1-6:50年経ちました
こんにちわ~~樹だよ~
テンション高めでお送りします!
な、なぜなら! 池ができました~~~!
ドンドンパフパフ~~~
この10年で、思いもよらず池ができてしまいました。
わたしからはちょっと離れているんですけど、なんと、熾烈な食物連鎖っではなく、生存競争を生き抜いたわたしの実力ある実が!芽吹いた後に思いっきり地下へと延びて地下水をくみ上げる通り道を作ったのです!
流石です、流れ石です!わが子です!母親の意思を汲み取り池を作るなんて、褒めてやらねば!
っと思ったのですが、池ができた後そのまま腐っていなくなっちゃいました。
でも大丈夫です、貴方の勇姿をわたしは忘れません!(ずっと地下での作業で一回も姿を見たことないですけど)
そんなこんなで、ついにまだ小さいですけど水場も出来て、正に楽園が出来上がりましたね。
今年の春には思わず自分に桜の花を満開に咲かせてしまいましたよ!
ピンクの花が満開になりました。お花見したくなりますね!
そして、それだけでもすっごく嬉しいのですが、なんとこの度ボッチを卒業しました!
お友達が出来たのです!
さぁ、ご紹介しましょう、共生茸のサルノコシカケモドキさんです!(命名はわたしです!)
大きなきのこみたいな方で、もろ寄生されてんじゃんってご意見もあるかもですが、でも、でも、なんと会話が出来るんですよ!
コシカケさんのおかげで、なんか肌艶が悪い?、潤いが足りない?って気がしないでもないですけど、こんにちはって話しかけると、なんかこんにちはって声が頭に響いてくるんですよ!
わたしたちお友達ですよね~~
ほらお友達ですって返事が聞こえましたよね?
話しかけると、わたしが期待していた答えが返ってくるんです。若干頭がぼ~~っとなってるような気がしますけど、それはいつもの事ですから。
なんかあっちで森を作ってる子供達からビシバシと警戒するような?心配するような?、そんな意識が飛んで来てるような気がするんですけど、う~~ん、なんか気のせいですよね。わたし樹ですし。
考えてるとどうでも良くなってきちゃいます。
あら?コシカケさんが何かビシバシとわたしに訴えかけて来てるような。
心配しなくてもわたし達お友達ですよ?ふふふ
ん~~コシカケさん人気者?見るとリスさんや馬さん、それとヤギさん?あら?肉食猫さんまで、なんかコシカケさんに甘えてるのかな?ガシガシしてます。
ちょっと嫉妬しちゃいますね。
って、あら?な、なんという事でしょう!コシカケさんがわたしから離れてしまいました!
わたし嫌われてしまったのですか?何が悪かったのですか?
って、あれ?だんだん頭がはっきりしてきました。
う~ん、コシカケさんはもう皆さんのお腹の中へと移動されちゃいました。
ナムナム~~です。そして、そして!コシカケさんが引っ付いていたところに大きな穴が無数に開いてます。ってこれ、もしかしてわたし共生でなく寄生だったのでしょうか?
今考えれば、コシカケさんがいてわたしのメリットって会話だけ?ボッチ回避だけ?
わたしがせっせとお食事なんか作って、コシカケさんはただ食べて寝るだけ?
な、なんと!もろヒモ男ではないですか!危なかったです!このままだと良いように利用されて捨てられる女になってしまうところでした。
リスさん、馬さん、皆さんありがとうございます~~~~!感謝で涙が止まりませんって涙流す目がありませんでした。
仕方ないですね、葉っぱから水を落としましょう。