漫画
「さて、みんながお風呂を終えたところで、みなみちゃんの好きなものの話だね」
「そうだな、私は漫画とかかな?」
「この部屋に漫画ないよー?」
「実家に置いてきたんだ」
「漫画かあ、私は有名な奴しか知らないな」
「たとえばどんなだ?」
「王道のバトルものだね、少年誌のやつ」
「なるほどな、えりは?」
「私はねー、少女漫画とか読んでたよー」
「どんなやつ?」
「えっとねー、ドラマになったやつとか、恋愛系ー」
「なるほどな」
「そんじゃ、みなみちゃんの番ね」
「私はどっちかというと青年誌の漫画かなぁ」
「というと?」
「色々読んでたけど、どっちかって言うと明るい話が多かったかな?」
「例えばー?」
「また私だけ詳しく話すパターンか」
「私たちそんなに漫画詳しくないからね」
「まあいいけどさ、すぐ話題終わっても悪いし」
「きかせてきかせてー」
「そうだなあ、好きだったのは、幽霊が見える妹がいて、家の中に見たことない鏡があって、そこに妹に連れられて入っていくと、女の子がいて、その子と一緒に暮らすことになるラブコメとかかな?」
「なんだろう、聞いたことも無いね」
「だねー。他にはー?」
「他かぁ...女店主の本屋さんを好きになった女の子が本屋によく来るようになって
周りの友人だったり色んな人が来て店主が色んな人と触れ合うみたいな漫画も好きだったな」
「ほのぼの系だね」
「重たい話も持ってたけど、どっちかというとほのぼの系が好きだからな。4コマ漫画とか結構持ってたし」
「そうなんだー。他にはー?」
「まだ私が話すのか」
「だって私たちそんなに話すことないしー、みなみちゃんの話聞くの楽しいよー」
「そうか。じゃあ、他は、アニメとかもやってたけど、学園物で、主人公のクラスが色物だらけのやつだな」
「どんな感じの?」
「お金持ちのお嬢様とか、よく食うやつとか、メカに詳しいやつとか、バイなクラス委員とか、いろいろいたな」
「学園物のドタバタコメディって感じ?」
「そうだな、似たようなので、クラスメイトが吸血鬼だったり、宇宙人だったり
校長が悪魔だったり、後輩が忍者だったりする漫画も好きだったぞ」
「色々あるんだねー」
「じゃあ寝るまでそのあたりの詳しい話聞かせてもらおうか」
「さすがに漫画は内容全部覚えてないぞ」
「じゃあ色んな漫画の話で良いよー」
その後もみなみの漫画の話は続き、三人は眠りにつくまで話し続けた。




