第七天 やっぱりお返ししないとね
明江だった。
あれからおいはらわれたけど、やっぱりお礼をしようと思っていて彼は町々の商店街をまわってプレゼントを買ってきた。
―――あの人は黒いコートを着ていた。だから、黒いコートが似合うと思うの
明江はそう思って、コートをかってきたのだったッ!
しかし町に戻ってきても、あの竜牙たちはいなかった。彼女は探した。三日三晩寝ずにさがした。そして、四日目の夕方にあの二人をついに見つけた
「竜牙ッ!」
彼らは横断歩道のむこうにいた。
彼女はなよなよと走った。死にそうだった四日も歩いたのだ!
「あのッ!」
明江はもう一度声をかけた。竜牙たちはふりかえった。気づいた!
横断歩道をわたった。そして竜牙の前に立った。
「なんだてめぇは」
竜牙はぶっきらぼうだった。
「え?そんな・・・」
と明江は驚いたが、我慢した
「あの・・・この前助けてくれたじゃないですか?そのお礼がしたくて」
「あらあら、殊勝なことですねぇ」
朝霧は涼しい笑みを浮かべた。ちょっとした嫌味もこもってた。
竜牙は恥ずかしくなった
「これ!」
明江は白い袋をさしだした。紙袋だった。
朝霧が二人のあいだに立って、中をのぞきこんだ
「アルマーニだッ!」
と驚嘆の声をあげた。アルマーニとはブランドだ。すごい高いのだ。だから、朝霧はびっくりした
しかし、バシンとはらわれたッ
「くだらねぇ事してんじゃねぇ。失せろ」
「あッ・・・」
紙袋は宙をすっとんで地面に転がった。それはスローモーションのようで明江の心の衝撃はすさまじかった。
超空気が悪くなった中、
「いくぞ」
と竜牙はふりかえった。朝霧は無表情だった、なんて顔をしていいかわからなかった。
一人でとりのこされた明江は横断歩道のまえでうなだれた。マジですごい失望だった。すごい立ってるのもつらくなってきて、ひざをついた四つん這いになった。
「やれやれ、ひどいことをするもんですね」
白い手が彼女の前にのびてきた。
「へえっ?!」
明江が顔をあげると、そこは白髪の澄んだ目をした少年のような人が立っていた。
―を使った新しい手法に挑戦してみました。
凄い難しい。やっぱ調子悪いわ




