警官の発砲批判にたいしての説教集
まーたこんなもの書いてる、だから本命の作品の投稿が終わらないですよ。
"善良な人間はかような邪智暴虐的な作品を読まぬことを推奨する"
-作者-
何処とは言わんが某所での発砲に対し、警官の対応が正しくないとの支離滅裂な批判があった。
相変わらず同胞の命を何だと思ってんだこの国の自称知識人様がたは、これはそんな皆様に解説する作品である。
【前提条件】
そもそもとして警官の対応が正しくないと言う批判は何ら法律的根拠を有しておらず、事実上言いがかりに過ぎない。
事実近隣住民の映像には「近隣住民への避難命令」から「警告」からの「威嚇射撃」と順序を踏んで行われている姿がある。
その為法律的に違反はない、正当防衛だ。
むしろ二人の警官の内きっちり片方は警告し、もう片方は援護の体制を取っているので評価すべきである。
【発砲に至るまでの正当性】
続いて発砲に至るまでの正当性だが、これも正当性がある。
高々包丁と思うかも知れないが、この前包丁で何人死にましたっけ?言うてみ?二桁死んだぞ?
警官としても事件再来の悪夢が脳裏を過るのは必然で、それを阻止する権限と義務が存在し最終的解決策たる発砲を決断するのは何らおかしくない。
【取り押さえろ?無茶苦茶言うな】
はい出ました本邦特有のガバガバ国民のガバガバ感覚、こうやって320万の軍民の人命をこの前の戦争で失ったんすねぇと感慨さえ覚えれます。
きっとこの手の人の命を何とも思ってない無学のバカどものお陰で貴重な飛行兵を特攻で擂り潰すはめになったのでしょうね!
警告も威嚇射撃も通じぬタガの外れた凶器を持った男性を取り押さえろ?死ねってはっきり一言で言えねぇのか!
お忘れかも知れないが警官も誰かの良き友人で兄で弟で息子で父親であるってのを思い出して頂きたい。
【手足撃っても意味ないよ】
はい出ました、自称ダーティーハリーさんです。
基本拳銃は腰の文鎮です、しかも銃身の短い日本の回転式拳銃ですから狙撃は不可能です。
昔ならポリスメンも軍用拳銃があったのですがあれも刑事用のヤツです。
そもそも手足撃っても意味はないです、興奮した人間が拳銃弾で止まるわけないのは世界的に例があります。
事実アメリカ軍はフィリピンの騒乱に於いて興奮状態の現地民衆に拳銃弾が通じなかった事から、しぶとく大型拳銃派閥が発言力を有しています。
日本に於いても興奮状態の兵士が米軍陣地に突入した例もあり、そもそも.38口径とかのみみっちいヤツで風穴空けた程度が何になるっていうんです。
と言うか民間資産が流れ弾に当たる危険を考えれば腹部を射撃したのは満点です、何故ならこう言う相手は腹部を攻撃するのが一番効果があるのです。
詳しくはアメリカ軍野戦教本とかご購入ください。
【国家が暴力振るって何が悪い】
(この場合の暴力とは社会学的な事である)
マックス・ウェーバー先生の敬虔なる信徒である私にとっては何を今更な話です、いかんのか?
そもそも国家の概念自体は暴力と抑止の世界です、護った方が得だと思わせ破る者には実力を以て鎮圧する。
所詮人間は性善説ではないのです、国家の仕事は税金を効率的かつ能率的に割り振り個々人の暴力を奪い、代わりに統制された暴力を行使する事なのです。
「安心して寝られるのは、我らが荒くれ者たちが他の荒くれ者を見張っているからだ」
ジョージ・オーウェルの書籍から引用しましたがだいたいこれなんです。
警察と軍部と、そして政府が代わりに暴力を所持し、かつその権限と範囲を自ら制限して極々限定し行使するのです。
従って、以上のような批判は批判ですらないのである。
現代日本で警告からの威嚇射撃とかの流れを見るとは思わなんだ。
不謹慎かも知れないが資料としては一級。