アクア編
中学の頃から練り続けたファンタジーの物語を
今になって、書いてみました。
今回のお話はさほど進まないので、
次の話も読んでもらえたら幸いです。
元々ゲームのシナリオにしたかったため、
かなり長編になります。
追うのがかなりしんどいかもしれませんが、
暇つぶしに少しでも読み進めて貰えたら幸いです。
夕食を終え、暖炉近くの揺り椅子に座る母親に子はねだる。
「お母さん、これ読んで!」
母親は子の持ってきた本を手に取り、
ページをパラパラとめくる。
「第2次世界大戦、また随分難しい小説ね。
今から読んでも読みきれないわよ?」
子は母親を上目遣いで見る。
「ずっと読んでたけど、
まだ意味が良く分からない所があるから、
お母さんに読んで貰いたくて。
ちょっとずつでいいから…ダメ?」
母親は子を膝の上に座らせ、本を読み始めた。
「今から30年ほど前、東の国の6カ国統一戦争が終わり。
世界は戦争もなく、少しずつ平穏な日々を
取り戻していました。」
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種族の壁が取り除かれ、各国で貿易が盛んとなり、
皆が豊かになりつつありました。
しかし、終戦してから2ヶ月後、
そんな日々は崩れ去りました。
突然、魔国の軍勢が宣戦布告もなく、
各国に攻めてきたのです。
各国は突然のことに対応できず、次々と占領され、ついには、世界の工場と言われた国、ニール国の国境付近まで
占領されました。
兵力差は、人類が30万に対し、魔国軍は70万。
2倍以上の兵力差に、兵士たちは皆諦めていました。
「人類は魔国に支配される」、
「我々人類は皆蹂躙されるだろう」と。
そんな時、北東の空から突如、一人の天使が舞い降りました。
天使は王に告げる。
「我が名はラーファ•クロプス。肉体を司る3大天使が
一人である。我は人々を魔の境地から救うため、
ここへ降り立った。今すぐ兵を引かれよ。
兵を引き次第、我が魂を代償に魔の者たちを無にきそう。」
王は天使の言葉に従い兵を引く。
すると、天使は赤き槍の神器を使い、光を放つ。
兵士たちはあまりの眩しさに目を瞑った。
次に目を開けた時には魔国軍70万の軍勢が
40万ほどまで減っていたのです。
「これなら正気は我らにある。」
絶望の淵にいた兵士達は立ち上がり、瞬く間に魔国軍を撃破。
ニール国の王の手により、魔王の首を討ち取ったのです。
魔王の戦死により、魔国軍を撤退を余儀なくされ、
各地へと去りました。
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「これにて戦争は終わりを迎えましたとさ。お終い。」
いつからか子は眠っている。
「確かに戦争が終わったけど、
この後からが大変だったのよね〜…。」
母親はそうポツリと呟いた。
終戦後の状況は最悪と言えた。
魔国は世界の国土の3分の1を占領。
各国家の港周辺を占領、または破壊されました。
戦争による被害は、死者•行方不明者合わせて、15億人強。
徴兵制により、農民の死傷者が多く出ており、
農業者の激減による物資や食糧、資源が採取が困難となり、
枯渇するのに時間は掛かりませんでした。
貿易の再会の目処が立たず、かろうじて貿易を再開するも、
多くの民が餓死•病死し、各地で市民による暴動が起こった。
後に世界はこの戦争を[第2次世界大戦]と呼ぶ。
そして、大戦から18年。
再び、戦争の火蓋が切られたのである。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
今のところは、あまり展開が進んでないと
思われたかと思います。
一応、後書きにはまだ今回の話で明らかになっていないことを箇条書きである程度書いていこうと思います。
•何故ラーファは子供を産んで力を
譲渡しなければいけなかったのか?
•ヘレンはどうやって、霧の山脈(馬車で2週間の距離)
から今日中に王宮門前までついたの?
•ヘレンは悪魔と天使の混血ですが、
そもそも悪魔と天使が子を産むとは?
どんな経緯があったの?
•ヘレンは何故下界から天界に移り住んだの?
•ヘレンは神殺しの疑いがあったのに、
何故ラーファに殺されなかったのか?
•ファルが長年いた元パーティーが、
トラウマになるほどの事故とは?
•ファルは何故黒色のゴム製の物
(肩まである分厚いゴム手袋の様な物)を付けている?
•それぞれのスキルや能力は何?
•各国の支配された場所の人々はどうなったの?
•支配した場所で魔国は何をしているの?