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本当の話
人類滅亡の日。
ゆみが目を覚ますと、昨日と同じように二人はすでにいなかった。
そして昨日と同じように台所にみなみ、洗面所にえりがいた。
「おはよう」と言うと、二人も「おはよう」と返した。
そして、顔を洗い、リビングに向かうと、朝食が並んでいた。
「それじゃあ、これが最後の食事になるかもしれないが」
と言い、みなみは手を合わせた。
それに合わせて二人も手を合わせる。
「いただきます」
三人は黙々と朝食を食べ。
朝食を食べ終えると、みなみが片づけを始めた。
そして片づけを終え、みなみがリビングに戻ると、ゆみが話し始めた。
「みなみちゃん、外見て」
「どうした」と言い、みなみは外を見る。
最終ラインが突破されている。
ここもあと数時間程でやられるだろう。
「そうか、これは昼までもたなさそうだな」
「そうだね」
「なんかやっておきたいことないか?」
「どうせなら寝てる間のほうが良かったかもねー」
とえりが笑うが、少し震えているようだった。
「やり残したことね。」
とゆみが真剣な表情で言った。
「私が言いだしておいてなんだけど、どうせならさ。本当の話をしようか」
「本当の話?」
「親友ごっこはお終いにしようってこと」




