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真と嘘クラス2  作者: 七原 秋也
第1章 道原修也
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研究 と 対抗

長野私立第一高等学校2年C組の道原修也(みちはらしゅうや)とその父、弘人(ひろと)は過去に『ゲーム』に参加させられて無念に死んでいった仲間たちのための復讐を誓い、調査にあたっていた。


学校はしっかり通っているが、友達を作ろうとは思わない。1人がよかった。もう失うことの辛さを味わいたくない。


父のコンピュータ知識によって1つのプログラムが完成した。


その名も【対真と嘘探知プログラム】である。


これは、まだ実績はないが真と嘘が発生する場所がわかるのである。

全国全地域の高校をインプットし、常に監視する。

そして反応が消えたところが真と嘘が発生している事になる。


過去の真と嘘の生存者は記憶が消えることはないから分かるはずだ。


そして何より真と嘘は受け継がれている。

イコールどこかで再び行われるという事だ。

これ以上犠牲者を増やさないためにも止めなくてはならない。


しかし場所が分かっても何もできなくては意味がない。

それを今研究している。


「父さん、侵入プログラムはどうなの?」


弘人は真剣な表情で言う。


「微妙な所だ。だが時間をかければできないことはないと思う」


修也は今常に【対真と嘘探知プログラム】を監視している。

全ての信号を見ていなければならないので、簡単そうに見えて、神経を削る仕事だ。


父の弘人は【対真と嘘侵入プログラム】の制作に取り掛かっている。

大まかな内容は、真と嘘が発生している区間に入る、という事だ。


4次元の世界だが、これが現実となっている。

無関係の人はまず信じないだろう。


コンピュータの画面に映る日本地図と表を対比させながら監視する。


「次に発生する場所は俺に関係する人がいるんだよな」


弘人は作業しながら言う。


「そうだ。関係といっても、友達とか行きつけの店のアルバイト、とかでもありえるんだ」


「ほんと理不尽だな」


それから2時間画面を睨み続けたが、変化はなく、休憩することにした。その間は父が見てくれる。


外に出た修也は深呼吸した。

午後3時。

街に出かけた。

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