表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/185

第十五天 暗黒剣法の使い手ッ

「ホオオオオオオオオオッ!」

 五人の白い奴らは五角形にかこんで、両手をつきだした


 紫黒いおもた~い靄がぼさぁっ!とおおいかぶさった。

「ぐっ、これは結界」

 朝霧も声をあげちゃくらいの強力な結界だ動けない。

「わたしは暗黒剣法の使い手です。容赦はしませんよ」

 恐ろしい笑みをうかべて信はかまえた。

 暗黒剣法とは、闇から闇へと受け継がれてきた裏世界の殺人剣で、その歴史は千年にもおよぶ。かつて京都最強と言われた二階堂剣吾がこの剣法を極め、京都守護職を壊滅寸前に追い込んだのは有名な話である。宮本武蔵よりも強かったとか。


 その暗黒剣法が相手では、竜牙もフルパワーを出さざるを得ないッ


「172年ぶりだな。相手してやんよ」

 竜牙はよゆうっぷりがはんぱない。

 この手の相手はなれているというのか

「コハァッ!」

 剣が真っ黒にそまった

 目が白目むいた。ヤベェ!こわい!と明江が近くでおもったとき、

 鋭い斬光がはしったッ!

「速いッ!」

 動けない朝霧がかろうじて顔をあげて、おどろいている。こいつは速い。このあいだの魔なんか目じゃない。鼻くそだ

「やるじゃねぇか」

 竜牙は刀ではじきかえした。そして逆に高速の斬撃をあびせる。まったく見えなかったスピードのあれだ。

 しかし同じ斬光が走るだけだった

「あなたこそ」

「あめぇっ」

「ぐはぁっ」

 信が油断した隙に連続にした。いきなり次の攻撃がきて防御がまにあわなかった。でもかろうじてまにあって殺されずにふっとんだ。

「馬鹿なッ!あの竜牙の攻撃をしのいだッ!人間のくせにッ」

 やっぱり驚くのは朝霧である

「竜牙ぁ~ッ!」

 明江は心配になる。

「うるせぇ、馬鹿野郎!」

 信はたちあがってしまった。殺せたのにおしい

「それで全力か?」

 だがしかし、竜牙はよゆうである。

「認めたくはありませんが・・・」

 信は負けを認めてしまった。

「馬鹿野郎!負けを認めちまったら、そこで死亡じゃねぇかよ!しね!」


 竜牙は連続で攻撃をしかけた。さっきよりも速いッ!この結界の中にしてさっきよりも速いッ!

 信はそれをかろうじて受ける。しかし受けれたのは一撃だけで一発でもってかれたッ!信はうしろへふっとんだ。いや、ふっとんでよけた。さっきもわざとふっとんだのに違いない

「ハーッ!」

 竜牙は気合と一緒にさらに近づいてく、今度は起き上がるよゆうを与えないッ!

 信は転がる転がる。竜牙は走る走る

 竜牙の刀が届きそう。そんなところで信はなぜだか刀を捨てたッ

 そして両手首をくっつけて上下にした。

 上の手は人差し指と中指、下の手は人差し指と中指と薬指


「国破れて山河在りッ!」

「・・・城春にして草木深し」


 竜牙は動きをぴたりととめた。そしてなにを考えてんのか刀をおさめてしまった


「フフ・・・フハハハハハハハハハハハハッ!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ