いたいなんて気持ち、微塵も無いけどね
最近、結構ニュースになっていますね。
教師の長時間労働。
結論を言うとですね、子どもたちが帰ってから第2の仕事が始まるんですよ。
例えば、テストなどの丸つけ作業です。
クラスの人数が多いほどその作業には時間がかかってしまいます。
漢字や算数のテストならまだ答えが決まっているから楽なのですが、国語のテストがまあ、めんどくさい!
答えの例はあるけれど、その通りに書いてくれる子どもなんてほとんどいない(笑)それが個性で面白いところではあるんですけど。
そして点数をつけ終わったらそれを記録していくわけです。学期末に成績をつけるときの材料として残しておかなければいけないのです。
他には、教師にはそれぞれ担当する教科があるんです。それに関わる仕事もあります。例えば図工部会であれば、教育美術展の開催に関する仕事。会場を押さえたり審査をしたりなどですね。理科であれば、理科研究の審査があります。それぞれ重要な仕事があるのです。
また、次の日の授業や行事関係の仕事もしなければいけません。行事関係といえば、社会科見学や宿泊学習、運動会などありますね。旅行会社との打ち合わせやしおり作りなど、仕事はその時期に舞い込んできますね。
それ以外にも、研修やら保護者と連絡を取り合うといったこともやっています。電子化でかなり労働時間が削減されたと思いますが、必要最低限のことをやったとしても、今の労働時間が変わらないんじゃないかなと思っています。
早く帰りたいけど、仕事が終わらないと帰れないですよね(笑)
それに、学校によっては、若手が朝のお茶淹れをしなくてはいけない、なんてのもあるのですよ。
大体、自分は朝の7時に学校に行って、ポットでお湯を沸かしながらコーヒーを作って、後から出勤した先生に淹れては持って行きました。もちろんコーヒーが苦手な先生もいますので、その先生には紅茶を淹れました。
それで、帰るのは夜の8時頃でしたので、学校には12〜13時間いたことになります。
自分の勤めている学校は、まだまだ早く帰れているので恵まれているなと感じています。
最初は大変だと思っていても、これが当たり前になって麻痺してくるんですよ。
麻痺してはいけないですよね。早く帰ろう!