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挨拶と問題発生。

色々動いております。

その後、晩餐会はアーリーのひとり人気で閉幕。クレアとはその場で別れホテルに戻ったが、全然飲み足りないと言い放ち今に至る。


「アーネスト、飲も!」


「まだ、飲むのか・・」


そして数時間後・・ベッドの上でアーネストに密着して傷をなぞりながら甘え、話しかけるアーリー。


「クーンに明日帰れるかな?」


「流石に明日は無理だよ、明後日かな」


「そっか、明後日は買い物して帰ろうよー」


「またですか?君の事はもう既に伝わっているから街中は普通に歩けないよ、あっと言う間に囲まれるわ」


「あら残念ね、けど買い物したいよ、大変なんだからねみんなお土産を期待しているんだから」


「あの〜話しながら、アーリーさん刺激してませんか?」


アーリーは話をしながら太腿がスリスリと大砲を愛ていた、もちろん刺激を受け仰角は上がっていた。


「ねえアーネストもっかいしよ!」


言い終わる前にアーネストに乗っかり抱きついてきた。


「積極的だね〜」


「だって飽きるまでいいんでしょ、抱いて!」


昨日初めて男を知った女性とは思え無い求め方をするアーリーは既に蕩け、体を起こすと何とも言えない艶かしい表情に変わる。


「嗚呼、アーリー・・・」


そして甘く激しい夜は更けていく・・・。


ーー


「ななな、何ですかその恰好は!!」


スィートルームの鍵が開けられ中に入ったクレアは、2人の姿が見えないのでベッドルームを恐る恐る覗くと・・・。


「おはようクレア」


「んー、もう来たのクレア」


昨日別れる間際、朝迎えに来るように頼んでいたのだったが・・・。


「貴方たち何時まで起きてたのよ」


「うーん、3時かな」


ベッドから上半身を起こしボーっとしているアーリー。


「朝来いって言っといて、今何時かわかりますか!!」


「8時?」


「ゴラァ!もう9時だ!!そ・れ・も・今起きたでしょ!何回呼び鈴を押したと思っているの!!もう!30分も押したのよ!」


「悪い悪い」


「ごめん、悪かったよクレア」


そしてアーネストがベッドから降りるとその姿を見てキャー!と大騒ぎするクレア。


「どうしたのよクレア」


「だってだって、アレ、アレ!」


ベッドから降りたアーネストは上半身裸のままクレアの横を歩く。一応下着は付けていたが・・・。


「ひゃー!アーリー!貴方、貴方、全裸でしょ!」


「んー、何か、あー、昨日そのまま寝たわ・・・・」


アーネストが降りた拍子に纏っていたシーツがずれアーリーの裸体が露になる。そう、事を終えそのまま寝たのだ。そして仕方なくシーツを纏いアーネストの後を追い、シャワー室に入った!


「ひゃー、もうエッチ」


「ほら」


「いや〜ん、元気なんだから!」


クレア「うううう。。。」


もちろん仲良く戯れ合うおはようシャワータイムだ、歓喜の声がボディーブローの様に効きまくるクレアは羞恥の限界を超えていた。


「もう、アーネスト!恥ずよ」


2人が仲良くシャワー室から出てきた時、クレアは更に真っ赤になり茹で上がっていた。


「あら!クレア、どうしたの?真っ赤だね、熱でもあるの?」


「どうもこうもありません!!ふ、不埒すぎますアーリー!」


「なーんだ、じゃ今晩は指を咥えて見てなさいよ」


「きょ、きょ今日は・・・」


「じゃ3人でしよっか?」


ボン!ワワワ、更に赤くなるクレアは茹で上がりソファーの上で「グワングワン」と揺れていた。


「こら、俺は連戦なのか」


「アーネスト大丈夫っしょ!2人で楽しめば、私は当分いいや」


全くアーネストの事を考えてないアーリーと思われたが実は早く済ませたい理由があった。


「わ、私は挙式を挙げてから、あの、その、営みは、順序が・・」


「あら、あなた真面目なのね、アレ嫌なの?」


「そ、そんなことは」


「そうでなくちゃ!あのねクレア、貴女には悪いんだけど早く済ませて欲しいの」


アーリーは理由を話し始めた。契りを済ませてクレアも早く不死になってもらいたいのだ。


「不死になるのですね・・わかりました」


そして食事を済ませた3人はクレアの家に向かうが、途中アーリーの瞼が緩くなっていた。


「ふぁ~」


「こら、アーリー」


「だって眠いんだもん」


シャトルの座席で欠伸をするアーリー。


「それゃね〜」


「うん最高によかったよ、ありがとうアーネスト」


昨日の事をさらっと言い放ち、それを聞いているクレアは顔がまた真っ赤だ。


「もう、もう」


「それでクレアは、今日から私たちと一緒にお泊りする?それとも出発まで実家で過ごす?」


「お父様の許しが出れば一緒に泊まりたいですが、それも含めて相談します」


「わかったよ」


「まもなくハリウェル家に到着します」


シャトルを降りると既に玄関前で両親は出迎えのために立っていた。すぐに客間へと案内され丁重に挨拶をされた。


「ささ、此方にどうぞおかけ下さい」


数日前まで下級貴族だったが今はクーンの王様だ。高圧的に接する事はできないと思ったのだろう。そしていきなり本題に入るとライオネルはアーネストに頭を下げ娘の事を頼むと言った。


「はい、お任せくださいお父さん、アーリーと共に幸せの道を進んで行く所存です」


「そうか、そうか、それでクーンにはいつ戻るのだ?」


「明後日の昼過ぎにに戻る予定です、色々準備が必要ですから」


「なに、そんなに早く帰国するのか?ク、クレアはどうするのだ?」


「はい、今日から行動を共にしたいと思っています、宜しいでしょうか?」


このたった数日で側室が決まり既に娘は家を出ようとしていた。急な展開だがクレアの表情は既に幸せに満ちていた。それを見たライオネルは気持ちよく送り出そうと考えた。


「ふむ行きなさいクレア、しかしいきなり寂しくなるな」


「ライオネルさん一週間後にまた戻ってきます。その際は少し長めに滞在する予定ですのでまた会えますわ、帰る際に一緒にクーンに来てくださいクレアの挙式を致します」


「わかった」


無事承諾を得たクレアは部屋に入り荷物を纏め、その間両親とクーンの話で盛り上がり少し経つと別れの時がやって来た。


「それではお父様、お母様行ってまいります」


両親に別れの挨拶をするクレアは寂しそうだ。


「ああ、クレア行ってしまうのね・・・」


「お母様・・・」


「さあ、クレア行きなさい」


「はい、ごきげんようお父様、お母様」


シャトルに乗り込むとドアが閉まりゆっくり走り出し離れていく、それを見えなくなるまで2人は見送った・・・。


「ねえ、あなた。アーリー女王様が来てあっという間に決まっていなくなったわね・・・」


「ああ、それも悪くない。少しずつ寂しさが込み上げて噛みしめながら別れるより、疾風の如く去っていく方が楽だな」


「はい、そうですわね」


そしてシャトルの中では・・・。


「クレア良かったのか?」


「うん、しみじみしながら別れるより良いかな」


「まぁ、私も早かったけどね。女王に言われて5日で家を離れたよ」


「さすがアーリー」


「ねえ、ご飯食べに行きましょ!」


「そうですね、13時に議会棟ですから早めに済ませましょう」


早めの昼食を終え議会棟に戻ったアーリーは、通商条約など多岐にわたる協議が行われ無事覚書を結び終える事になった。


「では此方にサインをして頂ければすべて終了です」


「よっと、これで終わりね、はぁ~疲れたわ」


「ご苦労さんアーリー」


「貴方もねアーネスト、事前協議が済んでたとは言え時間がかかるのね」


「まあね、細かい所の調整は時間が必要だからねか」


「これで明日は思いっ切り買い物できるわ!!」


「アーリー様、貴族からの面会要望が来ておりますが如何致しましょう。今の所上位貴族2組みと中流貴族の2組です」


「いま何時?」


「15時を少し回ったところです」


「うん、さっさと済ませよう」


アーリーが条約締結の為、議会棟に訪れていることは皆が知っていた。終わるころを見計らい貴族たちが訪れ、結局夕方まで面会に明け暮れていた・・・。


「最後の一組ね。もう、碌でもない貴族ばかりでほんと困るわ」


「まぁそう言わない、彼らの力も必要な時があるから」


「そうね、次は誰かしら?」


「ディーン・ウェブスター男爵です、それではお通しします」


「お父様ね」


「珍しいな」


部屋に入ってくる父ディーンを一目見てその顔は憔悴しきっていた。


「大丈夫、父さん!何かあったの」


「ああ大丈夫だ、しかし対処しきれないから相談に来た・・・・」


憔悴仕切ったディーンから意外な問題を知ることになる、それはテディー男爵が無理難題を押し付けて来たというのだ。元々作物など作らないウェブスター家は先物取引、株取引、商社などで収入を稼いでいた。実績があり損をしないと有名でそれ狙われたらしい・・


「降格されたテディー男爵が昇格する為に先物取引を始めたんだが、今季の作物の生育状況を教えろと手下を使って脅してくるんだよ」


「強硬手段に出たの?」


「いや、行く先々で纏わりついて邪魔ばかりする、相手先企業に対しても脅しをかけている」


情報をタダで仕入れたいテディ―は部下を使い、得意先に嫌がらせを行い迷惑をかけまくっていたのだ。ディーンはその取引先に謝罪をするために苦慮していた・・。


「酷いな・・」


「ああ、降格したのはアーネストのせいだ!責任とれと言っている。要するに君が国王になったから、安易に手出しは出来ないだろうと踏んでいるんだよ」


「まぁ確かに今の立場だと早々に、下級貴族の仲裁に首は突っ込めないよ」


「ところでお父様、今年は豊作なのですか?」


「いや、今年はまれに見る不作の年になりそうだよ。デルタリア地域は比較的良いが、その他の地域が植え付けシーズンに大雨に見舞われる予想が出ている。ある生産者の長年の感で今年は不作と言われた」


「ふーん、お父様その情報出してあげれば」


ここでアーリーが何か思いついたのかテディーに情報を渡せと言い始めた。


「えっ!そんな事したら儲ける事が出来なくなる!」


「問題ありません雨を降らせ無ければいいのですよね」


「ああ、確かにそうだが」


「アーリー、もしかして君の能力を使うのか」


「ええそうよ、もうテディーは許さない、あんな奴は破産に追い込んで没落させるわ」


アーリーはお怒りモードの顔に変化している。こうなったらアーネストでも止められない・・。


「先物取引の参加締め切りは確か明日だっけ?」


「そうだ、明日の15時までに保証金の入金を済ませないと間に合わない」


「今回お父様は参加しないでください、クレアの名前で売りで始めます」


「なんと、豊作にするから下落と予想するのか」


「はい、その通りです」


「わかった今回は少額の保証金を入れようと思う、参加しないと怪しまれるからな」


「お願いします、クレア聞いていたわよね」


「はい勿論です、早速手配します」


「お願いね」


3か月後テディー男爵の将来は破産と言う二文字で終わるのか、そのカギはアーリーが握っていた・・。

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