第五天 集団ミイラ男
まっしょうめんには今度は朝霧がすわっている。紅茶をのんでかっこつけている
「てめぇもなんか食えよ。男だろ?」
竜牙がイセエビをほおばりながら言った。
「いえ、わたしはけっこうです」
「そんなだから、そんなひょろひょろなんじゃね~か」
朝霧はハァと息をついた。
竜牙がカレーまで食べちゃうと、朝霧は紅茶を飲んだ。
「最近、臭いがきつくないですか?」
「デオドラントしてるぞ」
「ちがいますよ。魔のことです」
「ハッ!知ってるに決まってんだろ。俺を誰だと思ってんだよ!ぶち殺すぞ」
竜牙はキレた。鼻にはプライドがある
「すいませんでした」
朝霧は土下座した。だが死なない
「そんで、どうすんだ?全員ぶっ殺すのか?」
「はい!その通りです!」
「だが、無限わきだぜ?」
「そこは考えてきました。そう雑魚をいくらぶっ殺したところで、きりがない。だがしかし!聖なる神の地をそうじして、きれいにすれば聖なるパワーがアップする。最強になれば奴らもバリアで近づけなくなるのではないでしょうか?」
「ホゥ・・・やるじゃんか」
「では協力してくれますか?」
「いいぜ!まずはこっからだな」
「ええ。さっそくはじめましょう。片付けたゴミがまた散らばっているようですしね」
朝霧は涼しく笑った。ヤル気がすごかった。
「てめぇにしちゃ、よく鼻がきくじゃねぇか」
灰色のレンガの道に出た。
「死にたいやつから前にでろやッ!」
竜牙が叫んだ。
ザザザザンッと影が降りてきた
うす明かりにうつった影は包帯でぐるぐる巻きの歯がのぞいて、そうまるでミイラだったのだ!
そいつらがニヤついてる。数は5人。いや隠れているのかもしれない
「おやおや、ずいぶんなおでむかえですね」
「ビビってんのか?!朝霧ぃ!」
「ビビってんのはむこうでしょう?」
「ハッ!正解だ!」
「俺タチニ気ヅクトハナ」
「だまれしね」
「うぎゃああああああああああああッ!」
竜牙が刹那の攻撃をくらわした。戦闘中に話しかけるとか馬鹿が。
そのスピードはまったく見えなかった。ミイラ達は一発でチビった。で、勝てそうなのは・・・と、朝霧をねらおうとする。
「愚かな・・・」
と、朝霧は目をつぶり、なげくようだった
「キヒィィィィィィィィ!」
ミイラ達はみんな声をあげて、おどりかかった!が・・・
「うぎゃああああああああああああッ!」
ミイラ達はこまぎれにされて血しぶきが噴水だったッ!
朝霧を木枯らしがつつんだようにみえた。
「フッ・・・、本気をだしたか」
「なにもやらせずに勝つ。これがわたしの流派ですから。あと本気じゃありませんよ?」
ミイラは10個のからだになって、血がでていたが、だんだんうっすらとなって消えた。死んだのになかなか消えない。
「どうやら、そこらへんの野良犬じゃないようですね」
「ああ・・・。しかもこいつらはよってたかって俺達をねらってきた。つまりヒットマンッ!」
「わたしたちを狙っている強力な魔がこの地にかくれている」
「それも邪臭を消せるあぶねぇのがな」
朝霧はポケットからティッシュをだして、ナイフの血をふきとった。
「とりあえず、そいつを見つけるために情報収集が必要なようですね」
「ああ、必ずぶっ殺す」
思わず大長編になってしまった。
続きは後日




