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詩の目次

旅に出る蛙

作者: 冬野三月

旅に出たかわずを追って旅に出た


住み慣れた河原は懐かしい故郷


三日で忘れた


毎日は忙しく、生き延びるのが大変だ


先にいった蛙は今頃は遥か先に行ってしまったろう


なぜならやつは足が早くて頭が良いから


反対に自分は出来損ないだから


なんて卑下するのは一週間で飽きた


なぜならそんなもので腹は膨れないから


歩いて歩いて泳いで食べて


出会って別れてまた出会って


忙しく寂しく楽しく悲しく


先を行く蛙はどこへ行ったのか


もう手がかりひとつ見当たらない


諦めかけたそのときに


向こうから見知った顔が


アイツだ!


そこで夢から醒めて


故郷の河原で目が覚めた

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