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三吉友美の事件簿 Fの悲劇  作者: 大瓦 啓介
12/12

エピローグ

後日談として、春本殺しの犯人が捕まったが、ほぼ友美の推理どおりであった。


横山は、ふとしたことから稲尾と知り合い、酔った稲尾の言葉の端々から不審に思い、それから後をつけたりして動静を探っていて、本のカラクリに気づいた。


本を奪うつもりで稲尾を襲ったが、殺すつもりは無かったようだ。


稲尾=イ・ナ・オに語呂合わせで、本の170ページに時間と場所・金額が書き込まれており、それで指定の場所に現れる錦戸をカメラに収めて、錦戸が誰であるかを探しだし、動静を探っていた。


後を付回し、覚せい剤取引の現場を写真にとり、恐喝してきたという。


横山が稲尾の殺人犯であることでお互いイーブン、錦戸は要求を跳ね除けた。


横山は春本に、覚せい剤取引も稲尾殺しも錦戸がやったことと話をして、春本から錦戸に揺さぶりを掛けようとした。


どうやら稲尾側の組織が横山を抹殺して稲尾の仇をとり、証拠となるカメラ等のデータを抹殺したらしい。


これに関しては、錦戸は一言も喋っていない。


春本に関しては、深夜に書斎を訪れて話し合ったが、決着はつかなかった。自首しないなら告発するといわれ、揉みあっているうちに気がついた時には、春本の首を絞めていた。


横山との面談のメモを探したが見つからず、パソコンのメモまで探したが見つからなかったという。


ピカピカに磨かれて戻ってきたパソコンのタッチ画面に、付くはずの無い錦戸の指紋が完全にふき取られずに薄く残っており、それが決定的な証拠となった。


今回は、十分な考察抜きで投稿しました。

次回については、GWから取り掛かり夏休みまでには十分考察して仕上げたいと思います。

読んでくださった方々、有難うございました。


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