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お城で働くことになったんだよね??

「この国で魔物襲撃など、危険なことが起こる前にそなたの正夢で止めてもらおうかのぉ。」

「え…………!?」

「どうじゃ?まぁ、そなたに拒否権はないが。」

ぐっ……国王めっ!城で働いたら王子に近づいちゃうじゃん!!でもここで逆らったら…………コワイ。王子に近づかなければいいんだ!!そう、それだけだよ………。

「わ、わかりました!」

「では、仕事は明後日からじゃ。荷物をまとめて置くように。教会には私が言っておこう。」

「ありがとうございます。それでは失礼します。」

た、大変ダァぁぁぁぁぁぁ。


あ、あ、お城着いちゃった。え、どうしよう。心の準備できてない。あ、どうしよう。でも、行かなかったら不敬罪かな。え、どうしよう。早く行こうよ。ね?え?

「よし、行こう。」

「セナ様ですか?」

!?あ、騎士さん……。びっくりした。

「セナ様のお部屋はこちらです。ご案内いたします。」

「あ、はい。」

ドキドキ……って私って働くから使用人さん達と同じ部屋だよね??なんか使用人さん達の寮っぽいところから離れてるんだが??

「こちらです。」

「え。」

「お入りください。」

「あ、あのすみません。本当にここですか?」

「はい。」

どう見てもでかいお屋敷なんだが??

「陛下から大事な客人だということでここに案内するよう命じられました。」

「え…………。」

「とりあえず、中にお入りください。」

なんで、私働くから使用人のはずじゃ………。

「こちらがセナ様の専属メイドのクメです。」

「セナ様、よろしくお願いいたします。」

あれ、使用人に専属メイドってつくんだっけ。あれ。

「あ、よろしくお願いします。で、すみません。私って使用人として来たのですが。」

「セナ様ですよね?」

「あ、はい。」

「ならお間違えはありません。では、私は。」

「あ、ありがとうございました。」

あれ、私って働きに来たんだよね?そう言えば何か忘れているような…………。

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