表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50代ニート、タイムリープで高校生に!ざまぁ復讐して無双、彼女も金も自由も掴む!  作者: まめたろう
3章「三度目の始まりと冷める心」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/54

第22話「図書委員という名の距離感」

#第22話「図書委員という名の距離感」


「黒崎くん、ちょっといいかな?」


昼休みの教室で、少し緊張した面持ちの女の子が声をかけてきた。


佐々木だ。同窓会で学生時代に俺のことが好きだったと言っていた女の子。思えば前世で告白のようなことをされたのはあれが最初で最後だったかもしれない。


今はその情報があるから適当に相手すれば付き合うことも可能かもしれないな。



彼女は目立たないが、真面目でおとなしそうなタイプ。


目鼻立ちはそこそこ整っているが特別、綺麗とかかわいいというわけでもない。どこにでもいる女の子。地味な眼鏡と三つ編みが印象を柔らかくしている。


「何?」


「えっと……図書委員、やってみないかなって思って」


突然の誘いに少し驚いた。やはり俺に気があるのか?

あと図書委員?まあ悪くないか。


放課後の空き時間を適当に潰せるし目立たない場所だ。ほどよく冷静にいられる。暇ならば本を読んでもいい。今、俺が気が付いていない大儲けする何らかのネタもあるかもしれない。


「いいよ。暇だし、面倒な仕事じゃなければ」


「ほんと!?ありがとう!」


想像以上に喜ぶ佐々木に、少しだけ罪悪感がわいた。でも、俺はあくまで“冷静”だ。のめり込まない。1回目も2回目も、それで痛い目を見た。


「利用できそうなら、利用させてもらう」くらいの気持ちでちょうどいい。


その後、佐々木とは放課後に図書室で顔を合わせるようになった。最初は義務的な仕事の話だけだったが、少しずつ距離が近づいてきているのが分かる。


棚の整理、本の貸出記録の確認、地味だが穏やかな作業だ。彼女は些細なことで笑い、ちょっとしたことでも「ありがとう」と言う。


悪くない。俺は冷静だ。

こういう感じならば危険は少なそうだ。


見た目が地味だから周囲の嫉妬も買わない。

逆に冷たくされても失望することもない。

水川のときのような厄介さはない。


それに……そうだな。

うまくいくようならば体だけの関係にしてもいいだろう。高校生の体をおいしく堪能させていただこうか?


でもそこまでやったら相手が本気になってしまうリスクはありそうだな。そこは注意が必要だな。もちろん俺は本気にはならない。


自分の中の“ゲスな声”が囁いているのが分かった。


でも、今回の俺はそれでいいんだ。冷静に損得で判断する。それが幸せへの近道だと学んだからな。


「佐々木、明日もよろしくな」


「うん。こちらこそ、ありがとう」


笑顔でうなずく彼女に、俺も笑顔を返しておいた。


適度な距離感。

深入りしない。


期待しない、させすぎない。

俺は今、ちゃんと冷静でいられている。


ーーー

すいません。1月21日の投稿を忘れていました。今日から復活します。

いつも読んで頂いてありがとうございます。毎日7時ごろ、20時頃の2話投稿を限界まで続けていく予定です。


ブックマーク、評価ポイント、レビュー、いいね、感想などもしていただけると励みになるかもよ?

その他、何らかの頑張れパワーをいただけると更に頑張れるかもです!


べ、べつに何も無くても頑張るけどね、、、 (^O^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ