第六話
寒いっす←
こたつに入りたいーぬくぬくしたいーorz
お母さんに「今年も前みたいにこたつ出してー」って言ったら
「こたつ出したらみんな出てこうへんようになるやん」
ごもっともなご意見ありがとうございます
そんなこんなで第六話(ぇ
今日は9時に学の家に集合…なのだが時計はもう9時10分をまわっている
「やっべ…」俺〔勇〕は急いで準備をし、玄関を開けようとしたとき
「あ、タクシー乗らなきゃダメなんだっけ」学の言いつけを思い出した
携帯でタクシー会社に電話してタクシーの到着を待った
5分後『ピーンポーン』チャイムが鳴った
「早っ!」まぁ、遅れたら罰金とられるからいいやと思い玄関を開けた
そこにはタクシー会社の人…ではなく有里奈さんがいた
「なっ!?」有里奈さんは金属バッドを振り上げる
“バンッ!”俺は急いでドアを閉めた
「あっぶねー」ギリギリでドアを閉めたので当たらなかったが、少しドアがへこんだ
「あぁドアが…大家さんに怒られる…けど命が助かっただけまだマシか」
しばらくしても何も起こらない
インターホンを見るが誰もいない
恐る恐る玄関を開けたがやはり誰もいない
「おっ!勇くん撃退成功!!」
「タクシー来るまで暇だな…何か聴こうかなー…」俺はCDの山を崩し始めた
「ぁ、久々にコレ聴こう」一枚のCDをかけて、雑誌を読み始める
「ん?」後ろに誰かいる…気がする
そっと振り向いたが誰もいない
まぁいいやと前を向くと有里奈さんがいた
「えっ!?」驚いた瞬間有里奈さんが笑った
『みぃーつけた』
“ガンッ”振り下ろしたバッドが勇の頭に直撃した
頭から血が溢れるように噴き出す
『後4人……』
「今日は学の家に9時集合だったな」俺〔浩〕はタクシーで学の家へと向かった
『ピーンポーン』チャイムを押すといきなりドアが開いた
「うわぉ!」 俺は驚いて一歩後ろへ下がった
結衣と猛がゲラゲラと大笑いしている
「そ、そんなに笑うなよ!…恥ずかしいじゃねぇか」と俺が言うと
「だって…だって、浩『うわぉ』ってあはははは」まだ笑ってる
「ほら浩、入りなよ。結衣も猛も浩の邪魔だからはい、入って入って」
学はまだ笑ってる2人を引っ張った
良かった。加奈が死んでから2人とも笑わなくなったから・・・
「あれ?勇はまだ来てないのか?」
「うん。まだ来てないよ」
「あ!これ・・・」猛が新聞の記事を指差した
【女子高生 金属バッドで複数回殴られ死亡】
「…加奈の事だよね」結衣はポツンと呟いた
「犯人は…有里奈さんだよな……あ…て、ていうかさ!勇遅くない!?」
結衣が泣きそうな顔をしているそれを見た猛は無理やり話をそらした
「9時に集合なのに25分も遅刻してる」学はため息をついた
「なぁ!10時になって来なかったら今日のタクシー代勇に払ってもらうってのはどうだ?」
俺はニヤニヤしながら言うと猛が「浩、ナイスアイデア!!」と俺の肩を叩いた
それから4人でゲームをして勇が来るのを待つことにした
ふと時計を見ると10時を過ぎている
「おぉ!勇のおごり決定だな!!」猛は嬉しそうに言った
「でも遅すぎない?」
「んじゃさ、勇の家に行ってみる?どうせ勇がタクシー代払うんだし」
ということで勇の家に行くことになった
『ピーンポーン』 勇は出ない
『ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン』ちょっと連打してみた
「あんたら何してんの!!その年でピンポンダッシュかい?!みっともない…」
勇のアパートの大家さんだ
一度勇の家に遊びに行ったときに見たことがある
「勇…今井が出てこないんです」
「え?出かけてるんじゃないの?」大家さんは少しイラついている
「そうなのかな?」俺は玄関を開けようとしたが鍵が閉まっている
入れ違いになったのだろうか
「でも少しだけど音楽聞こえるよ」ドアに耳をあて、結衣が言う
確かにかすかではあるが音楽が聞こえる
ドア横の鉄格子がはまっている小さな窓を開けた
「あ!…あいつ…寝てやがる」
「えぇー?」猛と結衣が声をそろえた
「大家さん、鍵開けてもらえませんか?」結衣が困った顔で言うと
「仕方がないねぇ…」そう言って鍵をあけた
俺はドアを開けた
「勇!?」
勇は寝ていたのではなく死んでいたのだ
頭から大量の血を流して
「おい!しっかりしろ!!」俺は勇の体をかかえ起こした
「やだ…やだよ…」 結衣は頭をかかえる
大家さんが警察と救急車を呼んでくれた
警察に詳しいことを話した
有里奈さん…かくれんぼのこと以外は……
その時
『後4人・・・・・・』
辺りを見渡したが有里奈さんはいない
「お、おい!!今の聞こえたか!?」学に聞いた
「…何が?」
なんで聞こえてねぇんだよ
「結衣は!?猛は聞こえたか?」
しかし2人とも聞こえてなかったらしい
首を横に振っている
後4人 ってどういうことだよ
もしかして後4人殺すってことなのか?
俺の質問に答えるかのような不気味な笑い声が聞こえた
こんなペースで大丈夫か
大丈夫だ、問題大有りry
7話を投稿しようかしらどうしようかしら