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第百三十三天 投刃舞麗ッ!三切ッ!執拗なる攻撃ッ!!!

 飛んで来るわ、黄金のフリスビーだったッ!

 だが、30センチくらいでそんなに大きくないッ!

 信は最小限に横へ避けようとしたッ!だがしかしッ!カシャンカシャンっと突然音をたてて、刃が飛び出したッ!


「変形したッ!?」

 横幅が三倍くらい大きくなって、体をそらすだけでは避けれないッ!信は転がって、なんとか避けたッ!

「仕込み手裏剣かッ!!!」

「よく避けたわ。でも、白桜寺さん。そんなところでぼんやりしてていいのかしら?」

 と、三切は腕をクイと引き寄せるッ!信はそのしぐさで読めたッ!さらに転がったッ!背後からフリスビー手裏剣が芝刈り機のようだッ!


―――ワイヤー仕込ッ!!!


 三切はワイヤーを駆使してヨーヨーのように操っているッ!

 フリスビー手裏剣は、三切の方へ戻ったかと思うと、手元に帰るでもなく、回転を増してまた襲いくるッ!

 だがしかしッ!

「フッ・・・」

 と、信にとっては児戯の微笑みッ!!!

 信はその場を動かないッ!フリスビー手裏剣の高速回転する刃は、信をなますにしたッ!と思いきやッ!ひらひらと舞い遊ぶ桃色の花びらが麗しいッ!!!


―――出たッ!桜華・花霞ッ!桜を使った変わり身の術だッ!


 はたして信の行先はッ!?

「その技はよぉく知ってるわ」

「うおおおおおおおッ!?!?!!?」

 信の必死な声が響き渡ったッ!!!信は三切のすぐ横にいたッ!だがしかも、信と三切の間がわけわからないことになっているッ!

 ドガガガガガガッと、フリスビー手裏剣の直撃を信が受けているのは確かだったッ!三切が腕を引くと、その回転はまして、なんてことでしょうッ!内壁をぶち破って、外に放り出されたッ!

 信は大きくジャンプして、距離をとったが、目の前には、5つに増えたフリスビー手裏剣があったッ!

「刻まれて朽ちよッ!フィンガープラネットマーチッ!!!」

 5つに増えているのに驚いてる暇もなく、上下左右、プラスッ!上からの、同時フリスビー手裏剣攻撃だッ!完全に逃げ場がないッ!

 どごごごごごごッ!とすさまじい砂煙があがるッ!だけじゃなくて、三切は、それぞれの手裏剣を指で巧みに操って、回転を止めずにしつこく攻撃を続けたッ!もう、直撃なら何人であろうとも、細切れミキサーだッ!

 だがしかしッ!

「あそこから、間に合うわけね・・・」

 三切は、手裏剣を散らせて、冷や汗だ。

 すさまじい砂煙の横に、信はかろうじて逃げていたッ!

 だがしかし、信も汗をかいて顔色が悪かったッ!


 三切は攻撃をやめないッ!投げられたフリスビー手裏剣は止まらないッ!!!5つの手裏剣は三切を軸に切り返すと、再び襲い掛かるッ!!!

「少しは休ませてくださいよ」

 信は息をつくと、立ち上がったッ!

 そして、静寂の内に心を静めたッ!しんと構えた刀が冷たく鋭いッ!!!

 空気を大きく吸い込むと、飛んできた手裏剣の一つを大上段に振りかぶり、ジャストミートに切り付けるッ!狙うは武器破壊ッ!

 その手裏剣は間違いなく砕けるタイミングだったッ!しかしッ!突然クンっと進路変更しやがったッ!

「なにッ!?」

 と、口にする間もなく、横から手裏剣がぐるりと飛んできて、慌てて下がったッ!ワイヤーとワイヤーを絡ませて、手裏剣の軌道を変えたのだッ!

「フフ・・・ありふれた作戦ね。でも、手裏剣は私の手の延長。簡単に斬らせはしないわ」

 手裏剣の倍返しを、信は巧みに避ける。それでもフリスビー手裏剣は、ハエでもたたくかのように、しつように降りかかるッ!


「いたぞッ!あ・・・ぶべろッ!!」

 物音を聞きつけた、雑魚が城の角から顔を出した刹那ッ!手裏剣が通り過ぎて、細切れになったッ!近くの小さな松も細切れだッ!み~んな細切れッ!!


「打ち込んでこないの?それとも、女性には手をあげない主義かしら?」

 三切は艶やかなスマイルで勝気だッ!

「ちッ!」

 信は息があがってきた。そりゃ、手裏剣を避け続けるのはなかなかの体力がいるッ!対して三切は、指先を操る程度であるッ!三切が圧倒的に有利ッ!!!

 こちらからも攻めないと・・・と信は考えていると、ハッとしたッ!!!


―――三切の姿がないッ!!!


 信が気づいた時には、風景にすら溶け込みかねない三切の姿が自分の胸元にあったッ!

「Good bye!白桜寺!」


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