あの戦争の教訓
僕はこのごろ太平洋戦争などの本を幾つか読んでいて
それで僕の中に一つの疑念が生じた
それは既に議論が尽くされている事なのかも知れないのだけれど
でももしかしたら新しい事なのかもしれないのでここに記す
太平洋戦争・日中戦争の教訓など無いのではないか?
あの戦争の教訓は現代日本にとって価値が無いのではないか?
戦後ながい時がすぎ太平洋戦争・日中戦争の当時とは日本と言う国も
取り巻く国際情勢も著しく異なるのに、あの戦争の教訓に価値があるのか?
他国を侵略して少なくとも一千万人以上を殺し数百万人の自国民を死に至らしめて
それで”教訓はありません”ではすまないから
無理やり教訓をひねり出しているのではないか?
また、教訓があったとして其れは過去に人類が経験してきた無数の戦争と
その教訓の中でどのくらいの重みがあるのか?
僕はそれが気になった。




