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真と嘘クラス2  作者: 七原 秋也
第1章 道原修也
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関門 と 破片

家に戻るとすぐさま監視に取り掛かった。と同時に父は休憩に入る。


「父さん、今さ、いつもの喫茶店に行ってたんだけど、そこでゲームの生存者に会ったんだ」


一服する弘人は意外そうに言う。


「偶然だなそりゃあ」


「それで連絡先もらったから、彼女も俺たちに協力してくれると思う」


「おおナイスだ。ついでにこちらの報告もすると、今のところ反応は正常だ。そして侵入プログラムの完成が9割近くになった。あともう少しなんだ。」


その報告に修也も胸を弾ませた。


「じゃあ完成は近いんだ。第2関門突破ももう少しだ」


修也の携帯の着信音が鳴った。

さっき出会った美穂からだった。


《もしもしどうしたの?》


《修也君だよね?今からあなたの家に行ってはだめかな》


《全然構わないよ。じゃあさっきの喫茶店に行くからそこで待ち合わせよう》


《ありがとうございます》


電話を切ると、再びコートを羽織った。


「父さん、ちょっと悪いけどさっき話した子から電話来たから行ってくる。ついでにここにも来るから整理しといて」


「え?なんだって?」


修也は家を飛び出した。




先ほどのカフェに着くと、入口に美穂は立っていた。


「ごめんなさい急に呼び出して」


「いいよいいよ。じゃあ家に案内するから」


「はい」


家に向かう途中、美穂が問いかけた。


「さっき戦うって言ってましたよね?具体的にどうやって戦うんですか?」


「ああそれはね、ほとんどコンピュータ任せなんだけど、ハッキングって言葉知ってるよね」


「はい。侵入するんですよね」


「うんそう。それでまだ研究中なんだけど、犠牲者を増やさないためにも『真と嘘』に参加して何とか食い止めたいんだ」


「なるほど・・・って全然わかりませんー」


ハハと笑うと彼女も笑顔を見せてくれた。



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