負けるが勝ち
コロナの重症化原因にネアンデルタール人の遺伝子説が言われている。遺伝子はともかく、そのよりどころになっているのが東アジアは過去のコロナで重症化しやすい人は死滅したという仮設だ。
その説に従えば、ヨーロッパ人はその時のコロナに打ち勝ったために、今の惨事に見舞われている。東アジアは当時負けたので、今はいい勝負にあるということだ。
東京五輪は「人類がコロナに勝った証」といっているが、そうなら将来には大敗北が待っているという予言になる。
適度に負けておくことで、生物は進化をしてきた。細々と生きるという選択肢を捨てた人類には、繁栄か絶滅かという二極しか残されていないのかもしれない。