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目標達成?!

ジャンル別日間ランキングに入りました!

とても嬉しいです!本当にありがとうございます!

やってきたわ。遂にこの日が。

今日は殿下が視察を終え、首都に戻る日なのよね。

この1週間は本当に長かったわ。


遠足はたった2日前なのだが、あれから私は、特にグループのメンバーと仲良くなったが、いつも隣を歩くのは殿下だった。

教室の移動の際も、何か会話をするわけでもないのにずっと私から離れず、隣を歩いているのだ。

ちょっと、どうなっているのかわからない。


遠足といえば、あれから、スザンヌの処罰が決まった。彼女は親に全てを命令され、強制されたとして今回はお咎めなしだ。


「なんて、甘いんだ!」

と思う人もいるだろう。しかし、彼女は今後父親の計画を探り、スパイとして殿下に全てを話さなければいけなくなったのだ。

殿下に嘘をついたり、隠したとバレたその時は思い罰が待っているし、父親にスパイをしていると事バレた時も恐ろしいことになるだろう。


そんな危険と隣り合わせの生活をすることになるのだが、スザンヌは上手くやっているらしい。そして私に、


「マクガーン様。

この命を助けてくれてありがとうございます。

この助けてもらった命を、これからは更生して、あの最悪な父親のために使うのではなく、未来の皇太子妃であるあなた様に使わせていただきます」


「ええと……。ありがとう。あと、メイベルでいいわよ」


「はい。メイベル様。一生、あなた様に仕えます」


ちょっと待ってほしい。たしかに命は助けたけど、私は皇太子妃になりませんわ。ステキな恋愛をするのですよ。

と思ったけど、それは目標であって、まだ達成していないので、伝えることはできなかった。



そんな怒涛の1週間を耐え抜いて、今日という日がやってきた。ああ。私の今後の未来は希望で溢れているわ。そう思っていると、帰りの挨拶をするために、クララ先生がやってきた。


「今日は、ある発表をがあります」


ええ。知っていますよ、先生。殿下が首都に戻るんですよね。もったいぶらないで、さあ、続けてください。

そう思っていると、クララ先生が話を続けた。


「ケイン・アッシュゲルド殿下が視察を終えて、正式にこの学校に転入してきます」


はい?ん?あら?ちょっと幻聴ですよね?


すると、周りの生徒たちが殿下に声をかけた。


「おぉ。殿下良かったですね。愛しの婚約者と学校生活を送れますね」

「ああ。私の推しカップルのラブラブがまだ見れるのね」


ちょ。ちょっと。私は愛されてないし、カップルでもアップルでもなんでもないわよ。


あら。私は少し頭がおかしくなってしまっているらしい。でも、でも、こんなの予想がつかないでしょう?

視察を終えて、さよなら。じゃなくて、これからよろしくお願いします。になるなんて……


これは、本格的に私が学校移動かしら?

そう思って、私の1週間の学校生活を終え、急いでお父様に手紙を書いた。



お父様。

お父様がサプライズゲストを呼んだため、私は今後の学校生活に支障が出そうです。

ぜひ、転校したいです。

どうかよろしくお願いします。


殿下と婚約したくない理由が"私が悪役令嬢みたいだから"という、きっと家族には重大性が伝わらないため詳しく書くことはできない。


でも、皆さん。悪役令嬢を舐めたらダメなんですよ。

だって、悪役令嬢は家族まで破滅の道を歩ませてしまうでしょう?

だから、私はただのワガママ娘みたいな内容になってしまったけれど、このまま手紙を送った。


急いで魔法便という、手紙の相手にすぐに送ることができる手紙を出し、同じようにすぐに手紙を受け取った。


私の愛しのベルへ。

転入して、1週間で転校は無理だよ。

異能がどういうわけかわからないから、君を守る所の確保がまだ私達の領地のここしかできないんだ。

だから、次のイベントの魔法戦で優勝、そして異能がどういうものか分かったら考えるよ。



ええ。分かりましたわ。

このイベントと異能とやらがわかったら私は悪役令嬢にならないで済むのね。だったら、この2つを終えるまでは絶対に悪役令嬢にならないようにしてみせるわ。

そう、気合を入れて頑張ることにした。



そんなこんなで、逃げ道を封じられた状態のメイベルの戦いが幕を開けた。





今後ともよろしくお願いします。

今日の夜ごろにもう一度更新して、その分で第一章終了です。

予定としては3章までは続きます。(4章は悩み中です。)


今後、殿下目線の話も出てくるので、ぜひぜひ応援よろしくお願いします。




いいねやブクマ、広告下部の星のタップによる評価ありがとうございます。

とても、モチベーションになっています。


短編書きました。



改稿前


私は魔法を使えるらしいので、最低な婚約者とその相手に倍返しする〜その後の人生は私の自由ですわ〜


https://ncode.syosetu.com/n7508in/



改稿後


初級光魔法で婚約破棄してやります!(※ただし、禁忌の闇魔法をバレないように使いますわ!)〜その後の人生は私の自由ですわ〜



https://ncode.syosetu.com/n2738io/


上の作品は今作品の連載を終えたら、連載しようか悩んでいる作品です。

改稿前と後はキャラ設定が違います。

この作品と世界観は少し似ていますが、内容は全然違います。

お時間ある時に、2つの作品を投票気分で読んでいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。

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