第四話
なんか結局更新してんじゃねぇかとか言わないでくらさい(
ではでは、第四話ですー(*´ω`*)
「2人とも出ない・・・・」携帯を持っている腕が震える
その時ピーンポーンとチャイムが鳴った
いきなりの音に心拍数が上がる
もしかしたら有里奈さんかもしれないと思いインターホンを見た
そこには学と結衣がいた。
俺は急いで玄関を開けて中に入ってもらい、猛と加奈が電話に出ないということを話した
「どうしよう……」
学の服の袖をつかんで泣いている
「結衣が落ち着いたら2人を探しに行こう」学が結衣の頭をよしよしとなでながら言った
結衣が落ち着くまでと言ったが学も俺も勇も落ち着いてなかった
5分ほどたった結衣は泣きやんだ
「それじゃあ行こう」珍しく勇が仕切った
親友の猛のことが心配なのだろう
俺が玄関を開けて近くに有里奈さんがいないかを確かめ外に出た
しばらく歩いて、隠れていそうな狭い通路も見たがいなかった
その時に急に音楽が流れた
4人は自分の携帯かもと思い確認したが違った
「あ!この曲…加奈の着信音と一緒!」
加奈の携帯を急いで捜した
「あった!!」
勇が派手なピンクでジャラジャラと大量のキーホルダーの付いた携帯を上に上げている
狭い路地の室外機のそばに隠れていたらしい
「…加奈のだよね…なんかロック掛かってる…」勇は携帯を開けた
「ちょっと勇くん、貸してくれる!?…えっと…確か…」
結衣は勇から携帯をとるとパスワードを打ち始めた
「よし、ロック解除できたよ」
着信履歴を見ると猛からの履歴でいっぱいだった
さっきかけた俺の履歴も入っているが9割が猛だ
メールも届いていた。さっきの着信はメールだったのだろう
『加奈 今どこにいるんだ!? 俺は○○ビルの前にいるから すぐに来て』
このメールからしておそらく2人ははぐれたらしい
「○○ビルか…行こう」勇は加奈の携帯を閉じて走り始めた
○○ビルの前で周りを見渡している猛がいた
「あ!!お前ら!加奈に会った!?」
猛はすごく不安そうな顔をしている。汗でビショビショだった。
「会ってない…さっき加奈の携帯を拾った…」
勇が猛に渡すと猛は携帯を握りしめた
いつからはぐれたのかを聞くと
6人から2人に分かれたときにはいた
でも、しばらくして有里奈さんに見つかって
逃げていたが気づいた時にはもう加奈は居なかったらしい
「探しに行くか?」俺が聞くと猛は「当たり前だろ」そう言った
「…猛とはぐれた…携帯もどっかで落としたし…もう最悪」
その頃、加奈は1人で歩道橋を歩いていた
高いところからなら見つけられるかもしれないと思い下を見ると
有里奈さんが笑いながらこちらを見上げていることに気づいた
「やばっ!!」加奈は急いで階段を駆け下りた
有里奈さんは思ったよりも早かった
さすがお化け。スーッと歩いているようなのだが、やたらと速い
「…っもぉ!」 少しスピードを上げて有里奈さんから距離を離して細い路地に入った
「はぁ…はぁ…」
しばらくしても有里奈さんは来ない。
やった逃げ切った。そう思い立ち上がってまた歩き始めた時に
「みぃーつけた」
クスクスと笑う女の子の声がすぐ後ろで聞こえた
後ろを振り返ると ニタァ と笑う女の子が1人、自分のすぐ後ろでバッドを振り上げている
「イヤァァアアアア」細い路地に女性の高い悲鳴がよく響いた
その瞬間“ドゴッ”鈍器で頭蓋骨を叩き割る音がした
その後も有里奈さんは何回も何回もバッドで加奈を殴った
「後5人…」
あははっははー…1人目です。はい。
こんな感じです。怖くないですy!!
ではではー(o´・ω・`o)ノ゛