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02:仲良くなっちゃった?!


ここ小野市で、大流行中のアーケードゲーム。その名も「モンスターウォーズ」

この「モンスターウォーズ」というゲームはモンスター同士をたたかわせあって勝つというシンプルな

ゲームである。

それをするために主人公はゲームセンターにむかうのだがそこである1人の美少女と出会う。なんとその子は学校、いや市内一の美少女だったのだ。

ひょんな事から主人公はその美少女と仲良くなる。

そのことを不快に思った、主人公の幼馴染。ずっと

中学から主人公を見守ってきたお姉さん系生徒会長

などが登場する笑いあり、恋ありのラブコメになっているので自粛期間中のお暇な時間にどうぞ。

俺は、女性にカードを貸してしまった。カードを貸すならまだいい。女性にだ!女の子にだ!girlにだ!ムリムリムリムリムリムリ!

何を隠そう。おれはプチ女性恐怖症なのだ。ある1人を除いては。。。

そんな事はどうでもいい!たのむそこの美少女よ!このボスに勝ってくれ。もし負けてしまったりしたら機嫌が悪くなりなにをされるかわかったもんじゃない。

「ありがとうございます。」

「い、いいえ。」おれは震える手を押さえながら

美少女にカードを貸した。

美少女はモードの選択画面はいき、ついにボスに挑んでいった。

「あちゃちゃちゃ負けてしまいました。。。って

どんな顔されてるんですか。あなた!」

美少女がそういうのも無理はない。おれは美少女がボスに負けてしまったせいで何をされるかわからない恐怖に怯えて、顔面蒼白していたからだ。

「お、終わった。これでおれの人生で終わりだ。きっと裏から黒服の男たちが出てきておれを捕まえて拷問されたりするんだ。。。」

俺が小声でそう言うと

「あはは」と美少女は笑った。

「そんな事するわけないじゃないですか〜

逆に、感謝しているんです。さっきのバトルだって

もう少しで勝てましたし。このカードがなければあんなところまで行けませんでした。」

俺は、耳を疑った。「この世にこんな優しい女性がいるのか」とついつい言ってしまった。

すると美少女は、

「本当におかしな人ですね笑

いえいえ、おかしなと言うのはもちろん面白いと言う意味です。」

続けて美少女は

「何かお礼がしたいのでジュースでも奢らせてくれませんか。」

と俺に聞いてきたが、

「い、いえ、俺はカード貸しただけなので、

なんもしてないんで、いただけないです。」

と言った。

「そう言うわけにもいきません。おごらせてください。おごらせて!!!!」

結局、俺は圧に負けてジュースを奢ってもらう事になった。その後数十分程度雑談をすると

「え、もうこんな時間!じゃあさようなら!!また会えたらいいですね!」

と唐突に美少女が言った。

なので、俺は、

「そ、そうですね。もしまた会えたらモンスターウォーズでもしましょう。」

と軽い気持ちで言ってしまった。まさかこの後あんな事になるとも知らずに。。。。

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