第五話
テスト終わったよ!!
結果も終わってたよ!わっしょい!!!←
ではでは、第五話ですー
「加奈…いないな…」合流して5人で捜し始めてからもう1時間は経っているだろう
俺は反対側の道路のビルとビルの間の路地の前に人だかりが出来ているのに気づいた
パトカーも止まっている
事故か?それとも事件?
何か嫌な予感がした
「向こうの人だかりのとこに行こう…」そう言って俺は走った
着いたのはいいが人が多くてよく見えない
その時
『高校生ぐらいの女の子が殺されたんだってさ…鉄パイプみたいなもので
顔が分からないぐらいに殴られて死んでたらしいよー』
「……!?」
近くの人の話し声が聞こえた
「高校生」「女」「鉄パイプの様なもの」「死」
俺は周りの人を押しのけて現場に行った
「一般人が入っちゃダメだ!」警察に腕をつかまれたが振り払い、奥へと走った
「き、君!戻りなさい!!」そう言われたが無視してビニールシートを少し剥がした
顔(と思われる場所)はグチャグチャになっており原型を留めていない
「うっ……」吐き気がこみ上げる
でもコレが誰なのかを知りたかった。加奈じゃないことを祈った
俺は震える手でゆっくりビニールシートを剥がす
祈りは届かなかった
今日の加奈の服装と全く同じだった
「…ぁ…あ…か……っな…?」
声が上手く出ない
「浩?……!?」学たちが後ろから来た
「…ち、違うよね?加奈じゃないよね?ねぇ…誰か違うって言ってよ!?…違う…って…!!」
結衣が俺の隣にしゃがみこんで泣いている
「加奈…ごめんな…あの時に『一生守る』って約束したのに……」
猛は小さくごめんなと繰り返し呟いている
「…もう戻らないか……?」
猛と結衣は立ち上がり、みんな現場から出た
「俺の家に来るか?」俺が聞くと学は黙ってうなずいた
家に着いても誰も話さない
重い空気と時間だけが流れていく
「な…なぁ、やっぱ2人組み行動は止めないか?はぐれても気づかないし…」猛が言う
「そうだな…これ以上犠牲を出したくないし」
これからは5人で行動することにした
外はだいぶ暗くなった
歩きで帰るのは危ないという学の意見で
タクシーを呼んで、全員家まで送ってもらった
みんな帰った後、俺は1人考えていた
本当に有里奈さんは人を殺してくる…いつまで続くんだ……
加奈は…加奈はもう戻ってこないんだな
急に涙が頬をつたった
この年になって情けねぇ……そう思ったが涙は止まらなかった
最近寒くて手がかじかんで上手くキーボードが打てないですorz
結構誤字脱字多そうな気が…するけどそこはスルーでお願いします!←
なんかこのメンバーで恋愛が書きたいとか思ったけどやめる((