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閉じた世界が心を開けと囁いている

学校はすごく「閉鎖的」な世界だと思うんですよ。

あんな狭い部屋の中で30人ぐらいの人間が一日のほとんどを過ごすわけです。

そりゃあ、仲良くなれる人もいれば合わない人も出てくきますよね。

教師の世界だってそんなもんです。


ほとんどの教師が大学を出てからそのまま学校に戻ってきます。もちろん「生徒」ではなく「先生」として。

世間を知らないだとかなんとか言われるのはそういうところです。実際、自分も中学生の頃に言ってましたからね。

そういった点も含めると厄介な職業ですよね(笑)


前回も話題に出しましたが、先生方の残業が多いという話ですが、一応学校生活において教師を助けてくれる「支援員」という方がいらっしゃいます。

主に低学年や特別支援において、勉強についていけない子の面倒を見るのが役目となっています。1年生の学級では、ほとんど先生2人の体制がとられています。

学校によっては理科の実験専門の支援員さんなんているんですね。

人が多いとかなり助かります。それだけ人の目があると自分が見逃した部分をフォローしてくれますからね。

そして支援員さんたちのほとんどは、15時~16時の間に業務を終えます。ちなみに週4日で来ることになっていることが多いです。

つまり、放課後の業務を手伝っていただくことはほとんど無いんですね。


この「支援員」という制度については、一つ面白い事情があります。

それは、大規模校(人数が多い学校)から優先的に支援員が多く配属されることです。

故に、中規模校にはなかなか支援員が来なくて、人数が足りないなんて事が頻繁に起こっているのです。

では、どうして中規模校にまで人がいかないのか。

結局そこはお金の問題なんですよ。そこまで人を雇えないわけですね。

だから、中規模校では「教員一人が動けないと、その学校は動かなくなる」なんて言われているのです。


外部に丸つけを頼みたいなんて声が上がっていたとしても、それが現実にならないのは、まず「お金」の部分を見直さなければいけないんだと思います。

あとは教員の意識の問題。

自分で丸付けをしたいという先生がほとんどなんですよ。そうすれば、何ができていないかを確認して次の授業に生かせますからね。

すぐに結果が見たいんですよ、教師側は。でもそれを依頼するとタイムラグが発生するでしょ?

そのどちらをとるべきか、今は教師が丸をつけるほうに傾いているのだと思います。


最後に。

丸つけは楽しいです。思いもよらない答えが書いてあって、笑えますからね。それも癒しの一つです。

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