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無次元の彼女  作者: 丸平
1/1

5月15日

これは、荒削りな漫画のプロットのようなもので機会があれば漫画にしたく(画力もなく未定)忘れないようにおおまかなストーリーを記録してる落書き。誰か清書してくれたら嬉しいです。

台詞をメインに背景の補足を少々(誤字も多くあります)


「今日も暇だ」

自室の布団の上で青年が小言を言っていた


「ゲームにも飽きたしソフト買うにも金がないしどうしようかな・・・・・・」

何をしようか迷いに迷った結果どこか出掛けることになった


「ん~古本屋は先週行ったばかりだし考えてみれば行くところもない!――でも家にいるより外出した方がいいよな・・・・・・天気もいいし久しぶりに黄名山にでもツーリングに行ってみよう」

自宅から40分ほどの距離にある黄名山にツーリングに行くことに決めた

趣味のバイクが絡んでおり準備がとても早い


「ちょっとめんどくさくなってきたけど、ここまで準備したし、さっさっと行ってこよう」

少しめんどくさがりながらもバイクカバーを取り外しバイクにキーを差し込んだ

フルフェイスのヘルメットをかぶり、バイクに乗車する


ある程度の道のりを考え、おおまかにルートが整ったら、キーを回しこみ電源をオンにして数秒待ちセルボタンを押し込んでセルを始動させた

「キュルキュル―――ドッドドットドットドッド」

趣味がバイクなだけあって、エンジンの始動は快調であり、アイドリングも安定している


「さてと、黄名山に向けて出発!」

軽快に出発した


「天気がいいとやっぱり運転が気持ちいいな~それに平日は、道が混んでないから最高だね」

鼻歌を口ずさんでいたら10分ほどで黄名山の入り口を案内する看板が見えた

道のりの最中に縁結びで有名らしい寺があるが今回はスルーして黄名山を目指し道を進む


「やっと旅館通りまで辿りついた。あ~疲れた」

看板の地点から20分ほど走行し黄名山まで中間地点の旅館通りのコンビニで一旦休憩しすぐに頂上を目指し出発した


「やっぱり125ccじゃここの峠を走るのきついな~――――結構ギリギリだけど登れそうだ」

小型バイクのため多少の無理をかけているが何とかアクセルを捻り回転数を上げて道を進む


「ドッドドッドド――――ドッ――ドッド――――」

目的地の黄名山頂上まで10分ほどの場所で突然エンジンの不調でアイドリングが不安定になりエンジンが止りかけ始めた


「やばい・・・最悪の事態かも」

すぐに直るわけもなくエンジンが停止した バイクの電源を停止させバイク降り落ち着いて車両の様子を見れるように待避所を目指してバイクを押し進め始めた


「やっぱり来なきゃよかった・・・」

運のなさを後悔しながらもバイクを押し進めて5分ほどで待避所を見つけた


「偶然だけど待避所も近くにあったし偶然続きでエンジンの調子もすぐに直ればいいんだけど」

休憩もせずバイクの様子をすぐに確認するが外部には異常はなく内部の不調だと予想していた


「とりあえずセルは動いてるしプラグも爆発してるから少しエンジンを5分くらい休ませてみよう」


「あ~3回くらいしたけどエンジンがかからねえ」

5分休ませエンジンを点火する行為を3度ほど繰り返しみるが一向に動く兆しがない


「最悪の場合はレッカー車を呼ばなくちゃかな・・・」

一度も経験したことのないエンジン不調で肩を落としガッカリして憂鬱になっていた


「どうかしましたか?」

突然、背後から声をかけられビックリした青年はすぐ後ろに振り返ると野菜を持った女性が立っていた


「あ――――えっと」

「びっくりさせてごめんなさい、何か困ってそうな感じだったので声をかけちゃいました」

「そ、そうでしたか・・・そんなに困ってそうでした?」

「誰が見ても困ってそうな雰囲気をだしていましたよ」

彼女は苦笑いしながら言った。


「それでどうかしたんですか?」

「急にバイクの調子が悪くなってしまって・・・」

「そうなんですか・・・何か手伝えると思って声をかけてみたのですがお力になれそうになくてごめんなさい」

「いえいえ、声をかけていただいただけでも落ち着けましたよ、ありがとうございます」

「そう言ってもらえるとあなたに声をかけてよかったです」

ここで会話が途切れ10秒ほど無言の間がたつ


「そうだ自己紹介がまだでしたね、私は湯淺 薫と言います」

「自分は○○です」

「○○さんですね、よろしくです」

「こちらこそよろしく」

「ところで湯淺さんはここで何かしていたんですか?」

山の峠で歩行者と会うなんて見たこともない○○は理由が気になり質問した


「これです、これで分かりますか?」

手に持つ野菜を○○に見せてきた


「近くに畑があるとかですか?」

「正解です、夕飯に食べようと思って畑に採りにいっていました、それで帰り道で○○さんが困ってそうだったので声をかけたんです」

「お気遣いありがとうございます」

「でもお力になれませんでしたけどね」

湯淺 薫は苦笑いしながら言った


「そんなに気にしないで忘れてください」

「はい、何度もごめんなさい・・・」

再び数秒の無言で○○が話題を考えていると先に湯淺 薫が話し始めた


「小さいバイクですね、いつも大きいバイクしか通らないので珍しいです」

「小回りが利いて小さいと便利なんですよ」

「へー、ちょっと見てもいいですか?」

「どうぞ、見せるほどの価値のあるバイクでもないですけど」

「そんなことなですよ、小さくてかわいいです」

湯淺 薫はバイクに近寄り見始めた


「汚れもなくて綺麗ですね」

「バイクが趣味なんで頻繁に手入れしてますから」

「バイクが趣味なんですか、男性らしいです」

「だからバイク乗りは男ばっかりで華がなくて」

「私バイクが好きなんで華になれますね」

「女性でバイクが好きなんて珍しい」

「バイクって開放感がありそうで好きなんです」


それを聞いた○○は声をかけてくれたお礼に湯淺 薫に提案した

「もし良ければバイクに跨いでみますか?」

「わるいですよ、壊しちゃうかもしれないし」

「そんなに華奢じゃないですよ、本当ならエンジンをかけさせてあげたいですけどね」

「ん~――――わかりました、ぜひお願いします」

「特に注意することもないので自転車を乗る要領で乗ってみてください」

「はい、やってみます」

何もトラブルなく湯淺 薫はバイクを跨ぎ乗車した


「初めてバイクに乗ったんですけどなんと言い表せばいいのか――とにかく凄いです、ガッチリしていますね」

湯淺 薫はとてもうれしそうに言った


「そんなに喜んでもらえるとは思ってなかったので提案してよかったです」

うれしそうにしている湯淺 薫を見た○○は次の提案を言った

「エンジンをかけてみます?」

「エンジンはかからないんじゃないんですか?」

「もしかしたら調子が良くなったかもしれないし試しにどうですか?」

「そうですね、跨がせてもらったついでにやってみます!」

「それなら右のハンドルにある一番したのボタンを押し込んでみてください」

「分かりました」

湯淺 薫はボタンを押し込んだ


ボタンを押し込んだ瞬間にセルが回り始める

「キュルッキュルッキュル、ドッドドッドド――――ドッ――ドッド――――」

先ほどまでエンジン不調だったのが嘘のように好調にエンジンが動き始めた

「あれ?エンジンかかっちゃいましたね」

「そ、そうですね、焦って損した気分です、結局は湯淺さんに助けてもらいました」

「えへ、お力になれて良かったです!エンジンの調子がいいうちに頂上まで行った方が良さそうですね」

「はい、ありがとうございます!」

湯淺 薫はバイクから降り○○にバイクを返した


「ところで○○さんは今日はお泊りですか?」

「いえ、日帰りですよ」

「そうなんですね、もしご都合が空いてればなんですけど知り合いの人が頂上で旅館を営んでいるです、歴史のある旅館なので頂上に着けばすぐに分かると思います、受付で私の紹介だと伝えてもらえば特別価格で一泊できるのでぜひ利用してみてください」

「もしかしてお偉い人の娘さんとか?」

「そんなんじゃないですよ、ただ知り合いなだけです」

湯淺 薫は笑いながら言った


「では、気をつけて運転してくださいね」

「いってきます」

「いってらっしゃい」

湯淺 薫は手を振って○○を見送った


○○は湯淺 薫と別れてから15分ほどかけて頂上に到着した

「あ~疲れた、頂上に着いたのはいいけど湖と数件のホテル以外になんもないんだな」

年配向けの観光地で少しガッカリしていたが湯淺 薫に言われた旅館が気になり無職で翌日の予定もないので一泊確定で旅館を探してみることにした

「歴史がある旅館と言われてもそこら中にありそうだな」

○○は愚痴を言いながら10分ほどぶらぶら探索していると偶然にもかなり古そうな旅館を見つけた

「あった、確かにひと目で分かるほど古い歴史のありそうな旅館だ」

○○は入り口だと思われる正面の木で作られた扉を開いた

扉の先は旅館らしい広い玄関があり下駄箱の隅に呼び鈴が置いてある

○○は大声で呼ぶのもマナー違反だと思い呼び鈴を押した

呼び鈴を押して1分ほどして着物をきた50代くらいの女性が現れた

「お待たせして申し訳御座いません、女将の祥子と申します。本日はお泊りでしょうか?」

「はい、一泊したいんですけど」

「ご利用ありがとうございます、一泊ですね、昼の食事は終了してしまい夕食のみになりますが大丈夫でしょうか?」

「大丈夫です、それと湯淺 薫さんからの紹介なんですが」

「薫さんのご友人でしたか、紹介となるとお泊りいただく部屋が決まっていますが大丈夫ですか?」

「なにか変わるんですか?」

「いえ、何も他のお部屋と変わりありません、ただ急な紹介に対応できるように空き室にしているだけですからお部屋は綺麗です」

「そうですか、それならそこでお願いします。それで宿泊代はどのくらいになりますか?」

「薫さんからの紹介なので一泊1000円で結構です」

「とてつもなく安くですね」

「はい、紹介限定の特別価格です、お客様のお名前を伺ってもいいですか?」

「○○です」

「○○さまですね、ではお部屋までご案内しますのでこちらへ」

○○は靴を下駄箱に入れ女将さんらしい人について行った

「こちらが○○さまがお泊りになるお部屋になります」

女将が部屋の扉を開いた扉の先は1000の30倍は支払わないと泊まれそうもないくらい豪華な部屋があった

「この部屋で合ってますか?」

「はい、間違いありません」

「そうですか―――」

「ご不明な点はありますか?」

「大丈夫です」

「それでは、ごゆっくりお休みください」

「どうも」

女将は扉を閉め仕事に戻っていった


出発が13;00でトラブルが13;50頂上は14:25に到着し14;35に旅館を発見



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