困窟が存在するイギリス、フランスの労働者街の困難、ロシア農村の窮状をみてきた岩倉具視、木戸孝允ら団員は資本主義の全面展開に疑問をもつようになり、内治優先的な考えを持つようになった


その状況を打破する一手として、岩倉具視、木戸孝允らの相談を受けた渋沢栄一が前島密と共に、


岩崎弥太郎(三菱グループ)

三井高福(三井財閥)

安田善次郎(安田財閥)

益田孝(丸善、貿易界の重鎮)

大久保利通、伊藤博文、大隈重信、井上馨、松方正義(政界の中枢)

榎本武揚、山縣有朋、大山巌、川村純義(軍・官ち)

福沢諭吉、新島襄、中村正直、西村茂樹(教育・思想界)

田中久重(工学・製造)

三条実美(国家運営の基点)

そして西郷従道、黒田清隆など薩摩・長州の重鎮等の協力を得て厚生省設立


郵便貯金ではなく、医療・年金・介護・健康・子育て・インフラを統合した積立型/投資型の社会保障制度を施行

・18歳から60歳が加入(希望あれば15歳〜70歳まで可)

・拠出額は個人が自由に設定  最低義務 月1円(当時)〜上限なし(貨幣価値により変動

2025年には最低義務 月3万円〜上限なし)

・元本は国が保証(国債を発行し補填)

・最初期の土地・禄の買取にあてる「厚生省設立公債」後は元本保証のための国債意外発行は原則禁止

・掛金は全額所得控除

・利息、配当、売却益などの運用益は全額非課税

・一時金を受取るときも各種控除

・全国の郵便局にて対応(後に主要銀行でも対応)

国営の統合社会保障基金で運営し、それを

1.社会インフラ(鉄道網・道路網・通信網等)

2.教育(大学・工学校の設置、教授招聘)

3. 国内企業(重工業・電機・化学・鉄道・海運等)

4. 技術開発(通信、医療機器、精密工学等)

5. 少子化対策(出生奨励金、保育無償化)

6. 円の安定、基金の信用、有事備蓄としての“金準備”の累積

の順に投資していく


《岩倉具視》

「欧米は強い。だが、幸福ではない。欧米に追いつくとは、街を飾ることではない。民の老いと病と幼きを、国家がどう引き受けるか。そこに文明の真価がある。」


《ビスマルク(ドイツ帝国宰相)》

「極東の小国が、我がドイツの社会保険制度を先取りしたというのか? いや、違う。彼らのは保険ではない──国家が投資銀行となり、国民全員を株主にする制度だ。これは危険な実験だが、成功すれば、ヨーロッパの社会主義運動に対する最良の回答となる。労働者が革命ではなく配当を求めるようになれば、マルクスの理論は崩壊する。」


《木戸孝允》

「憲法より先に、国民の“安心して生きられる時間”を制度化せねばならぬ。自由とは、明日の不安から解放されてこそ成立する。」


《前島密(郵便の父)》

「私はふみを運ぶ道を拓いたが、渋沢さんは『富』を運ぶ血管を造ろうとしている。全国の郵便局が、ただの便りの中継所ではなく、民衆の未来を預かる聖域となる。これは、名もなき農民の一銭が、海を越える鋼鉄の船に化ける奇跡の術だ。」


《渋沢栄一》

「民の蓄えは国の基なり。官はその富を費さず、活かして巡らすべし。福祉とは施しではない。民が力を蓄え、国が再び興るための投資である。これは金融ではなく、信義の経済である。」


《大久保利通》

「これは福祉ではない。国家防衛だ。兵を鍛える前に、国家の“体力”を鍛えねばならぬ。病める国民、貧する家族、学なき若者――それらは全て、将来の戦力喪失である。」


《大隈重信(参議・大蔵卿)》

「ハッハ、これは痛快だ! 岩倉公や木戸さんは内治を説くが、これは最高級の外政でもある。外国から借金(外債)をせずとも、八百万の民の懐から無限の資本が湧き出す。イギリスの銀行家どもが顔を青くして、この極東の島国を見にくる日が目に浮かぶわい!」


《岩崎 弥太郎(三菱商会創始者)》

「……凄まじいな。渋沢の旦那、これでは三菱も三井も、この『巨大な海』の一部でしかなくなる。だが、それでいい。この基金が鉄道を敷き、船を造るというのなら、我ら商人はその船を誰よりも速く走らせるのみだ。日本という国そのものが、巨大な一社になるようなものだ。」


《田中久重(東芝創始者・「からくり儀右衛門」》

「技術を磨くには金がかかる。しかし、その金が『国民の老後を支えるための金』であるならば、我々技術者が造る機械の一つ、ネジの一つに込める責任の重さは、これまでとは比べものにならん。日本の工学は、国民の命を背負って進むことになるのだな。」

読んで頂きありがとうございます

拙い形ではありますが、自分の空想を形にしてみました


統合社会保障制度ですが一番近いのは現代のシンガポール中央積立基金でしょうか。

これに「iDeCo」「NISA」「元本保証」を加えたような形になります

かなり歴史が変わっていく様を楽しんで頂ければと思います


また、可能でしたら感想など頂ければ幸いです

よろしくお願い致します




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ