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お菓子が無いなら作れば良いじゃない!

作者: 貴女、ト○ロっとて言うのね!

「プリンが食べたいわ!」


何時も元気なマリー様は突如立ち上がり言いました。


マリー様は前世のお菓子を食べたくなったのです。


「何ですか?プリンって」


従者のアランが聞いてきました。


そうです、この世界にはプリンがありません。


「砂糖と牛乳、卵を使って作るお菓子よ!」


「うげっ!何ですかそれ!姫様、絶対に作らないでくださいねっ!?今月ちょっと厳しいんですから!」


「わかってるわよ!卵や牛乳なんて私達みたいな貧乏王国で買える訳ないじゃない!」


プリンの材料は高級品で、貧乏王国セルビアではそんな無駄遣いはできません


「じゃあどうするんですか?」


アランが書類を見ながら聞いてきます。


「ふん、私思ったのよ。無いなら作れば良いって」


「は?」


「だから!材料が無いなら作れば良いじゃない!」


「は?」



それから一年間、マリー様はプリンを作るために様々な事をしました。


砂糖を量産し、ついでとばかりに塩も量産。


牛乳の為に乳搾り器を作り、牛乳の生産量を上げ、


様々な器具を開発し、紙を作り出し、


卵を得る為に鶏とOHANASI(物理)をして、仲良くなり、


兵がだらしないとマリー様自ら訓練(調教)を施し、


国にやってきた100匹のドラゴンを鶏達と蹂躙。


旅行で他国に行けば誘拐され、自分を誘拐した組織を壊滅させました。



まぁ!なんと言うことをしてくれたのでしょう!(困惑)


貧乏王国セルビアと呼ばれていたセルビアが、自重を忘れたマリー様の手によってたった一年でセルビア大女帝国と呼ばれるようになりました!(白目)



その後、セルビア大女帝国は1000に渡り繁栄し、健国王となったマリー様は【破壊の女帝】と呼ばれ、様々な国の歴史の教科書に乗りましたとさ。


~おしまい~


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