4話 いざ、南へ
俺の全裸生活もかれこれ一週間にはなろうかと言う時、ある問題が発生した。
「ご主人様、この辺の魔物は全部狩り尽くしちゃったみたいだよ?」
シロは人型で全裸、ああ、勿論今日もワケがわからないぐらい日差しが眩しくて顔から下は拝めない、理屈はわからんけどな、全裸でも問題ないからいいやと、俺は思っているが。
「マスター、移動を進言します」
ブルームも人型全裸だ、――――まったく、けしからん体型をしている。
「南がいいなー」
そういうララも最近ようやく人型に慣れ始めた、勿論全裸さ。艶やかな黒髪にウサ耳が生えていて、お尻にはちょこんと、短い尻尾がある、胸は最年少であるためそこまで大きくない。
「南かー新しいモンスターでも居ればいいけど」
「新しい仲間が欲しいのですか?マスター」
「ああ、今よりもっと楽が出来る能力の魔物が欲しいなと」
「私達はもう要らないのですか?」
寂しそうな顔をするブルーム、そんな彼女を俺は――――思いっきり抱きしめた。
「そういうことは言うな、俺にとってお前らは仲間である前に、家族だ、要る要らないの問題じゃない、俺は賑やかな方がいいんだ!」
そう俺は魔物ハーレムを築いてこの世界に君臨するんだ!とか目標を立ててみる、何かしらないとこの状況に耐え切れない可能性があるからな。
「いいんじゃないですー、ララも家族いっぱいがいいです」
まあラッシュラビットは群れ作ってたしな。
「私はずっと一人でしたけど、仲間がいるというのもいいと思えてきました」
シロは一匹狼ってやつだったんだろうけど、俺達と一緒居る事で考え方が変わったらしい。
「私も一人でしたけど、今はとても幸せです」
ブルームもこの暮らしを気に入ってくれているらしい。
「よし、じゃあ南に行くぞー!」
おー!と元気よく手を挙げてくれる三人、つか南ってどの位の距離あるんだろう。
俺はブルームのツナギを着て、ララの靴を履き、魔物化したシロの背に乗って南に向かっている、ララの特性、軽量化で今俺の重さは結構軽い、よってシロでも軽々と運べる。
でもシロも結構でかくなったからな、ぶっちゃけ、ララの特性なくても俺を背に乗せて走れるしな。
とりあえず一度みんなのステータスを確認しとくか。
名前:ブルーム
性別:♀
年齢:十六
種族:ハイドロスライム
属性:水
装備:無し
特性:物理無効
特技:お喋り(トーク)
液化
高圧水流
水鉄砲
名前:シロ
性別:♀
年齢:十八
種族:アイスガルム
属性:氷
装備:無し
特性:気配察知
特技:お喋り(トーク)
噛み砕く
瞬間冷凍
氷の息吹
名前:ララ
性別:♀
年齢:十五
種族:ガストラビット
属性:風
装備:無し
特性:軽量化
特技:お喋り(トーク)
回し蹴り
突風突撃
風の一撃
みんな種族が変わっている、一部地域とは言え、そこの生命体全てを全滅させたんだ、それなりに成長もあるとは思ってたけど、これほどとはな。
今後も、もっと成長するだろうし、他にも仲間が増えるんだという事に思いを馳せ、俺達は南下していった。
次回南国へゴー水着はないよ!全裸だもん!
という感じですね。




