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第百七十八天 闘気接戦ッ!真なる奥義、はなたれるッ!!!

 黒王の深黒なるパワーの爆発は、天を衝き、地を揺るがし、草木を死滅させたッ!!!

 世界中に死をもたらし、真なる闇の世界を創生する野望ッ!彼女の力を以てすれば、それは夢物語では決してないッ!!!!!


 ダークパワーのもたらす死が広がりを見せて、竜牙の方にもはいよってくるッ!できあがるダークテリトリーは、紫色の荒れ土と化して、虫一匹残らないッ!


 竜牙もまたライトパワーを体から発散したッ!その輝き、まさに一等星のごときサンシャインッ!聖なるパワーに包まれた大地は逆に草木は潤いみずみずしく、季節であれば、蝶が戯れるであろうッ!!!そのダークとライトがぶつかり、バチリバチリと電気のような音をたてるッ!!!互いの刃、交えずして、オーラバトルが始まったッ!


 だがしかしッ!!!


 竜牙のパワーも凄まじいが、黒王のダークなパワーを前にしては、夜空に輝く小さな星のようだッ!強大な暗黒のパワーに呑まれて、今にも塗りつぶされてしまいそうな、柔な光だッ!


 そしてさらにッ!!!


 そんなパワーすらも、とつぜんぐらりと弱り、消え失せそうになる時があるッ!!!

 竜牙の額はどっぷり汗をかいていた。先ほどまでの戦いで己の内なるパワーのほとんどを使い果たしてしまっていたのだッ!!!


「ハッハッハ!どうした?もはや限界か?」

 黒王は勝ち誇った笑みだッ!ダークパワーの圧迫で、竜牙はもはや死にかけとさえ見えるッ!!!

「まだ死ぬな。せっかく我が100%を解放したというのだ。この程度の小競り合いで死なれては、つまらぬぞッ!ぬんッ!!!」


 黒王のブラックがペンキのごとき鮮やかさでざぁぁっと吹き出すッ!まだ上がりやがるッ!!!つまらぬと言いつつ、殺しにきてるッ!ハンパないパワーに竜牙は押されて、闇の呑まれて死にそうになる。

 竜牙は決意を固めたッ!!!


―――今しかねぇッ!!!


「・・・フンッ!てめぇ自身の力に大歓喜なところで悪ぃが、俺はてめぇのお遊戯に付き合うつもりはないぜ」

「ホゥ」

「今日の俺は、まさに修羅ッ!てめぇを殺す事に一直線だぜ。てめぇは情け容赦なく、よくわからないままに死ぬことになる。やはり、てめぇは粉々にするしかねぇな」

「ほざけッ!内なるパワーも底をつきかけ、貴様の背後に死神が見えるぞッ!」

「背後にいるのは、俺の死神じゃねぇ。てめぇの死神だぜッ!!!」


 竜牙は懐から、黄金の瓶を取り出したッ!青白い眩しい閃光が辺りを突き刺すようで、黒王も目を細めた。


「なんだそれは?爆弾か?」

 と、黒王は小ばかにでもするようだ。そんなもの、今の自分に当たる気がしないッ!とでも言わんばかりッ!

「違ぇよ。これをこうする」

 竜牙は、黄金の瓶の蓋を外した。そしてなんとッ!その眩しい青白い光を口にもっていって、一気飲みしやがったッ!!!


「ッ!?」

 黒王もこれには驚いたッ!まさかの栄養補給ッ!!!竜牙の持つ小瓶、それは回復ドリンクだったッ!!!!黄金の玉の瓶・・・それはッ!竜牙の内なるパワーを地道に注ぎ込んだストックだったのだッ!!!

 竜牙の肉体に光がしみわたり、肥えた土壌のごとく生き生きとしてくるッ!身にまとう聖なるパワーの輝きは一新、若々しく芯があったッ!


―――そして、さらにッ!


「それから、俺はこうする」

 と、よゆうたっぷりに新しい構えだッ!?


「むッ!?それはまさかッ!!!」

「そう・・・俺の持つ五神武の、俺が最も得意とする光の奥義ッ!」

「光の奥義ッ!!」

 黒王がゴクリとつばを呑んだッ!緊張が走るッ!!!

 炎のファイナルフォースフレアでさえ、あの威力ッ!それが今度は、竜牙自身の得意とする最大最強の奥義をぶっ放そうと言うのだッ!これは馬鹿にできないッ!


「体力も減り、オーラもそこそこに使った今のてめぇなら、こいつで殺せるぜ」

「ッ!?まさか、貴様ッ!」

「フンッ!全ては筋書通りに進んだぜ」

 出たッ!竜牙のキラーズスマイルッ!勝利の確信ッ!!!


 そうッ!これが世界王の筋書ッ!!!

 まず、炎の奥義で体力を削るッ!それから、できるだけパワーを使わせるッ!最後に回復して、最強の火力でぶちのめすッ!見事にはまって、パーフェクトなミッションッ!!!!


 五神武が光を放つ。ラストシャイニングのようなただの白い光の輝きではないッ!それは淡い七色を帯び、ミステリアスにしてファンタスティックッ!!!

「あばよ、黒王」


―――スレイブ・ザ・シャイニング・スターライトッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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