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14話 帰還

 血まみれた広場にオレ達は居た。

 イヴはまだ意識を取り戻さない。


「すみません私たちがついていながら」


 クィールはなんとか喋れるらしいが体がまだ痺れるらしい、トワに至っては喋れるほど回復していないようだ、無理もない、こんなに長時間道具化していたことがなかったため、あと少し遅れていたら永久に道具のままになるところだったらしい。


「気にするな、まさかニンゲンなんかがあっちの大陸に来るとは、思ってなかったんだからな」

「しかし主よ、どうする?イヴの意識が戻らぬ以上ここに長居していても仕方あるまい?」

「そうだよな……一度あっちの大陸に帰ろう」


 オレ達はドーラの背に乗って、再び大陸を移動した、こちらに来る前にいた火山地帯、温泉の付近に。

 便利なもんだ、物の数時間で大陸を移動できるのだから、クィールには悪いが飛行能力ならドーラの方が上だな。


「さて着いたな、それじゃみんな、人化してくれ、長いこと服になっていて疲れただろう?」


 そういうとみんな人化し始めた、勿論オレは全裸になったさ、ああ、これこれ、この開放感がたまらない、やっぱりオレはこの大陸の方が性にあっているな。

 今日も日差しが眩しいぜ、さてイヴはどんな感じだ?


「おい、イヴ、起きろ、いや起きれるか?」


 オレはイヴを抱き抱え、軽く揺すってみた。

 …………起きない。


「ふむ、主よ、温泉に突っ込んでみたらどうじゃ?」


 おう、ドーラさん中々クレイジーな事を言ってくれる。


「えーと死にませんかね?」

「その娘は海龍種であろう?龍の系譜はそう簡単に死にはしないよ」


 そうなのか、龍の系譜っていうのがあるのか、まあ、同じ竜のドーラが言うんだしやってみるかな。

 オレはイヴを抱えて、温泉に入った、ゆっくりと腰を沈めて、イヴを温泉に浸ける、肩まで浸けた頃だろうか、イヴに反応が見られた、先程まで緊張したかのように強ばっていた表情が、弛緩し、微笑んだようになった。


「それで大丈夫だろう、意識をすぐに取り戻すかどうかはまた別だが、一日寝かせればなんとかなるだろう」


 よかった、ドーラのお墨付きがもらえれば、なんとかなるだろう。

 オレは念のためイヴの詳細なステータスを確認した。


 名前:イヴ

 性別:♀

 年齢:十

 種族:レヴィアタン

 称号:海龍の姫

 性格:無邪気

 属性:氷・炎・雷・嵐

 状態:異常なし、睡眠、疲労

 装備:無し

 特性:海流操作

 特技:お喋り(トーク)

 雷嵐(サンダーストーム)

 炎嵐(フレアストーム)

 氷嵐(アイスストーム)


 特に異常は見られないようだ、疲労して寝ているという状態か。

 ブルームとシロがオレと同じような感じでクィールとトワを温泉に浸ける、そしてその後みんなで温泉に浸かって旅の疲れを癒した。

 しばらくはこの温泉がオレ達の住処になるだろう、オレの全裸生活(サバイバル)はまだまだこれからである。

次回からまた全裸な生活に戻ります

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