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月は太陽の幸福を願う  作者: 卯月朔夜
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プロローグ

 私はとある理由で子供を捨ててしまった。我が子にとって最悪の親なのだ。私だって自分の子を育てたかった。

 でも、そうすることは出来なかった。

 それは…私の家系に問題があっるたからだ。

 代々、私の家は普通の人ではありえない特殊能力が備わっていた。しかも、女性のみ起こりうる現象で男性にはあまり起こりうることはない。まれになる人もいるが女性の方が力が強いためか男性がすることはない。

我々、代々受け継がれているものそれは…未来予知だ。昔は直感のように予知をしていたようだが中には夢で予知をしたり、未来ではない過去を夢でみることが出来る者もいたらしい。過去、現代、未来を夢をみる現在ではそうなっていったみたい。

しかし、この力は代々、受け継がれているとはいったものの最近では一家族に一人か二人が受け継がれるものになっている。昔は女性だったら全員が予知を出来ていたそうで力が強い者が当主や神子になっていた。

 今、現存するなかで力を持っているのは祖母、叔母、私の三人である。祖母は現役を引退しようとしていたが後継者に困っていた。本家の子では私はまだ歳が若いし当時まだ成人になったばかりだったこと。分家の叔母は身体が弱く任期を全うできないと判断された。私がその役目を担うことになってしまった。

 それは、恋人だった彼…さんとの別れを意味をしていた。

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