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9話 馬と羊を大量ゲット!?

 オレは今、硬い鉱物のようになったトワにワームをこねくり回し、合成している、スズの合成は終わったのだが、トワは合成した途端、蛹になってしまったために、もう一度合成することにした。

 合成すれば羽化するのではと思ってだ。


「主、もう良いのではないか?」


 スズだ、今は喋れるし、人化もさせている、イヴより年上だが体型は同じぐらいで、黒髪、赤い目をしている。


「そうだな、これで羽化するかだが」


 蛹となったトワを見る、みんなに見守られる中、蛹にヒビが入る。


「生まれる?生まれる!」


 イヴが騒いでいるけど、別に卵から生まれるわけじゃないんだし……というかなんて説明すりゃいいんだろう?子供がどうやって生まれるのかを教えるより難しい気がする。

 蛹が発光し始め――――中から綺麗な蝶が出てきた、まだ完全に乾ききっていないので触れられない。


「どうだ?調子は?」

「はい、大丈夫です、けどもうしばらく動かさないでくださいね」


 トワが完全に動けるようになるまでまだ時間がかかるらしい。


「スズ、シロ、クィールはトワを見てやっていてくれ、オレはブルーム達とシープとかを探してくるから」

「了解です」


 スズ、シロ、クィールはそれぞれ魔物の姿になって周囲を見張ってくれている、これなら大丈夫だろう。

 オレはブルームの服にララの靴、そしてイヴの槍を持って森の奥へ進んで行った――――森を抜けるとそこには草原があり、見たことがない魔物が沢山居た。


 パッと見た感じ、高原に居そうな動物の魔物が多いな。

 といっても、馬に羊が大量に居るだけだが。

 オレはブルームとララは魔物、イヴは人に戻して、全裸になった。

 そしてオレは――――手足をバッと伸ばし、股間を強調するかのようなポーズを、ああ、勿論眩しすぎる太陽で大事な箇所は輝いている訳だ。

 すると、ドッドッドッド――――


 馬やら羊やらが大量に……しかも多分アレ全部♀なんだろうな。

 今までにもたまにあった、既に仲間にいる同種の♀が寄ってくることが、そういう場合は皆狩って合成してきた訳だけど、今必要なのは一匹ずつ、アレだけ集まるのは後の合成に使えるからいいけど、それでもこの中から一匹選ぶというのは至難の技である。

 馬の色は全部黒……いや一匹白馬が居る、まあ色違いが一匹だけいるって言うんならそれ確定だな、ほぼ、他には悪いが、これが世の中ってもんだ。

 羊は一匹だけ明らかに種類が違う奴がいる……なんか甘い匂いがする、こいつにしよう。

 オレはまず、馬の方へと向かっていった。

 白馬とオレの目が合う、小さいが角が生えているな、こいつら。

 ホーンホース(白・♀)を仲間にしますか?しませんか?――――


「勿論する」

『ホーンホース(白・♀)はなかまになった!』

『ホーンホース(白・♀)になまえをつけますか?』

「白いし、ヴァイスで」

『ヴァイスはよろこんでいる』


 そして、オレは無抵抗な馬たちをヴァイスに合成する、馬達は甘んじてそれを受け入れる。


 さて、次は――――

 シュガーシープ(♀)を仲間にしますか?しませんか?――――


「勿論だ」

『シュガーシープ(♀)はなかまになった!』

『シュガーシープ(♀)になまえをつけますか?』

「ここは捻らずメリーでいいか」

『メリーはよろこんでいる』


 さてメリーにも羊たちを混ぜたはいいが。

 その様子を見ていたオス達が黙っているわけもなく、襲いかかってきた!

 なら最初から、止めに来いよ!

 馬と羊合わせて全部で三十一頭、全部、ブルームの大津波(オーシャンウォール)で足止め……いや流されて綺麗さっぱり居なくな――――ってない、綺麗に山積みになってた。

 全部息絶えているようだった、食用として何頭か残して、残りはヴァイスとメリーに合成してやった。


 そしてヴァイスとメリーを加えたオレ達一行はトワ達が待つ森の中へと食料を引きずって帰っていった。


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