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忌み子〜魔獣を呼び寄せる少女〜  作者: もち猫
第一章 少女の得た帰る場所
6/18

ちょっと長いかもしれません。

 「落ち着いたかい?」


「ありがとうなの。カレンさん。落ち着いたの。」


泣き止むと泣いている間ずっと擦り寄ってくれていたミミが肩に飛び乗ってくる。


「そういえば、アイちゃん。お母さん達はいつも見ないが何処かにおるのか?」


「お母さん達は…その、もう死んじゃったの。」


「町長!アイちゃんが悲しんでるじゃないか。何してくれてるんだい。えっとでもアイちゃん。なら今までどこに住んでいたんだい?」


「この町からちょっと離れた所で草を敷いてミミを枕にして寝てたの。」


「な!アイちゃんがそんな暮らしをしておったとは!これからはこの町に住むんじゃぞい!?」


「町長、ありがとうなの。」


「うっ、その…アイちゃん?」


「?」


「その、町長、じゃなくて儂もリューゲル、いやリューと呼んで欲しいのじゃが…。出来ればお爺ちゃんと…。」


「分かったの。リューお爺ちゃん?これでいいの?」


「うおー。」


「わ、私もお義母さんと呼んでおくれ!」


「か、カレンさん!?」


急に詰め寄ってきたカレンにアイは驚きの声をあげた。


「そうじゃなくて、お義母さん、と。」


「カレンお義母さん?でいいの?で、でもお義母さん?へ?あれ?」


「町長!アイちゃんが、お義母さん、と呼んでくれたんだ!私の家で引き取っていいよね!?」


「な!駄目に決まっておるじゃろう!儂だって、お爺ちゃん、と呼ばれたんじゃ!」


「アイちゃんもこんな爺さんの家より私の家の方がいいよね!?」


「? アイはちょ…リューお爺ちゃんの家でもカレ…お義母さんの家でもいいの。」


「ほら!アイちゃんも私の家がいいと言っているじゃないか!」


「いや、儂の家がいいと言ったのじゃ!」


「もうそろそろ九十歳になる爺さんの家より私くらいの歳の人の家の方がアイちゃんの教育にもいいだろう?」


「な!…これ程歳が恨めしいと思ったことはないわい!」


「話はついたよね!?なら私はお義母さんじゃなくていいからお姉さんと呼んでちょうだい!?」


アイに勢い込んで話しかけてきたのはさっき助けたライトの母、スーシャだ。


「スーシャ、お、俺もだ…。お兄さん…呼ばれてみたい…。」


「お、おかあさん。おとうさん。どうしたの?」


そんな母と父に息子は戸惑っている。


「えっと、スーシャお姉さん?」


その後も町の皆からアイは色々な要求をされ、歳のとった男にはお爺ちゃん、女にはお婆ちゃん、それ以外の大人には男にはお兄さん、女にはお姉さん、カレンさんはお義母さん、カレンさんの夫にはお義父さんと呼ぶ事に決まったのだった。


因みに命精達は「アイは疲れてるのよ!明日まで待ってなさい!」のメイの叱咤によって戦場で待っている。

魔獣の素材はアイが町長に言い、明日各家に配られる事になった。


・・・


「ここが私の家だよ。」


アイはカレンとカレンの夫、グースの家で暮らす事になり、今、その家に来ていた。


「カレンさ…お義母さんの家って料理亭のすぐ隣にあったの?」


「そうだよ。これからはアイちゃんの家でもあるんだからね。」


「カレンの言う通りだ。何したっていいんだからね。」


「ありがとうなの。カレ…お義母さん。グ…お義父さん。」


そんな会話をしてアイ達は家に入り、皆で机に座った(アイの子供用椅子は料理亭の倉庫から持ってきた)。

もう暗くなり始めていたのでカレンはランプに火をつけ(マッチで)、料理亭に残っている沢山の料理を持って来る。


「これを温め直して夕食にしようかね。」


「それならヒナ、えっと火精さんに温めてもらうの。」


「アイちゃんは精霊が見えるのかい?」


「そうなの。『ヒナこの料理いい感じに温めて欲しいの。これ魔力なの。』


『いい感じってぇ。まぁこんな感じかなぁ?よぅーし、とう!』


ヒナが腕を振ると沢山の料理の上に薄赤色の陣が現れ、料理から湯気が昇ってきた。


「沢山残っちゃってるからね。食べたいだけ食べていいよ。まるで、年が開ける時に食べるご馳走だねぇ。」


「ごめんなさいなの。」


「アイちゃんが謝ることはないんだよ?」


そう言ってグースは料理を取り食べ始める。

アイとカレンもそれに続く。

この国は食事中に話してもいいため、楽しく会話しながら食事はすすんだ。


「そういえば、アイちゃんは【忌み子】なんだよね?」


「ちょっ、あんた何言ってるんだい。」


沢山の料理を食べきった時、思い出したようにそんな事を言ったグースにカレンは怒りの視線を送った。


「カレンさ、お義母さん、いいの。そうなの、アイは【忌み子】なの。」


「ならなんですぐに魔獣大群が来なかったんだい?古くからの言い伝えでは【忌み子】が来たら一日で魔獣大群がやって来ると言われているがアイちゃんがこの町に来てからもう半年程たったよね?それとも言い伝えは嘘だったのかい?」


「あぁ、そのことなの。言い伝えは嘘じゃないの。ただアイが【魔力高速変換】っていうスキルでメイ、アイの命精さんが内部魔力を使って漏れでた魔力を空気中の魔力と同じにしてるの。更にここから遠く離れた森で精霊魔法じゃない普通の魔法を沢山使うの。結界とか長く続くのを。そうすると魔獣達は森に群がってこっちには来ないの。その魔力も半年程で散っちゃうの。」


「内部魔力とかは分からないけど、そういう事かいでも完璧に漏れ出る魔力を返還できているのなら、魔獣はやってこないんじゃないのかい?」


「それはね、魔獣は【匂い】が分かるらしいの。【匂い】は魔力がそこにあるだけで香るらしいの。ミミや獣人さんに聞いたの。」


「え?アイちゃんはその子猫と話すことができるのかい?それにその子猫は魔獣だったのかい?」


「そ、そうだよ!その子猫は魔獣なのにアイちゃんを食わないのかい!?」


黙っていられなくなったなのかカレンが割り込んでくる。


「心配しなくて平気なの。ミミは確かに雪虎(スノータイガー)だけどミミはアイの事を食べたりしないの。ミミがいなかったら多分もっと沢山魔獣が来てるの。それに今まで安心して眠ることが出来たのもミミのおかげなの。言葉は…何となく分かるの。ね、ミミ。」


「ニャー。」


アイとアイの肩に乗るミミは顔を見合って笑った。


雪虎(スノータイガー)だって!?超高位魔獣じゃないか。聞いていた姿と違うけれどまだ子供なのかな?それにその子猫おかげって?」


「ミミは確かに子供だけど雪虎(スノータイガー)は皆、普通の時は普通の猫なの。戦闘モードの時だけなの。虎形になるのは。ミミのおかげなのはミミが【聖獣】で魔獣は【聖獣】の出す【匂い】を嫌うからなの。来るのはそれでもアイを食べたい魔獣だけなの。それに、寝てる時はミミが聖気で覆ってくれるの。」


【聖獣】が人々にどう思われているかを知らないアイは普通の顔をして言っている。

アイの家族はアイに気を使って【聖子】や【聖獣】の話をしなかったのだ。

ミミが【聖獣】だという事をしているのは【鑑定】によって知った。


「【聖獣】だって!?はぁ、アイちゃんはよく魔獣を引き寄せない方法を考えついたり超高位魔獣の子供で更に【聖獣】を拾ったりするね。」


カレンは驚いて声が出せなくなっている。


「だってアイはもう五百年以上生きてるの。そんな事があってもおかしくないの。」


「ご、五百年…?」


「アイちゃんが年上だったなんて…。」


二人共上の空になってしまった。が、もしこの場に町長が居たならば「なら儂はまだまだ生きるぞい!儂はまだまだ現役じゃー。」と叫んだだろう。


「あ、皆は【忌み子】が長生きって事知らなかったの。

アイの考えでは【忌み子】は皆、生まれた頃から【魔力増幅化】を持ってるの。

【魔力増幅化】は内部も外部も両方の魔力を活性化、量を増やすの。

どうやらその際に魔獣が気に入る魔力、高位魔力になるらしいんだけど、とにかく内部魔力の量が増えて長寿になったの。

【忌み子】は約百年で人間にとっての一年になるらしいの。

生まれたらすぐに歩き出すのは【魔力増幅化】のペアスキルの【最適化】で魔獣に食われないようにすぐに二歳程になるの。まぁ、その所為で二百年程、成長出来なかったけど、なの。」


「…。」


「…。」


「カレンさ、お義母さん?グースさ、お義父さん?おーい、なの。」


『二人は平気よ。それより先にお風呂に入っちゃいましょう?』


『メイ…。でも…。』


『ミミにみててもらえばいいんじゃない?』


『そうかな?』


『…平気だと思う。』


『いいんじゃなぁい?』


『もう暗くなり始めてるんだから、まだアイの体は子供なんだし夜更かしは良くないよ。』


「じゃあ、ミミ。アイはお風呂入ってくるから二人の事見ていてくれない?」


「……ニャー。」


ミミは少し躊躇した後「分かった」と言うように鳴き名残り惜しそうに肩を飛び降りた。


『風呂ならあっちだぜ。』


『メロス、ありがとう。アイ!こっちよ!』


そう言って奥に飛んで行くメイをアイは追う。


『そういえばこの国は水を浴びるだけだったね。』


ただ地面に水が流れるようになっているだけの部屋とすぐ隣にある桶とポンプ(井戸)を見てスウが言った。


『町中だからお風呂も出せないもんねぇー。どうするぅー?』


『普通に水を浴びればいいと思うの。』


『それは駄目よ!私達に任せておいて!皆で力を合わせてアイを綺麗にするわ!』


『なら任せるの。』


メイが自分の事に熱心になるのはいつもの事とアイは受け流し、服やベルト、靴を横に置く(服はミミ変身した頃の毛を使ってアイが作った。超高位魔獣の毛である為、強くしなやかでボロくなったりしない。ベルトも靴も他の超高位魔獣の革だ)。

床はまだ誰も使っておらず濡れていないしアイが浴びるのは魔法によって生み出された水なので濡れても魔力を散らせば乾くのだ。


『よし!じゃあ、スウは大きな水球を作って!それをヒナは温めて!温まったらスウはアイの体包んでグルグルして!アイは息止めてて!私はいつもの様に回復魔法でアイの小さな日焼けや髪のダメージを治すわ!』


『なら魔力をあげるの。』


そう言ってアイはヒナとスウ、それにメイに必要な魔力を渡す。


『はぁ、分かったよ。』


スウは呆れたように言うと手を叩いた。

すると薄青色の陣が現れ、巨大な水球が出てくる。


『まぁ、あたしもアイには綺麗でいてもらいたいから良いんだけどぅ。メイはなんというかぁ。まぁ、いいや。とう!』


ヒナが腕を振ると薄赤色の陣が水球に現れ、水球から湯気が昇ってきた。


『じゃあ、アイ、息止めててね。』


スウがそう言うとお湯の球はアイを包み、グルグルとアイを洗い始めた。

勢いが弱い為、アイが台風に巻き込まれたゴミ(洗濯機に洗れる服)の様にもみくちゃにはならない。


『もう良いわよ。私も終わったわ。』


そう言われたスウは魔力を散らす。散らされた魔力はしっかりアイが『魔力高速変換』している。


『スウ、ヒナ、メイ。ありがとうなの。』


『じゃあ私は服を洗うね。』


そう言ってスウはまた手を叩いた。

すると、薄青色の陣がアイの足元に置かれていた服を包み、今度は服をもみくちゃにして洗う。

アイはこの間にとフウから出してもらった歯ブラシ(魔獣の毛を使ってアイが作った。

低位魔獣の毛なので歯が痛むこともない)と今度は魔法じゃなく井戸から汲み上げた水で歯を磨く。


『終わったよ。』


スウがそう言うとアイは服を取る。

アイが服を取ったのを確認したスウは魔力を散らした。

またまたアイは【魔力高速変換】する。

アイは乾いた服を着ると机に戻ってみたがまだ二人は何やらブツブツと言っていた。


「ニャー。」


二人を見ていたミミが「やっと帰ってきた」と言うように肩に飛び乗り、アイの頬に頬ずりする。


「ミミ、見ていてくれていてありがとうなの。でも二人がこんなんじゃ寝る場所が分からないの。」


「あ、アイちゃん。ごめん。ちょっと衝撃が強くてね。結局アイちゃんはアイちゃんなのにね。こいつはまだ呆けてるのかい。ま、私も人の事は言えないがね。風呂はあっちだよ。」


「お風呂にはもう入ったの。」


「そうだったのかい。ならアイちゃんの部屋はこっちだよ。二つ空き部屋があるからね、いつもは客間という事にしているんだけどその一つをアイちゃんの部屋にしよう。きちんと掃除はしてるからね、そこは安心していいよ。」


歩き出したカレンにアイはトコトコとついていく。


「ありがとうなの。」


「じゃあお休み。」


「お休みなさいなの。」


カレンがランプにマッチで火をつけてからドアを閉めるとアイはベットに座り、メイに話しかける。


『メイ、【基本鑑定ボード】見せて欲しいの。』


『分かったわ。はい。』


メイがそう言うと空中に純白の文字が現れた。


・・・


名前 

アイ・ギバイツ・クリスティン


称号 

忌み子

(忌み子とかありえないわよね!こんなに可愛い子がそんな風に呼ばれるなんて世も末ね!)


年齢 

五百十五


生日 

四月二日


種族 


性別 


魔力 

内部 

三百六十一万三千五百(3,613,500)


外部 

千八百四十五万九千二百(18,459,200)


能力 

スキル 


魔力増幅化

内部魔力、外部魔力を百倍に増幅する。常時発令。解除不可。精神力不使用。

       

最適化

魔力増幅化とのペアスキル。環境に合わせて体を変化させる。常時発令。精神力不使用。また、認識障害などを体に付与する事ができる。レベル1、自分のみ。レベル2、自分と自分に触れる者。レベル3、自分と自分の半径一キロメートル内の者。意識的発令。精神力使用。

       

天才頭脳

処理能力、思考速度が上がる。常時発令。精神力不使用。しかし、意思すれば通常時より更に上げることができる。意識的発令。精神力使用。

       

魔力高速変換

空気中の魔力を自分の魔力に変化させる。また、その逆も可。意識的発令。精神力使用。

       

従精

精霊と契約する事ができる。契約紙、作成。契約、記述。を行う事によって契約する。また、契約した精霊は召喚することもできる。契約は契約した側、された側の意思で破棄する事ができる。意識的発令。精神力使用。

       

精霊感取 上級

精霊を見る、会話する事ができる。常時発令。精神力不使用。また、自分が触れる相手であれば精霊を見る、会話する事が出来るように出来る。意識的発令。精神力不使用。

       

精霊魅了

決定的な憎しみや恨みが精霊側にない限り精霊に好かれる。

       

無詠唱

声を出さずに精霊と話す事ができる。意識的発令。精神力使用。

       

気配察知 上級

生き物の気配、魔法発動の気配、怒りや嬉しさなどの感情の気配、殺意の気配、などの色々な気配を察知する事ができる。また、気配により個々やどんな感情かなどを見分ける事もできる。意識的発令。精神力使用。


加護  

知神・ミルスウェル

完全記憶、処理能力向上、思考速度向上。


魔神・ドラリューズ

外部魔力量が増えやすくなる。


武神・パミオン

初めての武器でもある程度扱うことができる。瞬発力の向上。力の向上。


鍛冶神・カキニード

素材の成分を調べ、抽出することができる。


精神・ニャーシテール

魔力を漏らさずに精霊に送ることができる。スキルを少し得やすくなる。


獣神・ジュナミード

聴力、視力、体力が上がる。


ギフト 

神々に愛されし者

神々の意思で神界に行くことができる。

条件、全ての神の加護をもつ。


父の願い

毒、病などを排除する。

条件、強く父にこう願われる。

     

母の願い

自分に対して決定的な憎しみや恨みがある者と出会いにくくなる。また相手側に憎しみや恨みがない限り好印象を与える。

条件、強く母にこう願われる。

     

義父の願い

瞬発力や脚力、体の耐久力が上がる。

条件、強く義父にこう願われる。


魔法  

火属性魔法(神級まで)

無属性魔法(神級まで)

水属性魔法(神級まで)

雷属性魔法(神級まで)

熱魔法 (神級まで)

土魔法 (神級まで)

火精魔法 (神級まで)

空精魔法 (神級まで)

水精魔法 (神級まで)

光精魔法 (神級まで)


・・・


『はぁ、メイ、個人の感想は入れないの。』


アイが言っているのは称号の部分についてだ。


『いいじゃない。どうせ見るのはアイだけなんだし。』


『…もういいの。えっと、前より外部魔力が千二百上がってるの。加護とギフトは…分かったの。じゃあ、寝るの。』


『待ちなさーい!花美液(フローラル・ウォーター)をちゃんと顔に塗ってから寝なさいよ!』


花美液(フローラル・ウォーター)とは花やハーブなどを蒸留しできた蒸留水であり肌を乾燥から守ったりする物だ。

この時一緒に作られるもう一つの匂いの強いものは魔法で作り出した水を【魔力高速変換】によって自分の魔力ではなく空気中の魔力に変えて魔獣が寄って来ない様にした水と混ぜて花香水として使っている。

普通はお酒から蒸留して取り出した酒精と混ぜて保存性を高めるのだがアイには時間の止まっているアイテムボックスがあるので必要ないのだ。


『わざわざそんな…。むぅ、分かったの。フウ、出して欲しいの。魔力なの。』


抵抗しようとしたがメイの眼力にあっさりと負けたアイはフウにそう頼み、魔力を渡す。


『ん。』


フウが頷いて出した薄緑色の陣からは花美液(フローラル・ウォーター)と書かれた瓶が出てきた。


『あたし、もう休眠状態になるねぇー。』


『私もそうするね。』


『わたしもー!』


『…私も。』


そう言ってピピ達四人が次々と光の玉になっていく。


『皆ずるいの。はい、終わったの。メイ、もう寝ていいの?』


『良いわよ。お休みなさい。私ももう休眠状態になるわ。』


『お休みなさいなの。』


アイはそう言うとベットから立ち上がりランプの火を消して、ベットに入る。


ベットに入る時にはミミも肩から飛び降りた。


「ミミもお休みなさいなの。」


顔の横で丸くなったミミにもそう言いアイは眠りに落ちた。

読んでくださってありがとうございました!


今回は分かりづらいと思いますので、魔獣について説明したいと思います。


魔獣の討伐難易度とレベル(〜位魔獣)の違いは、


レベル

その魔獣の強さ。

低位魔獣<中位魔獣<高位魔獣<超高位魔獣


討伐難易度

その名の通り討伐する難易度。

討伐する難易度なので低位魔獣で弱くても逃げるのが速かったり、頑丈だったりすると難易度は上がります。

下級<中級<上級<神級


です。




アイのスキルから魔声を消しました





次は10月6日に投稿しようと思います。

遅くてすみません。

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