10話 温泉に行ってきた!全裸しかないよ!
オレが戻ってきた時には、トワは完全に羽化しきっていた。
オレはここで初めてトワとスズ、ヴァイスとメリーのステータスを見た。
名前:スズ
性別:♀
年齢:十二
種族:オキニススパイダー
称号:影の糸
性格:寡黙
属性:鋼・糸・影
装備:無し
特性:気配遮断
特技:お喋り
鋼糸罠
影糸操作
糸鋸
名前:トワ
性別:♀
年齢:十三
種族:クリスタルバタフライ
称号:水晶揚羽
性格:大人しい
属性:水・風・石
装備:無し
特性:光学迷彩
特技:お喋り
催眠鱗粉
麻痺鱗粉
飛翔
名前:ヴァイス
性別:♀
年齢:十七
種族:ユニコーン
称号:一角姫
性格:丁寧
属性:光
装備:無し
特性:神聖威圧
特技:お喋り
光の一角
光速移動
極光輝
名前:メリー
性別:♀
年齢:十四
種族:キャンディシープ
称号:羊飴
性格:甘えん坊
属性:砂・糖・蜜
装備:無し
特性:甘い香り
特技:お喋り
綿飴
粘着飴
飴鉄砲
属性多すぎんだろ、もう何が何やら――――属性の相性とか実はないんじゃね?
つかブルームの時もそうだが塩とか砂糖とかなんなんだ、調味料かよ、ペロペロしたら味がするんですかね?
さて、それぞれを装備する事にした。
俺が、ブルームの服、シロの剣、ララの靴。
イヴにクィールのドレス、トワの靴。
メリーにスズの服、ヴァイスの靴。
とりあえず、こんなところか、後魚とか言ってたけどこの辺には見当たらないな。
「主、あちらの方の火山などはどうでしょう?この辺りとはまた生態系が違うそうです」
火山なんてあるのか――――火山があるというのなら。
「よし、火山へ行こう」
オレ達は火山に行くことになった……温泉を目指して。
はい、温泉つきましたー、移動距離そんなになかった、というか靴役が優秀すぎて、ほとんど飛んできたといっても過言ではない。
とりあえず今は、全員で温泉に浸かっている、無論全員全裸さ、湯けむりで大事なとこ見えないけどな!ブルームは相変わらずの巨乳さんだ、青い髪も濡れる事によっていつもより艶やかだ、シロはあんまり熱いのは好きじゃないはずだが、弛緩しきった感じでリラックスしている、白髪に上気した肌が色っぽい、と、まあ、全員似たようなもんだ、今にも飛びつきたくなるが、それをやると何か取り返しが付かないことが起こりそうだ。
お約束なんてそんなもんだ。
しかしこの人数で混浴……あっちにいた頃じゃ、こんな生活できなかったな、確かにテレビとかパソコン、携帯とかないけどこれはこれでいい生活を送れている。
ここまで大所帯となったし、別に魔物全種集めなくてもいいんじゃないか、正直ここまで来るとオレ一人じゃちょっとキツイ。
「うーイヴもう無理ー」
イヴはあまり温泉はお気に召さなかったらしい、すぐに上がってしまった。
「私も上がりますね」
クィールもダメか。
「じゃ、じゃあわたしも!」
トワも上がった、そしてすぐに二人はイヴの服と靴になった、なんだかんだであの状態気に入ってんのかな?
朱色のドレスに水晶の靴とかどこのお姫様だよ、いやイヴはお姫様だったな。
「イヴ、ちょっとたんさくしてくるー」
イヴは走っていってしまった、まあクィールとトワがついているから平気か。
そんな呑気な事を考えていたわけだが、二時間後、三人は戻ってこなかった。
代わりに――――巨大な、ドラゴンが現れた。
「えーと、ブルーム、こいつは敵か?仲間候補か?」
「そうですね……仲間候補だと思いますよ?」
オレは、恐る恐る、ドラゴンに近づいていく、そして――――後にこのドラゴンから語られる事にオレ達は驚愕するのだった。




