4/29
昼食
「とりあえず昼飯でも食べるか」
「なにがあるのー」
「インスタントの麺とか、適当な野菜や肉はあるぞ」
「なんか作れるの?」
「まあ、ひとり暮らしだからな」
「じゃあ、お任せするよー」
「まあ昼食だし軽めでいいだろ」
そう言ってみなみは料理を始めた。
「ねえ、えりちゃん。私猫やるから可愛がってみてよ」
「えー、障子は破っちゃだめだよー」
「無いけどね!」
「そうだねー」
「にゃーお」
「始まったー」
「にゃーん」
「よーしよし、いい子いい子ー」
「にゃー」
しばらく猫になったゆみを撫でていると。
「なんだか楽しいねー」
とえりは言った。
「そうだねー」
そんなやりとりをしていると。
「猫が喋んのかよ」
とみなみが昼食を食卓に運んで来た。
「うわーおいしそー」
「本当に料理できたんだね」
「一人暮らしだからな」
「そうだね」
「それじゃー食べよっかー」
「ああ」
そして「いただきます」と言い、三人は手を合わせた。




