表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/185

第四十四天 無限の魔地獄

「うへへ、貴様をぶっ殺せば、金若からたんまり褒美がもらえるぜ。これはビッグチャンスッ!」

 おっさんはカサカサとすりよってくる

 そりゃもう、すごい数の魔になってきた。


「金若ッ?!・・・フフフ、彼が裏でかかわってるってことですか。これはいいことを聞きました。楽に死ねると思うなよッ!」

 朝霧の顔が氷点下に見えた。

 刹那ッ!

「うぎゃああああああああああッ!」

 蜘蛛のおっさんは半分に割られていた。しかし、それが戦闘の火ぶたが切って落とされて、魔がたくさん襲い掛かってきたッ!

 しかし、朝霧はそんな敵の塊たちをクールに切り刻んでいく。中聖天の戦闘能力はとどまることを知らないッ!まあザコがむらがったところで、しょせんザコだ。ザコはそれすらもわからないからザコなのだろう。格が違う

 それでも数がかなりキテる。めちゃくちゃである。やはり魔都、難易度が高いッ!

「ギャハグハウヘウホボォォォォッ!貴様がいくらあがいたところで、おまえらはここで死ぬのだァァァァァッ!」

 といろんな奴らが大合唱

「フフフ・・・時間無制限の殺しのバイキングッ!じっくり味わってさしあげましょうッ!」

 朝霧も殺る気がぐいぐいアップしてきた。

「明江さん、近づいてきた奴はようしゃなく射殺してください。いいですね」

 明江は黙ってうなずいた。軽くチビってた。

 うずまく狂った人間と魔のわけがわからない集団が向かってくるッ!

「一気に殺してあげましょう。クレセントサイドストラッシュ・・・」

「うぎゃああああああああああッ!」

 耳もわれんばかりの悲鳴の合唱が帰ってきたッ!

 どいつもこいつもそいつもあいつも、わき腹を切られて血をまいていたッ!


 クレセントサイドストラッシュの連続使用により、超速で敵の横をすりぬけて、ついでに切っていったのであるッ!クレセントサイドストラッシュは、奇襲攻撃でありながら、複数攻撃できる超範囲技なのであるッ!

「フ・・・フフフ」

 しかし朝霧もちょっと疲れる。

 それをぶっ殺せるチャンスだと、ねらってくるザコもいるが、そんなものはよゆうで見てからぶっ殺される。


 朝霧は死にかけの魔の頭をふみつけて、

「かくの違いがわからぬ俗物とは、愚かなものですね。さぁ、ついでに吐きなさい。何をたくらんでいるのですか?」

「へッ。へへへ」

「吐けば、楽に殺してあげます」

「へッ。誰がしゃべるかよッ?!それにもう手遅れだッ!」

「なにッ!?」

「人間どもには金若の毒物をすでにふりかけたからな」

「どういうことだッ!」


「きゃああああああああああ!」

 明江の悲鳴があがった。

 朝霧はびっくりして、顔をあげた。離れすぎたかッ!

 明江には、全身アザみたいな青い人がゆっくりせまっているッ!

「朝霧ッ!たすけて!」

「くそッ間に合わないッ!」

 クレセントサイドストラッシュの連用で、体がすばやく動けなかった。そして、群がる魔の猛攻をはねのけながらいくのはまず不可能ッ!

「明江さんッ!うつんですッ!落ちついて冷静に殺しなさいッ!」

「え?えええッ?!でも・・・」

 明江にせまってくる人たちは、まぎれもないヒューマンッ!

「彼らをよく見てくださいッ!目がイッちゃってるでしょ?首が360度まわっちゃってるのもいるでしょッ!?」

 青い肌の人たちは歩き方がすでに間違っていた

「彼らはもはや魔の虜ッ!彼らのためにも殺してあげるのですッ!さぁ!」

 明江はぎゅっと目をつぶった。

「明江さん!」

 朝霧はもうダメだと思った。


―――だがしかしッ!


 せまっていた人たちの頭が白い弾丸でこっぱみじんぎり!うったのは明江だった。勇気をふりしぼって、桜一葉をはなったのだッ!女の子なのに大したもんだッ!

「よくがんばりました」

 朝霧は近づいて、肩に手をかけた。

 明江はへにゃへにゃと力がぬけた。そして、ふるえた。

 ふきとんだ人間の肉はぐろい。そして、殺ったのは自分自身。この精神的なショックは聞くにたえないレベル

「逃げましょう」

 朝霧は優しく笑って、歩き出した。

 もちろん血のロードを作りながら・・・。


今日は調子悪いっすね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ