30話 人魂は鷲掴み
久々に書いたから少し変かもしれませんが、お待たせしました。
しかしなんか違和感が残ってます、おかしいところがあればご報告などお願いします。
オレは現在とても奇妙な状態である、全裸にアクセサリーをジャラジャラと身に付け、人魂と死神に挟ま割れているという……何かの儀式か?
「えーとファーシュとレジーアか?」
そう問いかけると肯定するかのように二人共上下に頷くような動きをした。
「二人とも喋れないのか……なんとか魔物を集めて合成してやらないとな、けどみんなまだ寝てるんだよな」
起こしてもいい気はするんだが、目覚めてすぐにこの二人を見た時どんな反応をするかわからないしな、せめて言葉が通じるようになればいいと思うんだが。
何かないかと、思案していると突然レジーアが鎌をクルクルと回し始めた、すると――――
ふわふわと周囲から人魂が大量に現れた!
どうやらレジーアが呼び集めているらしい。
オレは、ふよふよと近寄ってきた人魂を掴んでみた……っていうか掴めるのかよ。
オレはそのままファーシュとレジーアに人魂を合成したのでステータスを確認することにした。
名前:ファーシュ
性別:♀
年齢:十
種族:ファンタズマレジーナ
称号:あの世の死者
性格:無
属性:霊
状態:異常なし
装備:無し
特性:すり抜け
特技:お喋り
憑依
透過
心喰
名前:レジーア
性別:♀
年齢:一万千百十一
種族:ヴェルドゴバギーニャ
称号:死者の道導
性格:寡黙
属性:死・神・霊
状態:異常なし
装備:無し
特性:生殺与奪
特技:お喋り
死の光
復活の光
魂抜
年齢が最年少と最年長記録更新じゃないか? つか二人共個性的っていうかとてもオレの手には余るだろう……
「ご主人、私とレジーアだけじゃない、川の中にまだいる……」
ファーシュは凄い棒読みな喋り方をする、性格が無いのは伊達ではないらしい。
「鮫、マスター……あっちに来る前に仲間にした者……です」
レジーアの寡黙ってただの口下手ってことじゃねーの? それにしても鮫なのか……なぜ川に鮫がいるんだ、そしてどうやらここまで運んでくれたのはそいつらしい。
なんて付けたっけか? 名前……確かクーラとかだった気がすんな。
「おーい、クーラいるなら出てこいよ!」
オレは川に向かって叫んでみた――――バシャーンと飛沫を上げて巨大な何かが跳ねた、恐らくクーラだろう……それにしてもでけぇ、あんなのが川にいたらヤバイだろ。
オレは未だ周囲に浮かんでいる人魂たちを鷲掴みにして、川の中へと入っていった――――するとクーラが近寄ってきてオレに体をこすりつけてくる、愛情表現のつもりなのだろうけど全裸に鮫肌は痛い。
人魂をクーラにすり込む様に合成させる。
それからクーラを人化させて、陸に上げてステータスを確認した。
名前:クーラ
性別:♀
年齢:十七
種族:ファントムルカン
称号:三途の川の鮫
性格:無邪気
属性:霊・水
状態:異常なし
装備:無し
特性:鮫肌
特技:お喋り
空中水泳
噛み付く
鮫肌スリスリ
中々いい体付きをしている、見た目はシロとかに近いな……というか最近個体間における個性があんまないんだよな、幼女は幼女だし巨乳は巨乳、髪の長さ、色、瞳の色とかそういう部分を除けば顔つきなどはみんなほとんど一緒なんだもん。
そしてオレはさりげなくクーラの胸を触った、いや唐突に何してるんだろうって思うけどさ、人化しても鮫肌なのかって気になるじゃん?
結果だけ言えば、全然そんなことはなくスベスベしてて柔らかい手触りでしたよ……そんで、オレは朝日が昇るまでずっとクーラの胸を揉み続けた。




